また、なんだ。
今度は過激なんだ。

・トリックアンドトリート
※瀬戸氷河
ふと日付を見た。
やけに恭二たちがそわそわしてると思ったら、今日はハロウィンか。
俺にはあんま関係ないイベントだな、と思い、本を読み進める。
「やったー！白河さんから許可とれたー！」
はしゃいだ恭二が俺の部屋に入ってくる。
やけに嬉しそうな表情で俺を見る。
「な、なんだよ」
「さぁ、トリックアンドトリートの時間だぜー！」
「恭二！？」
恭二の行動は早く、すぐに俺を引っ張ってどこかに連れていく。
吸血鬼の力に振り回されて着いた場所は、地下の広い練習場だった。
何故か青いビニールシートが引いてあり、周りにはストーブが焚かれている。
「……なに、これ」
俺が聞いても恭二は答えない。
それどころか何処からか服を取りだし、俺に渡す。
「着替えて」
「あ、ああ……」
恭二が強引なのは、いつものことなんだよな。
渡された服は、タンクトップに短めのスカートだった。
バカだな、あいつ。
従って着替える俺もバカだった。
「恭二……これでいいのか……？」
着替えて戻ってくると、芳示と丙までいた。
「おう、あれなら完璧だな」
「そうだね」
「じゃ、こっちきてー！」
恭二に呼ばれるがままに、ビニールシートの上を歩く。
中央まで来たところで、芳示に後ろから足を引っかけられた。
尻餅をつくと、その上からまたがる恭二。
手には何やら瓶を持っている。
「氷河、俺ね、悪戯も出来てお菓子も食べられる最高の方法を思い付いたんだよ」
「はぁ……？」
困惑する俺。
にやりと笑った恭二は瓶の蓋を開けて、中身を俺にぶちまけやがった。
「わっ！？」
身体中、べとべとする。
すぐに押し倒されて恭二が俺の身体をなめる。
「トリックアンドトリート！氷河を食べてしまえばよかったんだってね！」
「何考えてんだよ……っ、ん……！」
芳示と丙まで同じことをし始めた。
だから俺は肌の露出が多い服を着させられたのか！
三人から身体中舐められる。
見悶えるような快楽が襲う。
「んー、氷河は甘いなぁ」
「俺じゃなくて、これのせいだろ……」
一口俺も舐めてみると、甘すぎるほど甘かった。
「甘ぇな、これ！俺に何かけたんだよ！」
「宮代さんに加工してもらったハチミツ」
「どこ加工したらこんなに甘くなるんだよ！」
「知らないよ、そんなの」
恭二が首筋に噛みつく。
一瞬だけ鋭い痛みが襲う。
「氷河は、痛みも快楽に変えちまう方？」
芳示がふとそんなことを聞く。
恭二に血を吸われながらも答える。
「俺はマゾヒストじゃねぇよ！」
「今、感じてるくせにか？」
「違う！血を吸われるのが、いい……ってだけだ」
「ふーん……。」
芳示は、また舐め回す作業に戻る。
今度は丙が話しかけてきた。
「氷河、感じたら声だしていいんだよ？」
「こんなとこで……出せるか……！」
「聞きたいけどな、俺は」
「俺が嫌だ」
だよね、と丙はくすくす笑う。
けど、舐め回すことはやめないのな。
ようやく恭二が首筋から離れた。
「ふはー」
「恭二！いつまで馬乗りになってるつもりだ」
「変わってよ、早く」
「わーかったよ、もう！」
恭二が馬乗りから退いた。
三人の楽しげな表情がよくみえる。
「お前ら、すっげぇ変態的なプレイ好きだよな……？」
「「こうでもしねぇと、氷河が可愛い声出さねぇからだろ！」」

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後は、ご想像にお任せします。
3Pをしただろうよ、どうせ。

舐めるのは、クリームでもやりました。
本当はチョコにしたかったんですけど、熱そうなので、ハチミツにしました。
氷河にどろどろしたものかけるプレイはエロすぎておかしくなりそうです。
白かったらアウトです。
けど、どうせかけられてます。
男唱のような生き方をしてますが、滅多にないはずです、こんな過激なプレイは。

可愛い声ならウィップスレイブな鞭打ちでも出せると思ってます。