忍者ブログ
一次創作ファンタジー小説中心サイト。 このサイトにある全ての小説の無断転載は禁止しています。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

零雨リクエスト、攻めにょた企画。
私自身の構想ですと、全7話+おまけを予定しております。


にょた化がが苦手な人は閲覧を避けてください。




※井是黒束
「零子さん!」
「零示です」
「じゃー、零華ってのはどうですか?」
「零示です」
菅谷さんと高崎さんが、何やら言い合っている。
俺もまだ完全に理解してないんだけど、高崎さんが女性になっていた。
でも、性格まで女の子になったわけじゃないから、高崎さんの胸が成長したみたいな言い方の方が正しいかもしれない。
それを知った菅谷さんが面白がって、まず名前を考えますか!という事になった。
「で、なんで名前を考えるんですか?」
俺が聞いてみると、菅谷さんはさも当たり前のことかのように言った。
「それは、飲食店に入る時に高崎さんの名前言ってもらうからですよ」
「なんで、俺の名前を使うんですか」
「女性の多い店に入るからですよ。知ってます?最近、街に出来たスイーツショップ。」
「ああ、知ってますよ。誰かが嬉しそうに語ってましたね……。誰だっけ?」
そうだ、思い出した。
莱桃さんと宮代さんだ。
彼らが俺に街に出来たスイーツバイキングについて、話してくれたんだ。
多くの種類のケーキやカップスイーツが全て好きなだけ食べられるのだそうだ。
今、女性に大人気らしくて、宮代さんはちょっと居づらかったと言っていた。
何かを察したのか高崎さんは、ため息を吐く。
「で、俺を利用して行こうってんですか?お二人は?」
「俺は違うよ!」
「またまた、井是さん逃げないでくださいよ~。行ってみたいなーって言ってたじゃないですかー!」
「言ったっけかなぁ?」
まぁ、確かに興味はあるんだよね。
甘いものは嫌いじゃないからね。
「俺は、早くこの異常事態をなんとかした方がいいと思いますけどね……」
「大丈夫ですって!どうせ魔術師の仕業でしょ?」
「そうなんですか!?」
菅谷さんが、犯人をあっさりと言ってしまってので、俺は驚いてしまった。
「え、こんなこと出来るのは、魔術師だけでしょう?」
「そう、だったっけ……?」
「だから、その魔術師を対処した方がいいんじゃないか、と俺は言ってるんですよ」
菅谷さんは、高崎さんの肩を掴んで言う。
「せっかくなんですから、利用してやりましょうよ!いつもいつも俺達が焦ってばかりだと思うなよー!って言ってやりましょう!」
「他人事だから、楽しんでやがりますね……。」
「高崎さんだって、同じでしょ。」
「まぁ、そういわれると敵いませんね……」
高崎さんは菅谷さんの押しの強さに観念したようだ。
「じゃー!零華ちゃん、いきましょ!」
「それでいいですよ、ええ。」
菅谷さんが高崎さんの背中を押して、本部を出る。
俺も何だかんだついていくことになった。
スイーツ食べたかったからいいや。

スイーツショップにつくと、女性の行列が出来ていた。
俺達も並んで、待つことにする。
「いやー、本当にすごい人気ですね!」
「浮かれてますね……。」
菅谷さんがそわそわとしている。
見てる俺も結構緊張している。
女性の姿で紛れている高崎さんは、余裕そうだ。
待っているだけというのも、耐えがたかったので、菅谷さんに話しかける。
「そういえば、どうしてこの店に行きたいって思ったんですか?」
「え、ああ、さっきもいったと思うんですけど、食べたかったからですよ。井是さんだって、甘いの嫌いじゃないでしょ?」
「むしろ、好きだけど……。」
そんな理由で行動できるのは、菅谷さんらしいよね、と思う。
高崎さんだって、甘いものが好きだって知ってるから半ば強引に巻き込めるんだし。
「高崎さまー、いらっしゃいますでしょうかー?」
店員さんが高崎さんに声をかける。
席が空いたようだ。ようやく中に入れる。
菅谷さんが一番に中に入る。
わざわざ高崎さんの手をつないで。
そんな演技しなくていいと思うのにな、と俺はくすくす笑いつつ入る。
店内もお洒落な雰囲気だった。
なんといえばいいだろう。俺達には到底縁のないような雰囲気。
バイキングのケーキがショーケースに並べられている。
どれも細かい飾りまでついているものばかりだ。
宮代さんが作っているスイーツに匹敵するぐらい。
……この場合、店と同じ雰囲気のものを作る宮代さんがすごいのか。
席についてさっそくバイキングを注文する。
注文すればもう俺達の自由だ。
「さー!ケーキ食べましょうかー!せっかくの休暇ですしね!」
菅谷さんがうきうきとスキップしながら、ケーキを取りに行った。
俺と高崎さんは互いに見合わせて笑った。
こうしてまじまじ見てみると、本当に可愛い。
というか美人さんみたいだ。
「高崎さん、綺麗な人みたいですよ」
「……どうやら、理想像は高めにされているみたいですね。」
高崎さんも菅谷さんを追いかけていった。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
平和な話だなー。

高崎→菅谷→井是という一方通行の関係。


PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
天草八津芽
性別:
女性
自己紹介:
BLでファンタジー小説が多いです。
ひっそりひそひそ書いてます。
ツイッター
メインアカウント(妄想ばかり)


オリキャラ紹介bot
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
ブログ内検索
P R

Copyright © [ 妄想の隠れ家 ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]