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最近、ラテアート技術すごいよね。



・ラブリーラテアート
※瀬戸氷河
恭二と一緒にコーヒーが飲みたくて、食堂に入ると宮代さんがいた。
この人はすっかり食堂のシェフだよな……。
本人はずっと否定してるけど、満更でもなさそうだ。
「お、恭二に氷河。どうしたよ?」
「飲み物取りに来たの!憂蕪なら分かるでしょ」
恭二が先に注文してカウンターに座る。
宮代さんは、はいはいと呆れた返事をしたあとにコーヒーメーカーを用意する。
「氷河はブラック、恭二はー……カフェラテでもいいか?」
「ん?いいけど。」
俺は甘いものが嫌いだから分かるとして、何故恭二はカフェラテでいいかと聞いたんだろう。
普段なら二人ともブラックで用意されるはずだ。
恭二もそこに引っ掛かっていたのか、すぐに尋ねた。
「どーして、カフェラテ?」
「ああ、今、ラテアートってのにハマっててね。恭二にも描いてやろうと思ったのさ」
ラテアートって、ミルクで水面に絵を書くやつだよな。
そんなのもやりこなす宮代さんは、器用な人だ。
カフェ運営できるだろ、この人。
「ラテアートも描けるのかよ……」
「おう、コツは掴んだ」
俺は呆れながら呟いたのだが、宮代さんは、上機嫌で答えた。
すぐに俺のブラックコーヒーは用意された。
俺がそれを飲んでいると、恭二がうわ、すげー!と声を上げる。
なんだよ、と聞く前に恭二が俺を呼んでいた。
「ねぇ氷河、見てよ!ハート!」
恭二に用意されたカフェラテには、ハートのラテアートが描かれていた。
「へぇー……ほんと、すげぇな……」
「言っとくけど、俺のラテアートなんて基礎レベルだぜ?」
宮代さんが謙遜するが、描けるだけでも俺たちからすればすごいと言えるものだ。
「今は、ラテアートでキャラクターが描けるみたいだからな。俺もそこまでうまくなりてぇもんだ。」
「宮代さん、カフェ経営すればいいのにな。きっと儲かるぜ?」
「俺は、暴れたいからここにいんだよ」
皮肉を言うと、さらりとかわされる。
それどころか、悪戯っぽく笑って宮代さんは言う。
「あ、ちなみにそのラテアートは、お前らのことな?」
「な--ッ!?」
俺が恥ずかしさで顔を真っ赤にすると、恭二と宮代さんはけらけらと笑う。
「わかってんじゃん、憂蕪!あー、そんなこと言われると崩せないー!」
「崩せばいいだろ、飲みにきたんだから!」
「氷河との愛を崩せるわけないでしょ!」
「ああ、もう、俺が崩してやろうか!?」
「ダメダメ! もう、氷河ってば、照れちゃってかわいいなー」
「うるせぇ!」
恭二がくすくす笑いながら、カフェラテをスプーンでかき混ぜて飲む。
結局、崩しやがった。

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ラテアートでキャラクターは、ツイッターでたまに見ますが、クオリティ高すぎだよね。
びっくりしちゃう。



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