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告白の日記念。



・半魔の反省会
※神谷慎二
俺は、上月の部屋にいた。
なんだかんだ一番仲のいい上月しか頼れるやつがおらんからだ。
「なぁ上月」
「なんです?」
上月は、任務の書類をまとめながら答える。
俺の目なんか全く見てない。
「俺の悪いとこ、全部言うてくれへん?」
「はぁ?そんなのキリないですよ」
「キリないん!?」
「当たり前でしょう。魔族で無駄に長生きしてるくせして、常識もうまい生き方もなんも知らないような奴の悪いとこでしょ?」
さっそく辛辣やな。
上月は、苛立った口調で話始めた。
「悪い所ですよね? 無鉄砲で、適当に暴れれば勝てると思い込んでるとこと、騙されやすいとこと、魔力の扱いが下手なことと、世渡り下手くそなとこと、知識なさすぎるとこと……」
「もうええ、充分だわ、上月」
十分心折れるわ。
俺が止めると、上月はようやくこちらを見やる。
へこんでる様子を見て、呆れたようなため息をつく。
「大体、なんでそんなこと聞くんですか」
「省みようと思ったの。俺、悪いとこ多そうやから直そうと思ってな」
「無駄に長生きし続けた神谷さんが?無駄だと思いますけど」
「無駄とは酷いな……」
まぁ、俺もそんなには直されへんと思ったわ。
上月は、また書類をいじり始める。
「ありがとな、上月。正直に告白してくれて」
「告白って大袈裟な」
「正直に思ってること言うてくれたやろ?」
「そうですけど」
上月は、ぼそりと呟いた。
そして、そっぽを向いたまま続ける。
「別に、神谷さんはそのままでいいと思いますよ。僕がサポートすればいいだけの話ですから」
「それ、どういう……」
恋愛の告白っぽい言い方だ。
意味を聞いてみようとする前に上月が言った。
「反省とか下らないことすんなって言っただけです」
「上月ー!」
抱き締めたい!と思ったけど、仕事中の上月に抱きついたら怒られるから、我慢する。
終わったらぎゅーっとしてやろう。

------------------
神谷杜矢。
神谷は犬っぽいんだよね。
杜矢は猫っぽい。


告白と聞いて、ただ普通に告白の話はつまらんと思って違う意味として書いてみた。
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