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どうするかは不明。



真実を知らない魔物調教師
中神 京
なかがみ きょう
武器:鞭 年齢:23 種族:人間
魔術師に滅ぼされた町で拾われた男。
孤児院育ちで兄弟が多く、世話好き。
素直になれず甘え下手。身内をなくしたばかりだというのに強がって気丈にふるまう。
白河にはパシリと呼ばれ、気に入られている。
というか実際、パシられている。

「白河さんの好みって、先生の好みと似てるんすよね」
「……今は、本部の一員なんだ。やれというなら、やります」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

魔術師が実験に利用していた子供の一人。
魔術の才能があった為、調教師として利用しようとしていた。
使用する魔物は、魔物と成り果てた人間。つまりは弟たち。
京たちは自分たちが実験体になっているとも知らずに、魔術師を先生と呼び、甘えていた。
魔術師は、京に魔物を調教する魔術を教え、弟たちには薬を投与して魔物に変えようとしていた。
別の魔術師によって実験施設は焼かれ、唯一、京だけが生き残った。

本名は那須野 圭(なすの けい)
宇佐美同様、少し名のある魔術師の家系の子だった。
だが、那須野家は生まれて2年程で圭を捨てた。
魔術師の才能がないと判断されたからだ。
捨てられた圭を拾ったのが、魔術師だった。
そして、新たに名前を与えて実験体として利用することにした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「俺なら、平気っすよ。なんか言われてすっきりした感じっす」
「そっか。それなら真実を言えてよかったのかな?」
「俺、先生に利用されるところだったんだよな」
「そうだね、君に魔物の弟を調教させて、何かの実験をするつもりだった。魔術師は自分のテーマの為の事しか考えないからね。もしかしたら、君は人を殺すことになったかもしれない」
「……そんなのはごめんだ。あいつらにもそんなことはさせたくなかった。」
「人を殺したいって思う人は、そんなにいないと思うよ。」
「……だよな」
「でも、使えるようになった力は、ちゃんと正しく使わないと。もったいないよ。」
「調教する魔術……だっけ」
「そうそう。そんなの貴重だよ。ずいぶん変な研究をしていた魔術師だったんだね」
「先生、思えばおかしな人だったからな」
「ここの皆を守るのに使ってよ。」
「本部の……皆を?」
「うん。ここの人たちは脆い人ばっかりだから。」
「脆い?あんなつえーのに?」
「その強さはなんていうか……ガラスみたいなものだよ。確かに鋭いけど壊れやすい。」
「ああー、氷河なんて確かにそんな雰囲気あったかも」
「でしょ?」
「そうだな、助けられた恩は返したい」
「じゃあ、京さんも仲間入りだね!白河さんにも言ってくるよ」
「ああ……ありがとな、宇佐美さん」
「えへへ、気にしないでくださいっ」

宇佐美志穂と中神京。
れんしゅう。
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