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ワンダーアビスワールドの6話です。
「唖奏君。」
珍しい人が声をかけてきた。
冬戒逢剥。いつも独りで過ごしている奴だ。
「どうしたんだ?冬戒」
「…いや、やっぱり止めておくよ」
冬戒はまた机に戻っていった。
「孤独に潰されそうなようね。冬戒逢剥」
机に戻った冬戒に声をかけたのは、意外にも夢呟だった。
「え…」
「ふふ、孤独というものは抱えられないもの。それを無理してでも抱えようと思ったのかしら?実にそれは愚かしい考えね。何故私が春刈と一緒にいると思う?」
冬戒は答えない。
夢呟は構わず続ける。
「さすがの私にも孤独には耐えられないからよ。春刈はその器に過ぎない。私の話を聞いてくれるのは春刈だけだもの。聞いてくれるなら誰でもいいわ。思想のあう存在が欲しいだけ。」
「…僕には思想がない」
冬戒は独り言のように語りだした。
「僕は何も思わないし、感じない。何も考えないし、好きなものがあったりもしない。」
「それはないはず。そんな人間いるわけないでしょ」
夢呟はあっさり否定する。
「あなた、何も分かってないのね。」
夢呟ははき捨てるように言う。
すぐに夢呟に手を取られ、その場を去る。
冬戒逢剥があの後何をしたのか分からない。
夢呟は彼は助からないと呟いた。
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珍しい人が声をかけてきた。
冬戒逢剥。いつも独りで過ごしている奴だ。
「どうしたんだ?冬戒」
「…いや、やっぱり止めておくよ」
冬戒はまた机に戻っていった。
「孤独に潰されそうなようね。冬戒逢剥」
机に戻った冬戒に声をかけたのは、意外にも夢呟だった。
「え…」
「ふふ、孤独というものは抱えられないもの。それを無理してでも抱えようと思ったのかしら?実にそれは愚かしい考えね。何故私が春刈と一緒にいると思う?」
冬戒は答えない。
夢呟は構わず続ける。
「さすがの私にも孤独には耐えられないからよ。春刈はその器に過ぎない。私の話を聞いてくれるのは春刈だけだもの。聞いてくれるなら誰でもいいわ。思想のあう存在が欲しいだけ。」
「…僕には思想がない」
冬戒は独り言のように語りだした。
「僕は何も思わないし、感じない。何も考えないし、好きなものがあったりもしない。」
「それはないはず。そんな人間いるわけないでしょ」
夢呟はあっさり否定する。
「あなた、何も分かってないのね。」
夢呟ははき捨てるように言う。
すぐに夢呟に手を取られ、その場を去る。
冬戒逢剥があの後何をしたのか分からない。
夢呟は彼は助からないと呟いた。
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