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ロストメモリーズの3話です。

※井是黒束
依頼がない時はだいたい菅谷さんと高崎さんと3人で集まっている事が多い。
「あー、暇ですねぇ…」
菅谷さんが退屈そうに言う。
「たまにはこんな日も必要だと思いますけどね。」
と、高崎さんがお茶を啜る。
「いや、暴れたいでしょう!俺、最近何もしてない気がするし!」
「そんな事ないですって」
暴れたいと騒ぐ菅谷さんを、高崎さんがぴしゃりと止める。
「でも、平和なのが一番ですよね。」
と、俺が呟くと高崎さんが頷く。
「たまには休みも必要なんですよ、菅谷さん」
「じゃー、休みますよ。」
菅谷さんが不貞腐れて言った。

※尖宮依鶴
「依鶴、さっさと書類持ってこい」
「ちょ、柊先輩何でそんなペースで仕事片付くんですか!」
柊先輩がカタカタとキーボードを叩く。
情報整理をしているはずだが、その情報が多過ぎた。
まぁ、エリュシオンに紅い海にケージインゲームって事件があったからだけど。
「柊ー、お茶いるかー?」
千神さんが柊先輩に聞く。
「あ、用意して下さい。そこら辺に置いたら飲みますんで。」
「はいよー」
千神さんがお茶を用意しに行く。いってしまう。
「ああ、千神さん!それ、僕の仕事なのに!」
「依鶴は、それ全部持ってこいっての!」
思わず言葉にしてしまったら、怒られた。
「依鶴、半分こっちに回して」
江崎さんが僕に手を伸ばす。
半分を渡すと、柊先輩が嬉しそうに江崎さんを見る。
「纏…」
「柊だけこんなことしてたら終わんないだろ?」
「やっぱ癒しだ、纏、癒しだ」
「ほら、お茶だよ。」
榛原さんが、柊先輩の近くにお茶を置く。
「あれ、千神さんは?」
「隼人は、全員分用意しようとしてお茶買いに行った。柊ので最後だったんだ。」
「いつの間に出ていったんだか…」
僕は不思議そうにドアを見つめた。

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休みモード。
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