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本気出す。

こんにちは。瀬戸氷河です。
突然ですが、俺の親友榎本恭司は吸血鬼です。
吸血鬼といっても、半分だけで血に飢える事以外は、人間と変わらないそうです。
そして、俺はその吸血鬼の高級食材たる神血の持ち主だというのです。
神血というのは、本来浄化の力を持つ人間、まぁ巫女さんなんかに多いらしく、俺なんかが神血だというのは極めてレアケースなのだそうです。

さて、この話が何なのかと言うと今、研究室で寝てる状況に関わるのです。
白河さんの命令で、俺の神血を調べてみようという事になり、何故か俺に無断で準備を進められていた。
準備が出来てすぐに俺は如月と相模に捕まった。

部屋で恭司と話していたところにいきなり入ってきて、俺の両腕は如月と相模がしっかり組まれた。
捕まった状態で、如月は一応持ち主である恭司に聞いた。
「これから神血の研究すんだけど、氷河借りていい?」
「いいよ」
持ち主はあっさりと快諾しやがった。
「恭司いいいいい!てめぇぇぇぇ!」
「よっしゃ、行こうぜ氷河」
それからあっという間に研究室に連れていかれ、研究が始まった。
神崎さんは、ちょっと血を採るだけだからと言いつつ、献血に使えそうなくらい血を抜いていきやがった。
夜月君が、文献で神血は巫女に多いと知って、魔術実験もさせられた。
無理やり神谷さんが呼ばれ、神血がどう魔術に反応するか(俺はただ弱い魔術にあてられ続けるだけなんだが)調べられた。
柊は嬉々として柊神社の浄化術を学ばせようとしていた。
彼曰く「同じ事が出来る奴がいりゃ楽できるだろ」との事。
久奈は、黙々とこれらのデータをまとめていた。

そして昼間の明るさがなくなった頃、ようやく彼らから解放されたのだった。
「お疲れ様ー」
神崎さんがねぎらいの言葉をかける。言ってしまえばそれだけだ。
そして、もう遅いからここで寝ていいと言われた。
夜月君も久奈も柊もいつの間にかここで寝ていた。
疲れていたのか、ソファーでぐったりと眠ってしまっていた。
ふと目を開けると、光が目に入る。
反射的に目を瞑ってから慎重に開けると、表情が見えない程暗い空間で神崎さんがマスクをして、メスを構えていた。
「ちょ、まさか改造人間手術的な!?」
逃げようとするも手足が拘束されていて動けない。
夜月君も久奈も柊もマスクをしていて、まるで悪の組織の学者のようだ。
「そんなに神血って珍しいのかよ!?ちょっと、おい!」
俺の体にメスが入ろうとしたときに、何かを叫びながら飛び起きた。
「~~~~っ!」
叫んでいたつもりなのに、それは声にならないでいた。
ここで何か声を出していたら、神崎さん達を起こしてしまったかもしれない。
気持ちよさそうに寝ている人たちを邪魔したくはなかったからよかったといえる。
けど、俺があの時叫びかけた言葉は。
「恭二か…俺が困ったら助けを求めるのは恭二なのか…。」
芳示は「てめぇでどうにかしやがれ」とか言って助けてくれなさそうだし、丙は大概寝てるもんな。
あいつなら俺を所有権宣言したぐらいだから、助けてくれるってことか?
何考えてんだよ、俺は。
「どうしたんですか?顔色悪そうですよ」
悶々としていると久奈が俺の顔を覗き込んできた。
夢の光景がフラッシュバックして、後ずさる。
「いや、えっとやっぱ自分の部屋で寝るから!」
「あ、そうですか?じゃ、また呼びますね。」
逃げるように研究室を出て行く。
久奈はのんびりと手を振っているだけだった。
また如月と相模を使って俺を拉致するんだろうなー…。
そう思うと、部屋に戻っても眠れないんじゃないかな。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
久しぶりに真面目に物を書いたぞ。
結局は趣味の産物だが。
これが続けば、まともな長編書けるのになー!
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