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本編とかぶるような所もありますが、司会者コンビの話をば。

※神流木辜草
司会者というのは、まとめあげるべき存在だ。
会議でもエンターテイメントでも、個々をまとめる存在が必要だ。
しかし、それを放棄した司会者がいる。
そいつはまとめあげるどころか更にバラバラにする。
エンターテイメント業界の連中は、そのスタイルを気に入っているらしいが、俺に言わせればそれはナンセンスだ。

「小泉!」
俺は、小泉煉無が取材しているという洞窟に向かった。
声が響く場所で、呼ぶと奴は現れた。
「お、神流木。どうだったよ、あいつらは」
「最悪だ!あれ程俺の力が通用しない奴らがいるなんて、思いもしなかったよ!」
予想通りだったのか小泉がけけけ、と笑う。
「おかしいだろ?本部の連中は」
「まさにお前向きだよ。あいつらは」

俺のまとめあげる力が通用しなかった連中がいた。
魔物討伐本部だ。
最初はまとまっているチームだと思ったが、あいつらは個性が強すぎた。
故に俺の力は全く通じず、奴らの愉快なペースに飲み込まれる所だった。

「お前はこんなところで何をしているんだ?」
珍しくカメラなんて持ち出し、洞窟を撮影している小泉に聞く。
「仕掛けだよ。いつか本部をはめてやろうと思ってな!」
「お前は司会者よりも仕掛人のが似合ってんじゃないか…?」
「そりゃねぇよ!仕掛人は喋れねぇじゃん!」
どうやら俺の司会像と奴の司会像は違うらしい。
「お前は司会者の何たるかをな」「お、神流木!珍しいもんあるぞ」
何かを見つけたのか、俺を呼び出す。
俺の話は基本的に聞いてないな、こいつ。
話を遮られた事に苛立ちながら、小泉の下に行くと大きな箱があった。
箱の周りには消えかけているが魔方陣が書いてある。
「これは、まずいもんなんじゃないか」
「だよな。」
俺たちは目を見合わせる。
とんでもないものを見つけてしまった。
だが、小泉はこれすらも利用しようとしていた。
「これ、あいつらに開けさせよう。」
「おい、本気か?」
「馬鹿っぽい奴に、ここの事を話せば、流れで開けるだろ!」
小泉が楽しそうに作戦を練り始めた。
仕掛人のが似合ってる。
「問題はどうやって勘の良い奴に怪しまれずに馬鹿を行動させるか…だな。おい、神流木!なんかないか?」
「何で俺も考えなきゃならないんだよ……勘の良い奴の信用元から情報を伝えさせたらいいんじゃないのか?」
「ナイス、神流木!末沢でも利用するか!」
そして、俺たちは箱の洞窟から離れた。
洞窟を出てからも、小泉は楽しそうに作戦を考えていた。
-----------
神流木は真面目な司会者。
小泉はむしろ実況レベルに喋りたいだけの仕掛人。
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