かくことがないない。

修正しました。

・紅い海

乃木坂：次に紅い海について、話してもらいましょうかね。
白河：紅い海ならお前も知ってるだろ？
乃木坂：改めて、ですよ。
白河：しゃーねぇな。おい、伊塚！
伊塚：あ、はい？
小泉：紅い海について、話を聞かせてもらうぜ？
伊塚：紅い海っすか……。あそこはある小さな村が魔物を地下に封じた時に出来た血の海だ。言い伝えだと、遥か昔に地下で大量の魔物と争い、人間の血と魔物の血が混ざり合ってあの色になったんだとも言われてるっす。
乃木坂：でも、随分浅いんだよね。浅瀬……というか、膝くらいまでしか水がつからないんだよね。
伊塚：それでも、長時間いたら魔物になりますからね。
白河：ここも紅い海で魔物になった奴が何人いたっけな。
小泉：へぇー。ろくなのいねぇな。
白河：そんな連中じゃなきゃ魔物討伐なんか賛同しねぇんだよ。
伊塚：ええと、続けるっすよ？紅い海にはノアという魔物の恨みの結晶みたいな存在が、海を自在に操っていたんすよ。
小泉：で、その紅い海はどうしたんだ？
伊塚：俺の友達とノアを封印したまま埋めましたよ。まだ掘り起こせそうっすけど。
白河：……掘り起こしたいのか？
伊塚：湊と鶫だけは、助けたかったっすよ。
乃木坂：ああ、もう、なにそのシリアスストーリー。誰も得しないよ！
白河：んなことねぇだろ……？
小泉：いや、俺達が求めてるのはそれじゃねぇな。
乃木坂：さぁ、次ですよ、次！