ようやくきましたわー。

・本部

乃木坂：ふっふっふ、ついにきましたねー。
小泉：ああ、ついに来たな。
乃木坂：さぁ、ここの話をしてもらいますよ、白河さん
白河：途端に嬉しそうだな。お前ら。
乃木坂：最大のミステリーじゃないですか！さぁ、さぁさぁさぁ！
白河：ああ、うるせぇな。分かったよ！話せばいいんだろ！
小泉：じゃ、出来た理由から頼むぜ。
白河：俺が本部を作ったのは、復讐心からだ。魔物を滅ぼしたいという理由だけで作った。最初は小さなもんだったが、今じゃ合法的な魔物討伐隊だな。魔物だけじゃなく街に被害をもたらすものなら基本的に誰でも殺す。
乃木坂：聞けば聞くほど、おぞましい場所ですよ、ここは。
小泉：だから、面白いんだろ？なぁ、どうやって隊員は集めたんだ？
白河：勝手に来るか俺が引き抜くかだな。俺が引き抜く場合は基本的に噂を元にする。頭のおかしい奴なら大歓迎だ。木津樹が抜いた時の基準はまた違うようだがな。
小泉：ふーん、で、いまやこの大所帯なわけか。後悔してる？
白河：作者は反省してるぞ。増やしすぎたが、後悔はしていない。
小泉：それはメタいな。
乃木坂：ふふふー、では、次に仕事内容でも聞きましょうか。
白河：基本的には街から依頼された魔物の討伐だ。主に軍部から依頼が流れてくる。そこで適当な人材を選んで行かせている。それから、調査だな。遺跡とか解明しろってたまに依頼が来るんだよ。まぁ、適当に調べさせているけどな。
小泉：じゃ、依頼がなかったら？
白河：休みだな。暇をもてあましている。
小泉：ふーん、いわゆるニートみてぇなもんって――
白河：殺すぞ
小泉：すいませんでした。
乃木坂：結構広いですよねー、本部って。どうなってんですか？
白河：５階立てかな。一階はラウンジと武器庫と食堂と研究室と情報室。二階から四階までが一人部屋。５階がここ、俺の司令室。
小泉：超簡単に説明しましたね。
白河：んなもんだろ。ちなみに壁の色はほぼ白。
乃木坂：随分どうでもいい情報まで。
白河：後、飯は勝手に作らせてる。用意させたことはねぇ。
乃木坂：冷たいセルフサービスですね。
小泉：それ、サービスでもねぇぞ。
乃木坂：……ちなみに統率されてるんですか？ここ。
白河：統率？
乃木坂：何とか部隊～とかないんですか？
白河：だいたい適当に組んでるからねぇな。
乃木坂：どうしてこんな雑な組織が生きてんだかさっぱり分からなくなりましたよ。
小泉：……白河さん、脅したことあるだろ？
白河：たくさんあるな。
乃木坂：ある種の恐怖心、ですか？
小泉：いや、尊敬かな？ここでリーダーを嫌う奴を見た事がない。
乃木坂：以外と人徳者！
白河：お前ら好き放題言い過ぎじゃねぇか？
小泉：ふん、言われるほどの雑さが悪いんだよ。
白河：言うじゃねぇか、小泉。
乃木坂：険悪ムードはやめましょうね！はい、次まわしますよー！