改装準備は整えた、さぁ後はこれをさくさく書き上げるだけ！

・洞窟、遺跡

乃木坂：今回は各地に点在している遺跡や洞窟について話してもらいましょう。
白河：お前、それ難しい要求だぞ……。
小泉：まぁ、確かに探せばどこにでもそんなものはあるもんな。
白河：かつての魔術大国時代の名残だの、紅い海を封じた時の洞窟だの、エリュシオンが捨てていった遺跡だの、凶暴な魔物の住みかだの……。言い出したらきりがない。
乃木坂：あ、でも主にそのくらいなんですね。
白河：じゃ、一つずつ話してやるよ。魔術大国時代の遺跡からだな。これは科学と魔術の合わさった高度な罠が仕掛けられた遺跡が多い。魔術大国時代に憧れる魔術師がこれを解読して起動させてやがることが多い。
小泉：起動させたらどうすんの？
白河：殺して止める。
乃木坂：いつもどおりなんだね。
白河：次は紅い海関連だな。これは、紅い海を封じる時に用いた特殊な鉱物なんかを取り出すために掘られたものが多いな。
乃木坂：紅い海は魔物の怨嗟の巣でしたね。やはり並の鉱物ではだめだったんですねぇ。
白河：みてぇだな。次はエリュシオンの遺跡だな。これは荒野にある転移の遺跡とか魔術大国時代以前に作られたものが多い。
小泉：で、特徴は？
白河：そうだな。あそこの技術は未だ解明されていないから、最もわけの分からないトラップが特徴だな。
小泉：うーん……それじゃあなぁ……。
乃木坂：ほら、次次。
白河：最後だな。凶暴な魔物の住みかだ。これは分かりやすいだろ？
乃木坂：力を持った魔物は巣を作るといいますからね。そんなんでしょう？
白河：そんなんだ。だからこそ、滅多な事ではこいつらの討伐は引きうけねぇ。
小泉：なんでだよ？
白河：魔術師の作る中途半端な魔物よりも強ぇからだよ。大勢負傷者を出すのは見えている。
小泉：へぇ……。こえぇなぁ……。
白河：お前らも不用意に近づくなよ。かかわりたくねぇから。
乃木坂：白河さんの珍しい助言。
白河：おら、次の議題は？