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これは、影の人々の一こまではなく、赤羽さんメインの妄想です。

赤羽 条然。
一般人のはずが、影に落とされた不憫な学生。
その上、血を浴びせられたり、殺されかけたり、精神崩壊しかけたりとかなり不憫。

幽夜×条然っぽいです。
津川さんの一こまの続きです。

・赤羽 条然(幽夜、才臥、津川、楓花)
「あ…ゆーや…?いや…誰でもいい…才臥を助けて…。」
「条然!?お前の方がまずいじゃねぇかよ!」
「俺は…へーき…才臥の方が…」
「嘘吐け!どう考えたっておかしいだろ!」
「才臥君の方を見てあげたら?」
「…お前が条然を?」
「いや、才臥君の方かな。彼は血を見つめてそうなった。」
「そりゃお前のせいって言うんだよ…!」
「待て、そう構えるな。俺は今君達に敵意はないんだから。」
「何だと…?」
「それより彼らが心配なんじゃないのかい?条然君を楽にしてあげるためにも、才臥君を助けてあげなよ。」
「分かったよ!だったら離れろ。斬り裂いてしまいそうだ。」
「分かった。じゃあな。」
「条然、才臥は落ち着いた。歩けるか?」
「大丈夫なのか…良かった…。」
「おい!条然!倒れるには早いってのに!」

-------

「ぅ…?」
「大丈夫か、条然。」
「ああ…幽夜か。才臥も平気なんだよな。」
「今は落ち着いてるよ。」
「良かった…。」
「条然も。大丈夫か?」
「ああ…悪いな。血は慣れなくてさ。」
「何かあったのか?あれは異常だぞ?」
「…血を浴びせられた事があってね。目の前で誰かが殺された事もあってな…。」
「お前は一般人だからな…。そりゃ慣れないよな。」
「絶対手違いだよな!俺が危険なわけないっつの!」
「そんな事ないわよ。」
「っ…!?」
「あ、ごめんなさい。隣で殺した後だから、ついたままだったわね。」
「…お前か。」
「ええ。彼を怖がらせたのは私。」
「条然は、関係なかっただろ…」
「殺人現場見られちゃったから、つい。もう慣れたかしら?」
「あんな事されて、慣れるわけないだろ…!」
「だんだん狂気じみてくると思うのだけど。」
「そんなわけ…ないだろ…!」
「一般人は難しいわね…ちょっと待ってねー。」
「条然、目つぶってろよ。」
「いや…幽夜…動けない…。」
「じゃ、目塞ぐ。」
「そーれっ!ぐしゃー。」
「……っ!」
「あれ?堪えてる?必要ないのに。」
「…やだ…やめろよ…!」
「こんなに血を浴びたら気持ち良くない?」
「んなわけあるかよ…っ!」
「強がっちゃって、まあ。あなたのせいかしら?」
「狂気じみてるのはお前だよ。」
「ふふ、貴方の血でもいいかしら?」
「やるのか…!?」
「何してんの?」
「あら、津川さん。どうしました。」
「存原幽夜、如月才臥に殺人命令があってね。撃ち殺しに来た。」
「殺していいのね!?ちょうど良かった!」
「させるかよっ!条然、待ってろよ!」
「あ、幽夜…!」
「さ、仕事はきっちりやるよ。どきな!」
「ぐっ…っあ…!」
「外したか…。薄暗いのが悪いなー。」
「幽夜まで…っ!」
「ささ、慣れたかしら?影ではこれが当たり前なの。受け入れちゃいましょうよ。」
「条然を…引き込むなよ…。あれは…一般人なんだから…。」
「違うわ。彼も異常なの。いつか殺人命令が出るわ。」
「幽夜…どうしたら…俺は…っ!」
「斬り合いの世界にお前は来なくていい。守ってやるからそのままでいてくれ。」
「それって彼の死を意味するんじゃない?」
「惑わすなよ、おい。」
「ゆーやが死ぬ…。それは…嫌だ…!」
「おい!条然!それ才臥の…」
「うわあああああっ!」
「びっくりした…っ。装填中に切り込まないで欲しいなっ!」
「がっ…っは…。」
「条然!」
「これで…俺も異常だな…。嫌だなあ…一般人で良かったのに…。」
「だったら、一般人でいれば良かっただろ…。」
「守られる…のが…いやだったんだ…。それは美加月さんや…光宮さんの…役目だから…。」
「あいつらは守らなくても少しは保つから。今の条然のが心配だ…」
「幽夜、俺は…大丈夫。自分くらいは…守るから…」
「どけ、条然!異常なのは俺だけでいい!俺だけが悪になればいい!」
「面白い事言うわね。素敵な愛を見たわ。」
「愛とは違うって!」
「それは貴方の考え、でしょ。」
「…条然?」
「ん…?いや、違う。大丈夫…。」
「ほら。」
「どいつも秘倉よりはマシに見えるな…。」
「おまえら、楽しそうにしやがって…!」
「才臥!」
「ずりぃだろ…!俺も…っあ!」
「才臥、まだおとなしくしてろ。」
「条然に剣を与えたのは俺だ…。俺がきっちり蹴り付けないと…条然を元に戻さねぇと…。それ返せ、条然。」
「あ…ああ…。」
「…さて、やりますか!」
「撃たれたのに動けるんだ。津川さん、毒塗ったら?」
「いや…厳しいかな、それ。」

-----------
台詞だけですみません。
妄想してたら赤羽さんが、とてもヒロインになったもので。

一般人。
だから、殺される現場も知らないし、斬られる痛みも知らない。
弱いはマイジャスティス。
そして、ゆーやって甘えられたらたまらん。
ゆうやでもいい。平仮名って萌え!

個人的には神崎さんもヒロインっぽいです。
あまり強くないので。

台詞だけなのに、ながーい。
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