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友人、零雨に捧ぐテンションハイでアクションな話。
最後になるはず。
最後になるはず。
・妖怪の魔物討伐
※弓ヶ浜東火
「東火さん、大丈夫ですか?」
手仕舞君が心配そうに、私の傷を見る。
「へーきですって。」
「でも、東火さんを守りきれなかった俺のせいでもありますから」
手仕舞君は、傷口に手のひらを向ける。
瀬戸君の真似事だろうか。
「ずるいよな……あの治癒術師様は」
「ははは、彼も彼で悩んでいるんだから、ほっときましょうよ。」
瀬戸君は、瀬戸君で重いものを抱えすぎだ。
理想的な力には、相応のリスクを負っているということだ。
そんなものに手仕舞君は焦がれる必要はない。
むしろ、抱えるべきじゃない。
未だに手仕舞君は浮かない顔をしている。
「東火さん」
「はい?」
「俺、ちゃんと東火さんを守れるようになりたいです。騎士気取りじゃなくて、本当に」
真剣な表情で、私に語る手仕舞君。
私は、変わらない張り付けたような笑顔で答える。
「私は、あまり動けないのでね。守ってくれるなら嬉しいですよ」
「東火さん……」
手仕舞君が黙って私に抱きついた。
※高崎零示
菅谷さんに説教せねばなるまい。
この人は 、悪びれずにふらふらして……!
「菅谷さん!どうしてきちゃったんですか!」
「え、えーとー、暇だったから」
「まだ俺は何も情報を集めてなかったでしょう!なのに、勝手に行くなんて無茶ですよ!心配したじゃないですか!」
「……でも、魔術師じゃなくて魔物だろ?行ける気がしちゃったんだよなー……」
そこでようやく菅谷さんが申し訳なさそうに謝る。
「ごめん!高崎さんにはすごい心配かけた!」
「はぁ……アホじゃないですか、もう」
俺はもう呆れるしかない。
「高崎さんが来なかったら、俺死んでたかもしれないし!」
「勝手に出ていく方が悪いでしょ。」
「死ねと!?」
「バカな人は死ぬんですよ、どこでもね」
だから、俺がいなきゃダメなんだこの人は。
よくも悪くも彼には井是さんしか見えていないのだから。
「しかし、よく一人でここまでこれましたね」
「え?魔物しかいなかったぜ、ここ」
運がいいのやら。
トラップに引っ掛からなかったようだ。
※小浜黒葉
「おい黒葉、聞いてんのか!?」
「聞いてないよ」
僕は、洋斗の言葉をすべて無視して歩いていた。
騙した僕も悪いかもしれないけど、今回は洋斗にも反省すべき所があるからだ。
「高崎達に勝手についていこうとするからでしょ。さらに魔物を見るや飛び出しちゃうし。僕は、そーゆーの苦手なんだから巻き込まないでよね」
「う……それは悪かったよ」
洋斗はよくも悪くも真っ直ぐな人だ。
自分が悪いと感じれば、素直に謝るが、全く悪気がなければ謝るなんてしない。
「分かってるなら、いいんだけどね」
「でも、あそこで東火を利用して騙すお前もお前だろ!」
「そんなの日常じゃん。僕と一緒にいるって決めた日からわかってたことでしょ」
「相変わらず、ひねてんのな……!」
洋斗が僕の頭を叩く。
「いったぁ!?」
「ま、分かってたことだし、何度でも覆すだけだけどな!」
「じゃ、叩かないでよ、痛いんだから」
「一回は一回だ」
「もー……洋斗の手加減なし!」
-------------------
捧げる話はここまで。
最後にスッキリまとまったと思います。
3CPでもいいものが書けたと思う。
理想と妄想を詰め込んだ作品。
※弓ヶ浜東火
「東火さん、大丈夫ですか?」
手仕舞君が心配そうに、私の傷を見る。
「へーきですって。」
「でも、東火さんを守りきれなかった俺のせいでもありますから」
手仕舞君は、傷口に手のひらを向ける。
瀬戸君の真似事だろうか。
「ずるいよな……あの治癒術師様は」
「ははは、彼も彼で悩んでいるんだから、ほっときましょうよ。」
瀬戸君は、瀬戸君で重いものを抱えすぎだ。
理想的な力には、相応のリスクを負っているということだ。
そんなものに手仕舞君は焦がれる必要はない。
むしろ、抱えるべきじゃない。
未だに手仕舞君は浮かない顔をしている。
「東火さん」
「はい?」
「俺、ちゃんと東火さんを守れるようになりたいです。騎士気取りじゃなくて、本当に」
真剣な表情で、私に語る手仕舞君。
私は、変わらない張り付けたような笑顔で答える。
「私は、あまり動けないのでね。守ってくれるなら嬉しいですよ」
「東火さん……」
手仕舞君が黙って私に抱きついた。
※高崎零示
菅谷さんに説教せねばなるまい。
この人は 、悪びれずにふらふらして……!
「菅谷さん!どうしてきちゃったんですか!」
「え、えーとー、暇だったから」
「まだ俺は何も情報を集めてなかったでしょう!なのに、勝手に行くなんて無茶ですよ!心配したじゃないですか!」
「……でも、魔術師じゃなくて魔物だろ?行ける気がしちゃったんだよなー……」
そこでようやく菅谷さんが申し訳なさそうに謝る。
「ごめん!高崎さんにはすごい心配かけた!」
「はぁ……アホじゃないですか、もう」
俺はもう呆れるしかない。
「高崎さんが来なかったら、俺死んでたかもしれないし!」
「勝手に出ていく方が悪いでしょ。」
「死ねと!?」
「バカな人は死ぬんですよ、どこでもね」
だから、俺がいなきゃダメなんだこの人は。
よくも悪くも彼には井是さんしか見えていないのだから。
「しかし、よく一人でここまでこれましたね」
「え?魔物しかいなかったぜ、ここ」
運がいいのやら。
トラップに引っ掛からなかったようだ。
※小浜黒葉
「おい黒葉、聞いてんのか!?」
「聞いてないよ」
僕は、洋斗の言葉をすべて無視して歩いていた。
騙した僕も悪いかもしれないけど、今回は洋斗にも反省すべき所があるからだ。
「高崎達に勝手についていこうとするからでしょ。さらに魔物を見るや飛び出しちゃうし。僕は、そーゆーの苦手なんだから巻き込まないでよね」
「う……それは悪かったよ」
洋斗はよくも悪くも真っ直ぐな人だ。
自分が悪いと感じれば、素直に謝るが、全く悪気がなければ謝るなんてしない。
「分かってるなら、いいんだけどね」
「でも、あそこで東火を利用して騙すお前もお前だろ!」
「そんなの日常じゃん。僕と一緒にいるって決めた日からわかってたことでしょ」
「相変わらず、ひねてんのな……!」
洋斗が僕の頭を叩く。
「いったぁ!?」
「ま、分かってたことだし、何度でも覆すだけだけどな!」
「じゃ、叩かないでよ、痛いんだから」
「一回は一回だ」
「もー……洋斗の手加減なし!」
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捧げる話はここまで。
最後にスッキリまとまったと思います。
3CPでもいいものが書けたと思う。
理想と妄想を詰め込んだ作品。
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