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想起百段落とし体験版後。
友人「五十段なら思いつくかも」(その後、すぐにメールが来る)
私「あざまーす!やるしかねぇ!」

というわけで、マジに五十段落としです。

・想起五十段落とし
※榎本恭二
「あれ?ここどこ?」
目が覚めると、研究室のような場所にいた。
そして、白衣を来た学者のような人が、笑顔で俺に言った。
「ようやく完成したんだよ」
「え?」
「想起五十段落とし」
「マジで!?」
ガバッと起き上がる。
想起百段落とし体験版を体験した身としては、ありがたい報告だ!
「まだ百段には程遠いのだけどね。」
「いいよ、いいよ!やるやる!」
「それに、夢落ちの連鎖だからね。シチュエーションが同じになってしまうのは、仕方のないことなんだよね。」
「いいんだよ、俺氷河に起こされたいもん!」
あははは、と乾いた笑いをする魔術師。
「さぁ、恐ろしく長い夢落ちの世界に導いてあげるよ……」

「おい恭二!」
「うわっ!?」
氷河にたたき起こされた。
氷河は、なんだか苛立っているようだった。
「ったく……俺が呼んでるんだからさっさと起きろよな」
「え?」
「起きるのがおせぇっていってんの。ほら、行くぞ恭二」
「え、え?」
氷河ってこんな押しの強い奴だっけ?
俺の手を無理やり取る。
「恭二は俺のものだろ。」
「違う、違う。氷河が俺のものなの!」
「はぁ?俺がいつお前のものになったよ?ほら、いいから行くぞ!」
「わっ、ちょっと、氷河!」

「あああああ!!氷河は俺のものなのにー!」
「ッ!」
氷河が伸ばしかけた腕を止める。
「あれ?どーしたの、氷河」
「いや、なんでもねぇよ?」
なんだか氷河が恥ずかしそうに笑っている。
「どーしたの?起こしに来てくれたんだろ?」
「え、あ……まぁ、恭二がいつまで経っても起きないから」
「いつもありがとな、氷河!」
氷河の顔が、真っ赤になる。
「……気に、すんなよ」

「ああああああ!もう氷河可愛いよおおおお!!!」
「うるっせぇな!」
苛立たしげに氷河が、怒鳴る。
「ったく、恭二は毎日そんな感じだよな。」
「ん?」
「そうやって、いつもいつも俺が起こしてさ!俺の苦労も少しは考えろっつの!」
なんか俺怒られてる?
まぁ、確かに吸血しない日はだいたい氷河にたたき起こされてる気がする。
気のせいじゃないな。起こしてもらってるわ。
「毎回、恭二の部屋に行くとからかわれるしさ!もう、今日という今日はゆるさねぇ!」
「ちょっ、氷河!?」
氷河が指をパキパキと鳴らす。
そして拳を握る。
「たまには反省しやがれ!」

「ああああああ!!氷河に怒られたあああああ!!!」
「恭二!?」
今度は、氷河がとても驚いた様子で俺を見た。
「え、なに?」
「いや、まさか自分から起きるとは思わなくてさ!うるさかったけど!」
氷河は嬉しそうに俺の手を取り、ぶんぶんと振る。
なにこれ、これもこれでかわいいんだけど。
「ずーっと、俺が来るまで目が覚める気配なかったじゃん、恭二ってさ!珍しく自分から起きてきたのが珍しくて嬉しくて!」
「……もしかして、俺バカにされてるのかな」
「そんなわけねーだろ!ほら、外、行こうぜ!」
氷河が俺を引っ張っていこうとするが……。

「あああああああ!!やっぱりデートできないいいいい!!!」
くそー!前もデートできそうなシチュエーションあったのに!
「……きょう、じ?」
氷河が俺の側で寝ていたみたいで、俺の声で起きて瞼を擦る。
そして、俺をまじまじみたかと思うと、思い切り抱き着いてきた。
「恭二!よかった……!」
「ど、どうしたんだよ、氷河?」
氷河が強く抱きしめたまま、離れようとしない。
「お前、ずっと、眠ってたからな……もう、起きないかと思った……!」
こういうシチュエーションもやるのかー……。
氷河は、だんだんと嗚咽を漏らし始め、泣き出していた。
「よかった……本当に、恭二があのままだったら、おれは……!」
「氷河!ほら、大丈夫だから!」
氷河を落ち着かせようと、笑って見せる。
氷河はすぐに落ち着いたのか、離れて顔を伏せる。
「わりぃ……」
すぐに氷河が顔を上げる。
涙の後と赤い目が映える。
「心配したんだからな……本当に」

「ああああああああああああああああ!!!」
かわいすぎだろ!くそう!正夢にしたい!
でも、氷河を泣かせることはできない!それに耐えられる俺じゃない!
こんな所で葛藤するとは……!
「あれ?」
多分最高に叫んだはずなのに、氷河がいない。
扉が開けられる。
氷河が、ゆっくりと入ってくる。
「起きた、のか……恭二」
「あ、氷河。どうしたの?」
「いや……」
今回の氷河は歯切れが悪い。
気になるっ。
さらに扉が開かれる。
芳示だ。あれ、初めてじゃない?
「氷河?何してんだよ?」
「あ、いや……。」
「んだよ、まーた起こしそびれたってか?」
「う……」
罰が悪そうにする氷河。
「ったく……氷河。せっかく背中押してやったのに。いつまでそうやってんのさ」
「そうだよな……悪い、芳示」

「あああああああ!!!大人しい氷河とかあああああ!!」
悪くないじゃないか!きゃわいい!
「恭二!」
氷河がいきなり抱き着いてきた。
「うわっ!?え?」
「なんだよ、俺は恭二が好きなんだから、起こしに来るのは当然だろ?」
「え、俺が好きって……?」
「なんだよ、俺がこんなにアピールしてんのに。」
氷河が笑ってくれる。
あんな事件とかなければ、氷河はこうやって笑ってくれたのかな……。
「お、起きてたのか」
また芳示が入ってくる。
氷河が俺を強く抱きしめる。
「どーしたんだよ、芳示」
「またイチャついてたのかよ……」
呆れてため息を吐く芳示。
「いいだろ。恭二が好きなんだから。芳示にも渡さねぇからな」
「いいっての。で、なににやにやしてんだ恭二」
「いんやー?」
と、ごまかすが。

「だってかわいすぎだろおおおおおお!!!!」
「……」
氷河が、俺を見向きもせずに本を読んでいた。
「え、氷河?」
「……あ、じゃ行くから」
と、俺を無視して出て行ってしまった。
……え、なにこれ。氷河に完全に無視されたの俺?

「ああああああ!!!そんなの辛すぎるううううう!!!!」
「うるせぇな……もう」
氷河が耳を塞ぐ。
その後俺を見て、呆れたようにため息を吐く。
「はぁ……お前さ、もう少し大人しく起きれねぇの?」
「いや、だって、氷河が構ってくれないから」
「んな、子供みてぇな理由でな……」
なんとなくいつも通りの氷河だ。
俺をみて本格的に呆れている。
「もー、お前と関わってると、頭痛くなるー……」
と、頭を抱えて部屋を出る氷河。
困ってる氷河は、やっぱり可愛い。

「あああああああああ!氷河可愛いいいいい!!!」
「うるせぇな!」
氷河が怒鳴る。
そして、呆れたようにため息をつく。
「はぁー……今日ぐらいは起きてくれると思ったのに……」
「え?」
「お前言っただろ?今日こそ一人で起きてみせるからーって」
言ってないけど。そんなバカなこと。
だが、ここの俺は宣言してしまったらしい。
「んで、期待してみたらこれだよ」
「え、ごめん、氷河……」
どうやら失望させてしまったらしい。
「もういいよ。恭二の馬鹿。」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1,俺様
2,照れ
3,怒り
4,喜び
5,泣き
6,消極的
7,積極的
8,無反応
9,呆れ
10,失望
となっております。

完全に私が楽しいだけです、本当にありがとうございます。
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