忍者ブログ
一次創作ファンタジー小説中心サイト。 このサイトにある全ての小説の無断転載は禁止しています。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

全体的な予告でございます。

悪魔が街を破壊してから。
すぐに再建はしたものの一部の勢力は力を失っていた。
エリュシオンの事件から二年。
俺達は新たな敵の脅威を知ることになる。


「海のある街。支部のあった場所のさらに南にあるんだよ」
「海、ですかー……」
「今まで陸続きだったでしょ?たまにはいいんじゃないかな?」
「……そうですね、木津樹さん。行ってみたいです。」
海。
本部は比較的に山や森に囲まれた場所だったから、海を見るのは初めてな人も多いだろう。
氷に閉ざされた男もそうだといっていた。
「……海、かぁ」
「氷河さん、どうしました?」
「いや、話に聞いただけだったからな。こうしてみるのは新鮮でさ」
「俺も、初めて見ました。……綺麗ですね、海って」
「そうだな」


「魔族という種族を君たちは誤解しているんだ。」
イシアさんが急に言う。
「案内するよ、魔族が隠れ住む村へ。森の奥の奥にあるんだ。」
「え、いいんですか?」
「ああ、私の知ったことではないさ。そうだ。神谷を連れてくるといい。魔族について一番興味を持っているのは彼だろう。」
神谷さんは魔族と人間とのハーフだ。
普段はそんなものを気にしないように笑っているが、一番気にしているのだろう。
「急にどうして?」
「……私達も混ざりたくなったのさ。ストーリーにな」


「食らえー!」
「ちょっ、怖いよ、やめてよー!」
二人の見習い兵が暴れている。
一人はバカみたいに突進してきて、一人は隠れながら爆弾を投げている。
「ちょっと、何してるのよ!」
一人の女が二人をしかる。
この人は、壱谷修司の彼女だった人だという。


満月の夜。
妖怪が跋扈する百鬼夜行の夜。
山には多くの妖怪が蠢いていた。
一人の男を狙う為に。
「妖狐の指揮なら、間違いなく氷河を狙ってくる」
「妖怪は、あれだけじゃないんだよ。もっともっといるんだから」
そして人間であったのに、妖怪に堕ちた男は語る。
「人であるという事が何よりも退屈なのだよ」


世界を作りたいという彼女は言った。
しかし、それは彼女が人を超えてしまうということだ。
人を超え、成る先は天使。
「茅野……」
「氷河さん、そんな顔しないでください。」
神血という血にまだ悩まされている二人。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
という感じになると思います!
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
天草八津芽
性別:
女性
自己紹介:
BLでファンタジー小説が多いです。
ひっそりひそひそ書いてます。
ツイッター
メインアカウント(妄想ばかり)


オリキャラ紹介bot
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
ブログ内検索
P R

Copyright © [ 妄想の隠れ家 ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]