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零雨様リクエスト。
魔術師会議。
魔術師会議。
※恋賀棺月
なんとなくだけど、魔術師を招集してみた。
属性王位にあの神血によく関わりのある魔術師。
ああ、ほとんど死んじゃってるって?
今回の為にちょっとだけ亡霊として甦らせたのさ。
会議室で丸テーブルにそれぞれが座る。
今日の議題はもちろん決まっている。
「どうしたらあの神血を殺せるか、考えてみようか?」
まず最初に発言をしたのは、逃げ出した魔術師芳賀巫斗だ。
「殺さなくていいんじゃないかなー。瀬戸氷河君の事でしょ?あの子はからかった方が面白いよー」
「何を言っている。あの神血はさっさと始末するべきだ」
芳賀に反対したのは、フローズンアビスの魔術師だ。
「あの神血は、我が計画の邪魔でしかない。さっさと殺せ」
「てめぇの計画なんてどうせ世界中氷漬けだろ!?気に入らねぇんだよ!」
がたりと立ち上がって噛み付いたのは、サプライズフレアの魔術師だ。
「貴様には分かるまい。我が計画の素晴らしさなど」
「てんめぇ!?言わせておけば!死んだくせに偉ぶってんじゃねぇぞ!」
「ちょっとー君も死んでるじゃんよー」
更に噛み付くサプライズフレアを止めたのは、レインオーシャンの魔術師だ。
「私は殺さなくてもいいと思うなー。ああ、もう一回彼とディープなキスがしたい……」
恍惚の表情で唇に触れるレインオーシャン。
一体彼に何をしたんだろうね。
「君がそこまで惚れる男だ。さぞかし美形なんだろうね」
と、やんわり笑ったのは、アクアハイドロの魔術師だ。
レインオーシャンの彼氏であったはずだ。
僕は憎んでいるのだろうと思っていたのだがね。
「うん、イケメンだしキスすると反応がきゃわいいのよ!」
「ふうん……。君には悪いけど、俺は神血を殺すよ」
「予想通りの意見だね」
レインオーシャンがえー、なんでよー!と文句を言っている。
「神血かぁ……お前らがそんなに言うんだから、面白い奴なんだろうな?」
ここで彼に興味を示したのは、ウィンドライブの魔術師だ。
彼とエレクトリックラインの魔術師はまだ氷河君に出会っていない。
だからもちろん二人は敵である神血を殺すことに賛成なのだが、興味もありそうだ。
「本当ね。どんな子なんだろうなー」
エレクトリックラインまでも、楽しげに呟く。
そこに凛とした声が割り込む。
「お前ら、何を愚かなことを言っている」
セイクリッドライトの魔術師だ。
貴族街を支配する魔術師。
「あの男は、私の愛玩奴隷だぞ。貴様らに殺させるわけがないだろう」
「あれ、あの愛人たちはどうしたんだい?」
「友にくれてやったが?」
「……」
貴族のお偉い様の考えは分からない。
あの彼を性欲処理の道具扱いだなんて。
そういえば、吸血鬼も同じ思考だったような気がした。
さて、次の議題に移らなければ。
「……多数決だと殺すで決まりそうだね。で、どうやって殺すつもりだい?」
「凍らせる」
「燃やす」
「溺死だね」
「呪い殺す」
フローズンアビス、サプライズフレア、アクアハイドロ、カースオリオンの四者四用の答えが返ってくる。
「つーかなぁ!俺は、あいつを殺せるはずだったんだぞ!実際、あいつは虫の息だったし!」
サプライズフレアが吠える。
「じゃ、どうして死んだのよ?」
「……」
芳賀が聞いても、彼は答えない。
きっとそれ以上に殺したい相手がいたんだろうね。
「それを言うなら、私もそのつもりだったな。本部という連中に邪魔されなければ、神血は死んでいた」
と、フローズンアビスが語る。
「そう、本部が手ごわいんだよねぇー。実際、氷河君ってそんな強くないし。簡単に動けなくすることができるよ。でも、彼を慕うというか恋してる人間が怖いのよねぇー」
芳賀がけらけら笑いながら話す。
「それは言えるな。あの男は何もかもが未熟だ。」
セイクリッドライトも続く。
「だったらさ、利用して海を滅ぼしてから殺すことも可能なわけだな」
「何か言ったかな、ヴォルカニックランド」
新都市計画を掲げるヴォルカニックランドの言葉に、反応するアクアハイドロ。
彼らも仲が悪いんだよな。
だが、それを止めたのはスペースシエルだった。
「まーまー!俺達魔術師の目的は、自分の実験の成功だろ!それが嫌なら邪魔すればいいだけなんだから。それが俺達だろ?」
「……その通りだね」
アクアハイドロが不敵に笑う。
「結論は、とりあえず本部を排除してから殺すのが理想的ってことだね」
適当にまとめた結論を告げて、解散とした。
「――っていう話をね、してみたんだけどー」
「俺に言う事じゃねぇだろ、それ」
件の神血、瀬戸氷河に先ほどの話をしてみた。
彼は呆れたようであったが、銃を僕に突きつけながら言う。
「けど、そういう宣戦布告は嫌いじゃないぜ?かかってこいよ、全員返り討ちにしてやる」
と、不敵に笑うが僕は笑ってしまった。
「……弱いのに、よく吠えるなぁ」
「うるせぇよ!今すぐお前から殺してやろうか!?」
「えー、とっくに死んでるしー」
「じゃあ、成仏させてやるよ!」
「ひゃー、勘弁ー」
咄嗟に札を構えられ、投げられる。
ひらりと躱して僕は彼の前から消えた。
彼は札をしまうと、一人で拳を作って強く握っていた。
「……もう、誰も巻き込ませない」
強い決意を口にしていた。
哀れかな、それは叶う事のない夢物語だ。
未熟である彼に流れる血が紅い故に。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
というわけで、以外とボケの多い魔術師会談。
恋賀も氷河が好きなので、殺すには反対派。
なんとなくだけど、魔術師を招集してみた。
属性王位にあの神血によく関わりのある魔術師。
ああ、ほとんど死んじゃってるって?
今回の為にちょっとだけ亡霊として甦らせたのさ。
会議室で丸テーブルにそれぞれが座る。
今日の議題はもちろん決まっている。
「どうしたらあの神血を殺せるか、考えてみようか?」
まず最初に発言をしたのは、逃げ出した魔術師芳賀巫斗だ。
「殺さなくていいんじゃないかなー。瀬戸氷河君の事でしょ?あの子はからかった方が面白いよー」
「何を言っている。あの神血はさっさと始末するべきだ」
芳賀に反対したのは、フローズンアビスの魔術師だ。
「あの神血は、我が計画の邪魔でしかない。さっさと殺せ」
「てめぇの計画なんてどうせ世界中氷漬けだろ!?気に入らねぇんだよ!」
がたりと立ち上がって噛み付いたのは、サプライズフレアの魔術師だ。
「貴様には分かるまい。我が計画の素晴らしさなど」
「てんめぇ!?言わせておけば!死んだくせに偉ぶってんじゃねぇぞ!」
「ちょっとー君も死んでるじゃんよー」
更に噛み付くサプライズフレアを止めたのは、レインオーシャンの魔術師だ。
「私は殺さなくてもいいと思うなー。ああ、もう一回彼とディープなキスがしたい……」
恍惚の表情で唇に触れるレインオーシャン。
一体彼に何をしたんだろうね。
「君がそこまで惚れる男だ。さぞかし美形なんだろうね」
と、やんわり笑ったのは、アクアハイドロの魔術師だ。
レインオーシャンの彼氏であったはずだ。
僕は憎んでいるのだろうと思っていたのだがね。
「うん、イケメンだしキスすると反応がきゃわいいのよ!」
「ふうん……。君には悪いけど、俺は神血を殺すよ」
「予想通りの意見だね」
レインオーシャンがえー、なんでよー!と文句を言っている。
「神血かぁ……お前らがそんなに言うんだから、面白い奴なんだろうな?」
ここで彼に興味を示したのは、ウィンドライブの魔術師だ。
彼とエレクトリックラインの魔術師はまだ氷河君に出会っていない。
だからもちろん二人は敵である神血を殺すことに賛成なのだが、興味もありそうだ。
「本当ね。どんな子なんだろうなー」
エレクトリックラインまでも、楽しげに呟く。
そこに凛とした声が割り込む。
「お前ら、何を愚かなことを言っている」
セイクリッドライトの魔術師だ。
貴族街を支配する魔術師。
「あの男は、私の愛玩奴隷だぞ。貴様らに殺させるわけがないだろう」
「あれ、あの愛人たちはどうしたんだい?」
「友にくれてやったが?」
「……」
貴族のお偉い様の考えは分からない。
あの彼を性欲処理の道具扱いだなんて。
そういえば、吸血鬼も同じ思考だったような気がした。
さて、次の議題に移らなければ。
「……多数決だと殺すで決まりそうだね。で、どうやって殺すつもりだい?」
「凍らせる」
「燃やす」
「溺死だね」
「呪い殺す」
フローズンアビス、サプライズフレア、アクアハイドロ、カースオリオンの四者四用の答えが返ってくる。
「つーかなぁ!俺は、あいつを殺せるはずだったんだぞ!実際、あいつは虫の息だったし!」
サプライズフレアが吠える。
「じゃ、どうして死んだのよ?」
「……」
芳賀が聞いても、彼は答えない。
きっとそれ以上に殺したい相手がいたんだろうね。
「それを言うなら、私もそのつもりだったな。本部という連中に邪魔されなければ、神血は死んでいた」
と、フローズンアビスが語る。
「そう、本部が手ごわいんだよねぇー。実際、氷河君ってそんな強くないし。簡単に動けなくすることができるよ。でも、彼を慕うというか恋してる人間が怖いのよねぇー」
芳賀がけらけら笑いながら話す。
「それは言えるな。あの男は何もかもが未熟だ。」
セイクリッドライトも続く。
「だったらさ、利用して海を滅ぼしてから殺すことも可能なわけだな」
「何か言ったかな、ヴォルカニックランド」
新都市計画を掲げるヴォルカニックランドの言葉に、反応するアクアハイドロ。
彼らも仲が悪いんだよな。
だが、それを止めたのはスペースシエルだった。
「まーまー!俺達魔術師の目的は、自分の実験の成功だろ!それが嫌なら邪魔すればいいだけなんだから。それが俺達だろ?」
「……その通りだね」
アクアハイドロが不敵に笑う。
「結論は、とりあえず本部を排除してから殺すのが理想的ってことだね」
適当にまとめた結論を告げて、解散とした。
「――っていう話をね、してみたんだけどー」
「俺に言う事じゃねぇだろ、それ」
件の神血、瀬戸氷河に先ほどの話をしてみた。
彼は呆れたようであったが、銃を僕に突きつけながら言う。
「けど、そういう宣戦布告は嫌いじゃないぜ?かかってこいよ、全員返り討ちにしてやる」
と、不敵に笑うが僕は笑ってしまった。
「……弱いのに、よく吠えるなぁ」
「うるせぇよ!今すぐお前から殺してやろうか!?」
「えー、とっくに死んでるしー」
「じゃあ、成仏させてやるよ!」
「ひゃー、勘弁ー」
咄嗟に札を構えられ、投げられる。
ひらりと躱して僕は彼の前から消えた。
彼は札をしまうと、一人で拳を作って強く握っていた。
「……もう、誰も巻き込ませない」
強い決意を口にしていた。
哀れかな、それは叶う事のない夢物語だ。
未熟である彼に流れる血が紅い故に。
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というわけで、以外とボケの多い魔術師会談。
恋賀も氷河が好きなので、殺すには反対派。
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