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久しぶりに続きを書こうと思っているのです。
・想起五十段落とし
※榎本恭二
「あああああああ!ごめんってば、氷河あああああ!」
「恭二、起きたのか」
今回の氷河はなんだか笑ってない。
真剣な表情で俺を見ていた。
真剣じゃない、なんだか不快そう?
「いいよな、恭二はそうやって好きにしてられるんだからさ」
「え?どういう意味?」
「恭二には一生わかんねぇよ」
そっけなくて冷たい。
「恭二は力もあるし、簡単に俺にないものを手に入れちまう……ずるいだろ……」
「氷河……」
氷河がそんなことを考えていたなんて、思ってもいなかった。
「ムカつくんだよ、そういうの……」
苛立たしげに呟く氷河。
そのまま俺に殴りかかってきそうな勢いだったが。
「あああああああ!ごめんね、氷河あああああ!!」
「恭二っ!」
急に氷河が抱き着いてきた!
うわ、なんだこれ、興奮するんですけど!可愛いんですけど!
すぐに顔を上げて俺と目をあわせて笑う。
「おはよう、恭二!相変わらず朝弱いんだな」
「お、おはよう、氷河」
俺はデレデレしきった氷河に戸惑っていた。
なんというかツンツンしてる方に慣れてしまったからかな。
「でも、ちゃんと起きてくれたから、いいけどさ!」
「あったりまえだろ!俺だってやるときはやるんだっつの」
「じゃ……」
氷河が慣れた動きで俺にキスをする。
軽く口を合わせただけだが。
「ご褒美、ってやつかな」
「あああああああああ!かわいすぎるうううううううう!!」
「うるせぇ」
氷河が冷たく俺をあしらう。
読んでいた本をぱたりと閉じて、ため息をつく。
「やっと起きたのかよ、おっせぇんだよ。とっくに昼だぞ」
「俺、朝弱いんだよ、しょーがないだろ?」
「そんなの言い訳になると思うな。半分人間なんだから、午前9時ぐらいには起きてろ。」
「え、え?」
手厳しいぞ、氷河。辛いんだけど。
俺の気持ちなんて知らずに氷河はまだ畳み掛ける。
「じゃねぇと、予定が狂ってくるだろ。だいたいお前が一番最後に起きるんだから、そういうのやめろよな」
「あ、うん、ごめん、氷河」
「簡単に謝るぐらいなら、明日からちゃんと起きろよ」
と、だけ言い残して部屋を出た。
「ああああああああ!!氷河が辛辣ううううううう!!」
「ん……うるさい……」
いつもの定位置に氷河がいないと思ったら、俺の隣で寝ていた!
上着がほぼ脱げてる状態でだ。
俺、なにかしてたんですかね!?
寝惚け眼をこすりながら、氷河が起きた。
「おはよう、恭二」
「氷河……俺、なにしたっけ?」
「吸血だけど。忘れたのかよ?」
違う、そうじゃない。
ここの俺、もしかして氷河を襲ったんじゃないだろうな?
「どうしたんだよ?こんなのいつものことだろ。ちゃんと吸血だけしてくれるんだからさ。他の連中と違って。」
「お、おう……」
成程。ここの俺はヘタレチキンか。襲えよ、馬鹿野郎。
「恭二なら絶対に俺を傷つけないって信じてるぜ?」
「あああああああ!!その純粋な眼差しやめてええええええ!!」
「うるせぇぞ、恭二」
今度はちゃんと定位置にいたぞ。
「はぁ、そんな大声出してどうしたんだよ。悪夢でも見たのか?」
「見てない、むしろいい夢だった」
氷河は首をかしげるが、すぐに俺の布団をはがす。
「ほら、ちゃんと起きろ。今日は昼間から任務だったんだろ?」
え、無反応。寂しいぞ、俺。
「え、氷河、もっと構って」
「いいから、さっさとしろよ」
簡単にあしらわれてしまった。
「あああああああ!!もっと構ってえええええ!!」
「うわあああっ!?」
氷河が驚いて、尻餅をついていた。
「きゅ、急に大声出すんじゃねぇよ、馬鹿!」
「ごめーん」
こういう氷河がやっぱり一番可愛い。
起き上がって、眼鏡をかけなおす。
「ったく、起きたんならいいけどさ」
「ん、起こしに来てくれたんだろ?」
氷河がビクりと反応して、顔を赤らめる。
「ち、違う!んなわけねぇだろ!なんで俺が恭二の為にそんなことしなきゃなんねぇんだよ!」
「あれー、もしかして図星ー?」
「違うっていってんだろ、馬鹿!」
どんどん追い詰められてく氷河。
やっべぇ、すっごい可愛いんだけど。
「あれ、氷河?もってるそれはなに?」
氷河が俺に見えないように隠して持っているものを見つけてしまった。
それに気づくと、氷河は慌ててそれを隠す。
「な、なんでもねぇよ!これはだな……!」
「缶コーヒー?しかも俺が好きなやつじゃん。あ、もしかして俺の為に?」
にやにやしながら聞くと、氷河が真っ赤な顔をそのままに強がって答える。
「べ、別にお前の為に用意したわけじゃねぇよ!でも、ほしいならくれてやってもいいけど!」
と言って、缶コーヒーを俺に向かって投げた。
「ほんとに、最初からお前にやるつもりなんてなかったんだからな!」
「あああああああ!!氷河あああああああ!!」
俺だー結婚してくれー。
「うるさい!」
一喝された。
すぐに布団をはがされる。
「ほら、さっさと支度しろ!任務あんだろ?」
氷河がテキパキと俺の部屋を片づける。
なんで俺より詳しいんだろ。
「服がこれで、太刀はどこに放ってんだ……?」
俺が着ようと思っていた服を投げ渡される。
「ほら、ぼーっとしてんな!」
「あ、はいはい!」
服に手を伸ばし、着替える。
「ああああああ!!氷河がお母さんみたいいいいいい!!」
「ん、おはよう恭二」
あれ、普通の反応。
いつもならうるせぇ!って怒鳴るのに。
俺だってうるせぇって思うし。
というか、氷河が機嫌よさそうにニコニコしている
「……なんかあったの?」
「いや、いつも恭二は楽しそうだよな、って思ってさ。さっきも何の夢見てたんだよ?」
「え、えーと……恥ずかしいからいわなーい!」
「なんだよ、それ。いいけどさ」
氷河がくすくす笑いながら、持っていたコーヒーを啜る。
「俺はさ、お前が羨ましいんだよ。楽しそうでさ。俺はなかなかうまくいかないから……。」
「そんなことねーよ。氷河だって、笑ってるじゃん」
氷河がはっとした表情で俺を見る。
「羨ましいよ。そういう考え方の出来る恭二が。ほしい言葉をくれる恭二が、さ」
「あああああああ!!氷河が素直可愛いいいいいいいい!」
「うるせぇ」
「あいたっ」
頭を叩かれた。しかも、かなり冷たい表情で睨まれてる。
「ったく、なんで俺がこいつの面倒みなきゃなんねぇんだよ」
「ええー……毎朝、起こしてよー氷河ー」
「毎回、叩き起こしていいなら、そうするけど」
「もうチョイ優しく!」
「死ね」
冷たい。冷たすぎるよ、氷河。
「もっと、デレてもよくない?」
「なんかいったか?」
銃口を向けられる。
「今度は、銃声で起こしてやるよ」
「あああああああ!!氷河が怖すぎるううううう!!!」
「うわっ!?」
氷河が驚いて読んでいた本を落とす。
なんというかやっぱり本を読んでる氷河も氷河らしいなぁ。
「あー、びっくりした……。」
落とした本を拾って、抱える。
「おはよう、恭二」
「おはよー、氷河」
比較的平和なあいさつ。
なんか大人しい氷河って感じ。
「あ、そうだ。恭二、なんかいい本持ってたよな?」
「え、俺本なんて全然持ってないけど」
本なんて嫌いだし。
そんなの読んでる物好き、氷河と丙だけだし。
「そんな中でも貴重なものだよ」
俺の部屋の本棚から、何冊か本を取り出す。
「借りてくぜ?」
「あれ、氷河外出ようとか言わねぇの?」
いつもの氷河なら、本を読むのはお前が寝てる時か報告書の文面考えるときか調べものがあるときだけって言ってたのに。
「ん?外?出るわけねぇじゃん、めんどくさい。」
「え、ええ?」
「じゃ、読んだら返すから!」
と、部屋を出てしまった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
11,嫉妬
12,デレデレ
13,辛辣
14,信頼
15,冷静
16,ツンデレ
17,オカン
18,羨望
19,冷酷
20,インドア
と、なっております。
氷河かわいいな氷河。
※榎本恭二
「あああああああ!ごめんってば、氷河あああああ!」
「恭二、起きたのか」
今回の氷河はなんだか笑ってない。
真剣な表情で俺を見ていた。
真剣じゃない、なんだか不快そう?
「いいよな、恭二はそうやって好きにしてられるんだからさ」
「え?どういう意味?」
「恭二には一生わかんねぇよ」
そっけなくて冷たい。
「恭二は力もあるし、簡単に俺にないものを手に入れちまう……ずるいだろ……」
「氷河……」
氷河がそんなことを考えていたなんて、思ってもいなかった。
「ムカつくんだよ、そういうの……」
苛立たしげに呟く氷河。
そのまま俺に殴りかかってきそうな勢いだったが。
「あああああああ!ごめんね、氷河あああああ!!」
「恭二っ!」
急に氷河が抱き着いてきた!
うわ、なんだこれ、興奮するんですけど!可愛いんですけど!
すぐに顔を上げて俺と目をあわせて笑う。
「おはよう、恭二!相変わらず朝弱いんだな」
「お、おはよう、氷河」
俺はデレデレしきった氷河に戸惑っていた。
なんというかツンツンしてる方に慣れてしまったからかな。
「でも、ちゃんと起きてくれたから、いいけどさ!」
「あったりまえだろ!俺だってやるときはやるんだっつの」
「じゃ……」
氷河が慣れた動きで俺にキスをする。
軽く口を合わせただけだが。
「ご褒美、ってやつかな」
「あああああああああ!かわいすぎるうううううううう!!」
「うるせぇ」
氷河が冷たく俺をあしらう。
読んでいた本をぱたりと閉じて、ため息をつく。
「やっと起きたのかよ、おっせぇんだよ。とっくに昼だぞ」
「俺、朝弱いんだよ、しょーがないだろ?」
「そんなの言い訳になると思うな。半分人間なんだから、午前9時ぐらいには起きてろ。」
「え、え?」
手厳しいぞ、氷河。辛いんだけど。
俺の気持ちなんて知らずに氷河はまだ畳み掛ける。
「じゃねぇと、予定が狂ってくるだろ。だいたいお前が一番最後に起きるんだから、そういうのやめろよな」
「あ、うん、ごめん、氷河」
「簡単に謝るぐらいなら、明日からちゃんと起きろよ」
と、だけ言い残して部屋を出た。
「ああああああああ!!氷河が辛辣ううううううう!!」
「ん……うるさい……」
いつもの定位置に氷河がいないと思ったら、俺の隣で寝ていた!
上着がほぼ脱げてる状態でだ。
俺、なにかしてたんですかね!?
寝惚け眼をこすりながら、氷河が起きた。
「おはよう、恭二」
「氷河……俺、なにしたっけ?」
「吸血だけど。忘れたのかよ?」
違う、そうじゃない。
ここの俺、もしかして氷河を襲ったんじゃないだろうな?
「どうしたんだよ?こんなのいつものことだろ。ちゃんと吸血だけしてくれるんだからさ。他の連中と違って。」
「お、おう……」
成程。ここの俺はヘタレチキンか。襲えよ、馬鹿野郎。
「恭二なら絶対に俺を傷つけないって信じてるぜ?」
「あああああああ!!その純粋な眼差しやめてええええええ!!」
「うるせぇぞ、恭二」
今度はちゃんと定位置にいたぞ。
「はぁ、そんな大声出してどうしたんだよ。悪夢でも見たのか?」
「見てない、むしろいい夢だった」
氷河は首をかしげるが、すぐに俺の布団をはがす。
「ほら、ちゃんと起きろ。今日は昼間から任務だったんだろ?」
え、無反応。寂しいぞ、俺。
「え、氷河、もっと構って」
「いいから、さっさとしろよ」
簡単にあしらわれてしまった。
「あああああああ!!もっと構ってえええええ!!」
「うわあああっ!?」
氷河が驚いて、尻餅をついていた。
「きゅ、急に大声出すんじゃねぇよ、馬鹿!」
「ごめーん」
こういう氷河がやっぱり一番可愛い。
起き上がって、眼鏡をかけなおす。
「ったく、起きたんならいいけどさ」
「ん、起こしに来てくれたんだろ?」
氷河がビクりと反応して、顔を赤らめる。
「ち、違う!んなわけねぇだろ!なんで俺が恭二の為にそんなことしなきゃなんねぇんだよ!」
「あれー、もしかして図星ー?」
「違うっていってんだろ、馬鹿!」
どんどん追い詰められてく氷河。
やっべぇ、すっごい可愛いんだけど。
「あれ、氷河?もってるそれはなに?」
氷河が俺に見えないように隠して持っているものを見つけてしまった。
それに気づくと、氷河は慌ててそれを隠す。
「な、なんでもねぇよ!これはだな……!」
「缶コーヒー?しかも俺が好きなやつじゃん。あ、もしかして俺の為に?」
にやにやしながら聞くと、氷河が真っ赤な顔をそのままに強がって答える。
「べ、別にお前の為に用意したわけじゃねぇよ!でも、ほしいならくれてやってもいいけど!」
と言って、缶コーヒーを俺に向かって投げた。
「ほんとに、最初からお前にやるつもりなんてなかったんだからな!」
「あああああああ!!氷河あああああああ!!」
俺だー結婚してくれー。
「うるさい!」
一喝された。
すぐに布団をはがされる。
「ほら、さっさと支度しろ!任務あんだろ?」
氷河がテキパキと俺の部屋を片づける。
なんで俺より詳しいんだろ。
「服がこれで、太刀はどこに放ってんだ……?」
俺が着ようと思っていた服を投げ渡される。
「ほら、ぼーっとしてんな!」
「あ、はいはい!」
服に手を伸ばし、着替える。
「ああああああ!!氷河がお母さんみたいいいいいい!!」
「ん、おはよう恭二」
あれ、普通の反応。
いつもならうるせぇ!って怒鳴るのに。
俺だってうるせぇって思うし。
というか、氷河が機嫌よさそうにニコニコしている
「……なんかあったの?」
「いや、いつも恭二は楽しそうだよな、って思ってさ。さっきも何の夢見てたんだよ?」
「え、えーと……恥ずかしいからいわなーい!」
「なんだよ、それ。いいけどさ」
氷河がくすくす笑いながら、持っていたコーヒーを啜る。
「俺はさ、お前が羨ましいんだよ。楽しそうでさ。俺はなかなかうまくいかないから……。」
「そんなことねーよ。氷河だって、笑ってるじゃん」
氷河がはっとした表情で俺を見る。
「羨ましいよ。そういう考え方の出来る恭二が。ほしい言葉をくれる恭二が、さ」
「あああああああ!!氷河が素直可愛いいいいいいいい!」
「うるせぇ」
「あいたっ」
頭を叩かれた。しかも、かなり冷たい表情で睨まれてる。
「ったく、なんで俺がこいつの面倒みなきゃなんねぇんだよ」
「ええー……毎朝、起こしてよー氷河ー」
「毎回、叩き起こしていいなら、そうするけど」
「もうチョイ優しく!」
「死ね」
冷たい。冷たすぎるよ、氷河。
「もっと、デレてもよくない?」
「なんかいったか?」
銃口を向けられる。
「今度は、銃声で起こしてやるよ」
「あああああああ!!氷河が怖すぎるううううう!!!」
「うわっ!?」
氷河が驚いて読んでいた本を落とす。
なんというかやっぱり本を読んでる氷河も氷河らしいなぁ。
「あー、びっくりした……。」
落とした本を拾って、抱える。
「おはよう、恭二」
「おはよー、氷河」
比較的平和なあいさつ。
なんか大人しい氷河って感じ。
「あ、そうだ。恭二、なんかいい本持ってたよな?」
「え、俺本なんて全然持ってないけど」
本なんて嫌いだし。
そんなの読んでる物好き、氷河と丙だけだし。
「そんな中でも貴重なものだよ」
俺の部屋の本棚から、何冊か本を取り出す。
「借りてくぜ?」
「あれ、氷河外出ようとか言わねぇの?」
いつもの氷河なら、本を読むのはお前が寝てる時か報告書の文面考えるときか調べものがあるときだけって言ってたのに。
「ん?外?出るわけねぇじゃん、めんどくさい。」
「え、ええ?」
「じゃ、読んだら返すから!」
と、部屋を出てしまった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
11,嫉妬
12,デレデレ
13,辛辣
14,信頼
15,冷静
16,ツンデレ
17,オカン
18,羨望
19,冷酷
20,インドア
と、なっております。
氷河かわいいな氷河。
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