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氷河による治癒術語り。
・治癒術講座
※乃木坂雨道
今日は、瀬戸氷河さんに突撃取材を敢行し、治癒術についてまとめようと思います!
氷河さんは、自室でのんびりと本を読んでいます。
他の方々は全員私の依頼で追い出しました!
今がチャンスってわけです。
「瀬戸氷河さーん!取材に来ましたよー!」
「乃木坂さん!?」
部屋に入ると、驚いた氷河さんが本を落とします。
あわてふためく感じがなんとも面白い。
「何のようだよ!」
「治癒術について、取材しにきたんですよ。まだ実態が明かされていませんからね。」
氷河さんは治癒術という言葉に反応して目を伏せます。
「治癒術……か。分かったよ、話してやる」
「では、さっそくお願いします!」
咳をひとつしてから、氷河さんが語り始めた。
「まず治癒術ってのはいわば邪法に近いんだよ。人の傷を癒すことは、神が作り出した細胞組織を魔術的に操作するってことだから、これは神の力と同義らしい。」
「神の魔術ですか」
「だから、神の代替えという神血を持つものしか扱えないんだよ。魔術的に行えば邪法となる。邪法で傷を治したとしても、さらに悪化するだけだ」
「恐ろしいですねぇ……。」
「当然、治癒術にも限界はある。神の領域を越えてしまう事は出来ない。例えば、死んだ人を甦らせる……反魂とかな」
「人を作るのは神の仕事ってことですか」
「そう。治癒術にできるのは死にかけた傷を治すまでだ。それでもかなりの魔力を消費する。」
それもとんでもないことだと俺は思うんですけどね。
氷河さんが話を続ける。
「治癒術で使う魔力は神血の魔力だ。普段の魔力よりも制御が難しい。説明しようにもしにくいな……」
「普段の魔力ってのとどう違うんですか?」
「魔術師の才能である魔力は、なんつーんだろうな……イメージに左右されやすいんだよ。現実的な魔術を使う分には調節しやすいんだ。イメージがしやすいほど、使いやすいってことだ。」
「で、神血は?」
「人の細胞がどうなってるかなんて、分かんないだろ。しかもそれを操るんだ。イメージしにくい上に思いが強いほど魔力が勝手に溢れるんだよ。」
「ようするに感情的になりすぎて使えないと」
「当然だろ……。あんな傷見せられれば……」
氷河さんが思い出してしまったのか悲しげな表情をする。
「すみません、続けて」
「……神の領域に触れてるってことだから、消費が激しいってのも、原因かもしれないな。とにかく治癒ってのは人がするべき魔術じゃないんだよ。自然に塞がる、もしくは永遠に塞がらない傷を無理にふさいでんだからな。」
「へぇー……」
「言っとくけど、壊れたものを直すってのは出来ねぇからな。治癒術ってのは人体にしか使えないから」
「あ、そこはちゃんとしてますね」
「ものとか機械ってのは人が作ったもんだからな。でも、人は神が作り出したものだ。治癒術は神の魔術だから、人が作ったもんには出来ないって理屈だ。」
「なるほど……」
「……こんなところだけど、もういいか?」
話終えたようで、氷河さんがコーヒーを啜る。
俺もメモを片付けて立ち上がる。
「ありがとうございます。助かりました」
「なんに使うか知らねぇけど、悪用はすんなよ?」
「しませんって」
これは、私個人のための情報ですから。
-------------------
神様ってのは、信仰すればこんな感じなんですかねぇ。
この世界には実際天使はいるので、神様を信仰しております。
※乃木坂雨道
今日は、瀬戸氷河さんに突撃取材を敢行し、治癒術についてまとめようと思います!
氷河さんは、自室でのんびりと本を読んでいます。
他の方々は全員私の依頼で追い出しました!
今がチャンスってわけです。
「瀬戸氷河さーん!取材に来ましたよー!」
「乃木坂さん!?」
部屋に入ると、驚いた氷河さんが本を落とします。
あわてふためく感じがなんとも面白い。
「何のようだよ!」
「治癒術について、取材しにきたんですよ。まだ実態が明かされていませんからね。」
氷河さんは治癒術という言葉に反応して目を伏せます。
「治癒術……か。分かったよ、話してやる」
「では、さっそくお願いします!」
咳をひとつしてから、氷河さんが語り始めた。
「まず治癒術ってのはいわば邪法に近いんだよ。人の傷を癒すことは、神が作り出した細胞組織を魔術的に操作するってことだから、これは神の力と同義らしい。」
「神の魔術ですか」
「だから、神の代替えという神血を持つものしか扱えないんだよ。魔術的に行えば邪法となる。邪法で傷を治したとしても、さらに悪化するだけだ」
「恐ろしいですねぇ……。」
「当然、治癒術にも限界はある。神の領域を越えてしまう事は出来ない。例えば、死んだ人を甦らせる……反魂とかな」
「人を作るのは神の仕事ってことですか」
「そう。治癒術にできるのは死にかけた傷を治すまでだ。それでもかなりの魔力を消費する。」
それもとんでもないことだと俺は思うんですけどね。
氷河さんが話を続ける。
「治癒術で使う魔力は神血の魔力だ。普段の魔力よりも制御が難しい。説明しようにもしにくいな……」
「普段の魔力ってのとどう違うんですか?」
「魔術師の才能である魔力は、なんつーんだろうな……イメージに左右されやすいんだよ。現実的な魔術を使う分には調節しやすいんだ。イメージがしやすいほど、使いやすいってことだ。」
「で、神血は?」
「人の細胞がどうなってるかなんて、分かんないだろ。しかもそれを操るんだ。イメージしにくい上に思いが強いほど魔力が勝手に溢れるんだよ。」
「ようするに感情的になりすぎて使えないと」
「当然だろ……。あんな傷見せられれば……」
氷河さんが思い出してしまったのか悲しげな表情をする。
「すみません、続けて」
「……神の領域に触れてるってことだから、消費が激しいってのも、原因かもしれないな。とにかく治癒ってのは人がするべき魔術じゃないんだよ。自然に塞がる、もしくは永遠に塞がらない傷を無理にふさいでんだからな。」
「へぇー……」
「言っとくけど、壊れたものを直すってのは出来ねぇからな。治癒術ってのは人体にしか使えないから」
「あ、そこはちゃんとしてますね」
「ものとか機械ってのは人が作ったもんだからな。でも、人は神が作り出したものだ。治癒術は神の魔術だから、人が作ったもんには出来ないって理屈だ。」
「なるほど……」
「……こんなところだけど、もういいか?」
話終えたようで、氷河さんがコーヒーを啜る。
俺もメモを片付けて立ち上がる。
「ありがとうございます。助かりました」
「なんに使うか知らねぇけど、悪用はすんなよ?」
「しませんって」
これは、私個人のための情報ですから。
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神様ってのは、信仰すればこんな感じなんですかねぇ。
この世界には実際天使はいるので、神様を信仰しております。
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