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ケージインゲームの10話です。

※小泉煉無
「まーネタは分かったわ。で、どうしたらええん?」
「僕らと一緒に見ましょうか。小泉さんお願いします」
「では、北チームを見てみましょうか!」

「タネが分かっちゃいましたよ…」
「その探偵ごっこ止めてください」
乃木坂が探偵の真似をしているのか、不敵に笑う。
それを篝祇が冷たくつっこむ。
「その亀は本体じゃありません!どこかに白蛇がいるはずです!探して下さい!」
千早が叫ぶ。
「ああ、俺のセリフ!」
「乃木坂さん…」
篝祇が哀れみの目で乃木坂を見た。
「白蛇か…、朱雀、河西、皆神、小浜、白蛇を探せ!」
「りょーかい!」
「…多分物陰かな」
「任せてください!」
「了解!」
さすが司令官。
的確な指示です。
山下、高曇、皆神、小浜がそれぞれ四方に散ります。
「圭二、島原、留川!あれを止めてろよ!」
「分かった!」
「分かってますよ!」
「任せろ!」
片桐、島原、留川が玄武を牽制します。
「亜須磨は乃木坂さんを頼む!」
「はい!」
篝祇は乃木坂の護衛のようです。
「おったで!」
山下が白蛇を捕まえようと両手を伸ばすが、するりと抜けられる。
「逃がすか!」
小浜が投剣を投げ、白蛇に刺さる。
『ぬ…!』
「お、黒葉!あたりみてぇだ!」
島原が小浜に声をかけた後に、調子よく構える。
『もうよい、試練はクリアだ。南の扉をあけよう』
おお、北チームもクリアか。やりますね、本部は。
「南…って事は北にいたのか」
片桐が一足先に扉をあける。
さて、また歓迎して転送しなきゃな。

「ようこそ、皆さん。クリアおめでとう!さ、転送して」
『転送しまーす』
こちらに連れてこられた北チームは、くつろいでいた南チームに驚く。
「おまえら!?先にクリアしてたのか?」
「そーですよー」
莱桃がひらりと手を振る。
「さすが莱桃さんだ!」
「「俺たちは!?」」
白河のボケにつっこむ如月と不亘。
とあるモニターを見ていた杜矢さんががたりと立ち上がる。
「…すみません、出ます」
苛立った様子で部屋を出た。
「杜矢さん?」
杜矢さんが向かった先は東の間だった。
その前に北チームに事情を話しますか。
-----------
20までには終わらせる!
きっと終わる!
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