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ボツリヌストキシン。
これは、こちらで、連載されていますコラボ小説のシリーズであります。
先に本編を読まれる事をお勧めします。
キャスト
榎本恭二(えのもときょうじ)
子供心の吸血鬼。
瀬戸氷河(せとひょうが)
凍てつく光の魔弾。
天城芳示(あまぎほうじ)
特攻鬼軍曹ガンナー。
大浦丙(おおうらひのえ)
微睡みのトラップ。
赤空核(あかぞらさね)
反面常識人。
多々角円(ほぼまるまどか)
ノンストップ重力。
一一哉(にのまえかずや)
計算の策師。
多々角環(ほぼまるたまき)
筒抜けの仲間想い。
これは、こちらで、連載されていますコラボ小説のシリーズであります。
先に本編を読まれる事をお勧めします。
キャスト
榎本恭二(えのもときょうじ)
子供心の吸血鬼。
瀬戸氷河(せとひょうが)
凍てつく光の魔弾。
天城芳示(あまぎほうじ)
特攻鬼軍曹ガンナー。
大浦丙(おおうらひのえ)
微睡みのトラップ。
赤空核(あかぞらさね)
反面常識人。
多々角円(ほぼまるまどか)
ノンストップ重力。
一一哉(にのまえかずや)
計算の策師。
多々角環(ほぼまるたまき)
筒抜けの仲間想い。
※瀬戸氷河
「さぁ、紹介するね」
俺たち8人は、教室の椅子に座る。
学生は律儀に座るが、俺たちは机に座っていた。
あ、丙は椅子に座っていたかな。
転校生を紹介するように、芳賀は捕らえた魔術師の名前の話を始めた。
「彼は神隠しの最初の被害者。ダウトの魔術師。魔術師としては、三流。だからこそ、必死だったんだろうねぇ。籠もれる洞窟を探していたところに神隠しの被害にあった。」
魔術師は芳賀を睨むが、構わず続ける。
「ここに来た彼はどうしたと思う?学生に成り代わり続けて身を隠していたのよ。そんな戸惑いながらの隠密生活も終わりを告げた。君たちのせいでね」
芳賀は、チョークで俺たちを差す。
「本部が来たことで、彼は殺されると危惧した。そしたら、世界のルールを知らない魔術師は、こう思うしかない。殺される前に殺すしかないってね!」
芳賀がチョークをこちらに投げる。
俺を狙ったものだったが、それを首を捻るだけで躱す。
背後でチョークの割れた音がした。
「シナリオを変えたのは、魔術師。出会う人物を変えさせたのは魔術師だったってわけ。だって、本来にはこんな魔術師いないだろうし。」
「ってことは、そいつは存在しない魔術師なのか?」
俺が聞くと、芳賀は赤いチョークで俺を差す。
「そう、本編という世界にはない魔術師。あっちがα世界線ならこっちはβ世界線。シュタゲ分かんないけど。まぁパラレルってやつよ。」
分かんねぇ話だ。
一哉がくすりと笑う。
「ようするに、ただの妄想で陰謀で願望で欲望なんだ。やってみたいって出来心。」
「ますます分かんないよ、カズヤ先輩」
「分からなくていいよ。」
「もしかしてこれかな?」
環が耳を澄ませる。
「この、あまり聞きたくない声。『あー、終わらせてぇー、氷河苛めてぇー』って声。」
一体どこから声を受信したのだろうか。
そいつを殴りたいんだが。
「まぁ、そんなんはどうでもいいんだ」
芳示が机から降りる。
そして、魔術師の胸倉を掴む。
「キレちまったよ……殺さないでやるから屋上来いや。」
偉く低い声。
芳示と魔術師は、教室から出てしまった。
俺と恭二も立ち上がる。
「あ、環は痛いって声まで響くなら、ここにいたほうがいい。芳示の暴力酷いから。」
「え、ああ、はい……。氷河さん、嬉しそうですね。」
「俺も殴りに行くから」
「俺も俺も!」
恭二を連れて、芳示を追い掛ける。
この後の話はあまりしたくないので、割愛するが、環曰く「なんというか声が酷かった」そうだ。
魔術師もシメて、教室に戻る。
すると、そこに芳賀がいなかった。
「あれ、芳賀は?」
「消えたよ。変な女だな、あれ」
核がぶっきらぼうに言う。
「まぁ、こっちでも迷惑してるからな」
「そうか」
核がふっ、と笑う。
「じゃ、僕らも行きましょうよ。」
と、円が教室の扉をあける。
目の前には黒海智恵美が、デジカメを抱えていた。
「あのさ……このムービー、ほぼ破損してんだけど。どういうことかしら」
怒りに震えているのか、黒海の表情が見えない。
「しかも、何故か一部カットされてるわ、想定外のシナリオ挟むわ、散々よ!」
黒海がデジカメを床に叩きつける。
「もう、こんなの映画にならない!没だわ!」
-----------
そして、空間編に巻き戻る。
黒海智恵美の能力は、撮影だと思い込めば、没を無くせます。
というわけで、ネタだらけ破綻ミステリーでした。
途中で小綺麗に謎解くの飽きましたけどね。
マイペースに書かせていただきました。
こちらは、コラボ企画のおまけとして楽しんでいただければ幸いです。
どいつもこいつもアホみたいな一面が出来たと思います。
最もシリーズのキャラ壊したのは、申し訳なかったけどね!
Q、シーン1以降の煤軒君は?
A、ずっととある教室のロッカーに閉じ込められてました。
「さぁ、紹介するね」
俺たち8人は、教室の椅子に座る。
学生は律儀に座るが、俺たちは机に座っていた。
あ、丙は椅子に座っていたかな。
転校生を紹介するように、芳賀は捕らえた魔術師の名前の話を始めた。
「彼は神隠しの最初の被害者。ダウトの魔術師。魔術師としては、三流。だからこそ、必死だったんだろうねぇ。籠もれる洞窟を探していたところに神隠しの被害にあった。」
魔術師は芳賀を睨むが、構わず続ける。
「ここに来た彼はどうしたと思う?学生に成り代わり続けて身を隠していたのよ。そんな戸惑いながらの隠密生活も終わりを告げた。君たちのせいでね」
芳賀は、チョークで俺たちを差す。
「本部が来たことで、彼は殺されると危惧した。そしたら、世界のルールを知らない魔術師は、こう思うしかない。殺される前に殺すしかないってね!」
芳賀がチョークをこちらに投げる。
俺を狙ったものだったが、それを首を捻るだけで躱す。
背後でチョークの割れた音がした。
「シナリオを変えたのは、魔術師。出会う人物を変えさせたのは魔術師だったってわけ。だって、本来にはこんな魔術師いないだろうし。」
「ってことは、そいつは存在しない魔術師なのか?」
俺が聞くと、芳賀は赤いチョークで俺を差す。
「そう、本編という世界にはない魔術師。あっちがα世界線ならこっちはβ世界線。シュタゲ分かんないけど。まぁパラレルってやつよ。」
分かんねぇ話だ。
一哉がくすりと笑う。
「ようするに、ただの妄想で陰謀で願望で欲望なんだ。やってみたいって出来心。」
「ますます分かんないよ、カズヤ先輩」
「分からなくていいよ。」
「もしかしてこれかな?」
環が耳を澄ませる。
「この、あまり聞きたくない声。『あー、終わらせてぇー、氷河苛めてぇー』って声。」
一体どこから声を受信したのだろうか。
そいつを殴りたいんだが。
「まぁ、そんなんはどうでもいいんだ」
芳示が机から降りる。
そして、魔術師の胸倉を掴む。
「キレちまったよ……殺さないでやるから屋上来いや。」
偉く低い声。
芳示と魔術師は、教室から出てしまった。
俺と恭二も立ち上がる。
「あ、環は痛いって声まで響くなら、ここにいたほうがいい。芳示の暴力酷いから。」
「え、ああ、はい……。氷河さん、嬉しそうですね。」
「俺も殴りに行くから」
「俺も俺も!」
恭二を連れて、芳示を追い掛ける。
この後の話はあまりしたくないので、割愛するが、環曰く「なんというか声が酷かった」そうだ。
魔術師もシメて、教室に戻る。
すると、そこに芳賀がいなかった。
「あれ、芳賀は?」
「消えたよ。変な女だな、あれ」
核がぶっきらぼうに言う。
「まぁ、こっちでも迷惑してるからな」
「そうか」
核がふっ、と笑う。
「じゃ、僕らも行きましょうよ。」
と、円が教室の扉をあける。
目の前には黒海智恵美が、デジカメを抱えていた。
「あのさ……このムービー、ほぼ破損してんだけど。どういうことかしら」
怒りに震えているのか、黒海の表情が見えない。
「しかも、何故か一部カットされてるわ、想定外のシナリオ挟むわ、散々よ!」
黒海がデジカメを床に叩きつける。
「もう、こんなの映画にならない!没だわ!」
-----------
そして、空間編に巻き戻る。
黒海智恵美の能力は、撮影だと思い込めば、没を無くせます。
というわけで、ネタだらけ破綻ミステリーでした。
途中で小綺麗に謎解くの飽きましたけどね。
マイペースに書かせていただきました。
こちらは、コラボ企画のおまけとして楽しんでいただければ幸いです。
どいつもこいつもアホみたいな一面が出来たと思います。
最もシリーズのキャラ壊したのは、申し訳なかったけどね!
Q、シーン1以降の煤軒君は?
A、ずっととある教室のロッカーに閉じ込められてました。
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