また新キャラを足したい（馬鹿野郎）
メインの設定だけ書いてみよう。

※瀬戸氷河
「なぁなぁ、聞いて聞いてー」
「なんですか？」
ここ最近、大人しかった莱桃さんがやたら上機嫌で話しかけてきた。
面倒なことに巻き込まれそうだな、とは思ってたけど、無視するのも気が引けたので聞くだけ聞いてみることにした。
「あんな、自律人形作ってもらったんよー。」
「自律人形？」
「オートマトン？とか言うんかな？諏訪くんはただの人形っていうてけたけど」
諏訪ってのは、変わり者の魔族の事だろう。
話だけ聞いたことある。人形遣いらしい。
その諏訪って人と莱桃さんが仲良くなって人形を作ってもらった……？
「……で？その人形がなんなんすか？」
「それがな、面白いもん扱っとる羽鳥くんとか爆発物が得意そうな杉森くんにも協力してもらってな、全身凶器の戦闘用の自律人形なんよー。」
「そりゃすげぇっすね……」
きっと言う通りのままの全身凶器の人形なんだろうな。
羽鳥さんは、人体を解剖することに関しては得意な人物と言えるだろう。
手仕舞さんと同じような暗器使いだ。
杉森さんは、手榴弾を扱う爆弾魔だ。
俺も巻き込まれてひっどい目にあったことがある。
全身凶器を作るうえでは最高の取り合わせだと思う。
「氷河君、暇？その人形の調整手伝ってくれへん？」
「…………マジすか」
聞くべきじゃなかったかもしれない。

自律人形は夢を見る

※藤野司
面倒な問題が二つある。
一つは苑宮の忍びの問題。
面倒くさい流派が暴れているらしい。
それはスピードだけが取り柄のなんてことない流派だ。
苑宮の敵ではない。敵ではないんだが、その流派の統領がめんどくさい。
性格がめんどくさい。苑宮に頼まれて交渉をすることになったが、話したくない。
もう一つは、魔物だ。
先日、小さな魔物を拾ったのだが、それが魔術師のものだったらしい。
芳賀巫斗と似たようなやつだ。
大人しく返せばいいと思うだろう。実際そうすれば問題は解決だ。
だが、僕がその魔物に愛着を持ってしまった。
故にただで返したくない。
「さて、どちらもどうするかな」
交渉事は得意なつもりでいたけど、僕も丸くなってしまったからね。
きっとうまくはいかないよ。

魔物使いの平和な構想
変わり者と変わり者の世界