議題は『本部シリーズの最終話』

実はこの話は、あまり中身が決まってなくて、だんだんと妄想力で埋めていった空虚なシリーズなのです。
大雑把にこんな設定でこんなキャラを書きたくてー、ってやってたらすごい人数になってたし、話もぐだぐだと広がっていった。
その割には舞台はそんな広くない。街か近くの森か荒野か空か山か港町か海かってぐらいだったはず。
時代はやたら過去に長い。魔族のせい。
種族はやたら多い。しょうがない。

さっき確信に近いキャラをひとり生み出せたので、なんかこの作品終われるかもしれんと思ってしまった。
でも、全員が救われるハッピーエンドにもならないし、最後の最後ですごい強いやつ出てきて世界が滅びかけて救うといった壮大なエンドにもならないと思う。
謎を解いて終わりって感じにしたい。悪の元凶ってやつもきっといない。
本部シリーズの世界は、過去に一部の魔族が好き勝手暴れた結果、成敗もされたが傷跡が大きくなって、無法の世界になったので。
一部の魔族に影響されて人間も悪魔も好き勝手暴れたけど。成敗されたし。
今更秩序のある世界にならないし、秩序のある魔族が本気で世界を壊そうともしないので、なんだかんだバランスが保たれているのです。
じゃあ解くべき謎ってなんなんでしょうね。
あんまないんですよね。神血とか？神様の存在とか？魔族の歴史とか？魔術師のはじまりとか？
全部語ったところでハッピーになるようなもんじゃないですね。
謎を解いたからって神血のままだし、神様はなにもしないし、魔族は支配者きどりだし、魔術師は根絶されないし。
キャラひとりひとりがある程度救われればハッピーエンドなんでしょうかね。
そういうことで考えてみましょうか。

一番のハッピーエンドの線、茅野ちゃんの世界を救う話は相当未来の話です。
だから書かれないでしょう。