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本部巡りツアーの7話です。
スランプから抜けました。
スランプから抜けました。
「小浜さんは、あの騙し屋ですよね?」
俺が聞くと、小浜さんはくすりと笑った。
「昔の話だよ。今は藤野がいるじゃないか」
「でも、初代騙し屋は小浜さんでしょう。何故そんな事を?」
さらに聞くと、小浜さんは不適に笑う。
「さあね。僕は騙してただけ。そんな小さな事から噂は広まる。利用させてもらったけどね。」
島原さんが、小浜さんの頭を叩く。
「何言ってんだ、黒葉は仕方なく騙してただけだろうが」
「あ、洋斗まだその嘘信じてるんだ」
「嘘なのかよ!?」
杜矢さんもくすくす笑う。
「騙し屋の噂は、全て小浜さんに有利なように出来てましたね。あんな嘘が吐けるのは、滅多にいませんよ。」
「情報戦には強いんですね。」
「そんなもんじゃないでしょう。きっと心理ゲームだとか騙し合いゲームなんかしたら小浜さんに勝てる人はいませんよ。」
「杜矢、言いすぎじゃない?」
「いえいえ、本心ですよ」
二人とも表情を笑顔から変えずに話す。
二人とも質が悪そうだ。
「って、引き止めてる場合じゃないだろ。ほら、ツアーの途中だろ?情報室はあっちだから。」
神谷さんが、一つの扉を指差した。
「ああ、ありがとうございます。」
俺は四人と別れ、ツアーを再開した。
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俺が聞くと、小浜さんはくすりと笑った。
「昔の話だよ。今は藤野がいるじゃないか」
「でも、初代騙し屋は小浜さんでしょう。何故そんな事を?」
さらに聞くと、小浜さんは不適に笑う。
「さあね。僕は騙してただけ。そんな小さな事から噂は広まる。利用させてもらったけどね。」
島原さんが、小浜さんの頭を叩く。
「何言ってんだ、黒葉は仕方なく騙してただけだろうが」
「あ、洋斗まだその嘘信じてるんだ」
「嘘なのかよ!?」
杜矢さんもくすくす笑う。
「騙し屋の噂は、全て小浜さんに有利なように出来てましたね。あんな嘘が吐けるのは、滅多にいませんよ。」
「情報戦には強いんですね。」
「そんなもんじゃないでしょう。きっと心理ゲームだとか騙し合いゲームなんかしたら小浜さんに勝てる人はいませんよ。」
「杜矢、言いすぎじゃない?」
「いえいえ、本心ですよ」
二人とも表情を笑顔から変えずに話す。
二人とも質が悪そうだ。
「って、引き止めてる場合じゃないだろ。ほら、ツアーの途中だろ?情報室はあっちだから。」
神谷さんが、一つの扉を指差した。
「ああ、ありがとうございます。」
俺は四人と別れ、ツアーを再開した。
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