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シュガーソルトなSS。
あっさり甘い。
そして、食べ物の好みを調べた話。
かつてのハードスクラップショー21です。
あっさり甘い。
そして、食べ物の好みを調べた話。
かつてのハードスクラップショー21です。
・シュガーソルト
※篝祇亜須磨
食堂に来てみると、珍しく賑わっていた。
神谷さんと瀬戸さんが出て来たので聞いてみた。
「何があったんですか?」
「今、向こうで甘党集会が開かれてる。小浜さんの情報と宮代さんの料理の腕があれば、なんでも出来るんだもんなあ。」
「俺は上月待ちかな。あいつ、あんな性格してるけど、甘いの好きだからさ」
瀬戸さんが、羨ましそうに呟く。
「あーあ、今度は辛いもの集会でもしないかなあ」
「あ、意外。辛党なんですか?」
「甘いのは苦手なんだよ。なら、辛いもののがうまいだろ?」
「そうかなぁ……。」
瀬戸さんは時々分からない。
「俺は甘いの好きだけどなー」
と、神谷さんが反対する。
「大体ここの人は、食に疎いからね。まぁ、気にした事でもないんじゃない?」
と、藤野さんと風上さんがやってきた。
「でも、甘いのは疲れた時に欲しいだろ?」
「そうだねぇ。疲れた時に軽くチョコレートとかならいいけど、あれはねぇ……」
藤野さんが食堂の中を見て、苦笑い。
食堂では、数々のデザートが並べられていた。
和から洋まで。
宮代さん、あんなに料理出来たんだ……。
「わぁ、うまそー……ごめんね、藤野。行ってくる。」
風上さんがたたたっ、と中に入ってしまう。
「甘党……多いんですかね?」
「本当に甘党なのは、宮代さんと莱桃さんくらいなもんだよ。他の連中――あさぎちゃんと優衣ちゃんは除いた連中は、ただ食べられるから来てんじゃないの?」
「全く困った奴らだよな」
と、留川さんがやってきた。
「スイーツ男子だの馬鹿馬鹿しい。男は酒とつまみだろ」
「それは留川さんだけですよ」
しかも、男というよりおっさんだし。
「ったく……こんなに群がりやがって。後で全員吹き飛ばしてやろうか。」
「留川さんも甘いの苦手なんですか?」
瀬戸さんが聞くと、留川さんは当たり前だ、と苛立ちながら答える。
「杉森も白河も島原も苦手っつってたぞ。ああいうのは甘ったるくて適わねぇ。」
「俺もあまり好きじゃないんですよ、甘いのは」
「へぇ……、今度飲むか?」
「酒豪じゃないんですけどね。」
「いいじゃねぇか、うまい酒ならいくらでもあんだから。」
「でも、遠慮しときます。たまの飲み会で充分ですから。」
「そうか。」
-----------
軽いだろ?
次こそ大盗賊の話か白河一派の話を書きたい。
※篝祇亜須磨
食堂に来てみると、珍しく賑わっていた。
神谷さんと瀬戸さんが出て来たので聞いてみた。
「何があったんですか?」
「今、向こうで甘党集会が開かれてる。小浜さんの情報と宮代さんの料理の腕があれば、なんでも出来るんだもんなあ。」
「俺は上月待ちかな。あいつ、あんな性格してるけど、甘いの好きだからさ」
瀬戸さんが、羨ましそうに呟く。
「あーあ、今度は辛いもの集会でもしないかなあ」
「あ、意外。辛党なんですか?」
「甘いのは苦手なんだよ。なら、辛いもののがうまいだろ?」
「そうかなぁ……。」
瀬戸さんは時々分からない。
「俺は甘いの好きだけどなー」
と、神谷さんが反対する。
「大体ここの人は、食に疎いからね。まぁ、気にした事でもないんじゃない?」
と、藤野さんと風上さんがやってきた。
「でも、甘いのは疲れた時に欲しいだろ?」
「そうだねぇ。疲れた時に軽くチョコレートとかならいいけど、あれはねぇ……」
藤野さんが食堂の中を見て、苦笑い。
食堂では、数々のデザートが並べられていた。
和から洋まで。
宮代さん、あんなに料理出来たんだ……。
「わぁ、うまそー……ごめんね、藤野。行ってくる。」
風上さんがたたたっ、と中に入ってしまう。
「甘党……多いんですかね?」
「本当に甘党なのは、宮代さんと莱桃さんくらいなもんだよ。他の連中――あさぎちゃんと優衣ちゃんは除いた連中は、ただ食べられるから来てんじゃないの?」
「全く困った奴らだよな」
と、留川さんがやってきた。
「スイーツ男子だの馬鹿馬鹿しい。男は酒とつまみだろ」
「それは留川さんだけですよ」
しかも、男というよりおっさんだし。
「ったく……こんなに群がりやがって。後で全員吹き飛ばしてやろうか。」
「留川さんも甘いの苦手なんですか?」
瀬戸さんが聞くと、留川さんは当たり前だ、と苛立ちながら答える。
「杉森も白河も島原も苦手っつってたぞ。ああいうのは甘ったるくて適わねぇ。」
「俺もあまり好きじゃないんですよ、甘いのは」
「へぇ……、今度飲むか?」
「酒豪じゃないんですけどね。」
「いいじゃねぇか、うまい酒ならいくらでもあんだから。」
「でも、遠慮しときます。たまの飲み会で充分ですから。」
「そうか。」
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軽いだろ?
次こそ大盗賊の話か白河一派の話を書きたい。
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