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氷河ヒロイン企画。
皆で氷河を攻め落とす企画。

今回は、亜須磨、夜月、秋夜、路也の若者ども。

・亜須磨ハーレム
※瀬戸氷河
教会帰りに、亜須磨と一緒に話していた。
もちろん、ピアノの件は黙らせてある。
亜須磨は、嬉しそうに笑いながらも約束してくれた。
あれは、秘密であることを喜んでいた表情だ。

ラウンジには、夜月と秋夜と路也が談笑していた。
亜須磨に気付いた夜月が、声をかけた。
「おーい、亜須磨!」
「夜月、待っててくれたのか?」
夜月は、いや、と否定してから、張り付いた笑顔で亜須磨に聞く。
「昨日は何処に行ってたのかな?帰ってこないから、心配したよ。」
「ああ、教会にいた」
「教会?」
今度は、路也が不思議そうに返す。
「氷河さんも、そこにいたんすか?」
「ああ、ちょっと用事で」
秋夜の質問に答えると、三人はこそこそと亜須磨に聞こえないように話始めた。
「これだから、亜須磨は……」
「無自覚ってのは罪だよな」
「無個性なんだったら、しょうがないっすよ……」
当の亜須磨は、わからないと言った表情だ。
彼らの話で察した俺は、ぼそりと呟いた。
「亜須磨、最低なんだな」
「え?氷河さんに言われると、すごい傷付くんだけど」
亜須磨の言葉を無視して、三人が畳み掛ける。
「そうだよ、亜須磨。僕は亜須磨をこんなにも心配しているのに、君と来たら……」
「そうだ、妹に関わったら、殺すかんな。」
「亜須磨は一体誰が好きなんだか、分かんねぇっすよ!」
「ちょっと、夜月はともかく、路也と秋夜には言われたくないんだけど。つか、路也に至っては関係ないし!」
珍しく亜須磨が動揺する。
いや、俺が見慣れないだけか。
そして、三人の攻撃は何故か俺に向けられた。
「氷河さんも、亜須磨に唆されないで下さいよ。」
「そうだ、妹に関わったら、殺すかんな」
「氷河さんには、恭二さんがいるじゃないっすか!」
「なんで俺も言われなきゃなんないわけ!?つか、路也に至っては関係ないし!」
「うるせぇ、妹に手かけたら殺すかんな!」
「あさぎちゃんは、よく出来た子だよ!」
誰も手掛けられないと思うなあ。
「はぁ、とりあえず。亜須磨。話を聞かせてもらうよ。」
「わ、分かったよ、仕方ないな」
夜月が亜須磨を連れていく。
路也もあさぎちゃんが、気になったのか、さっさと歩いていった。
秋夜が、悪戯っぽく笑う。
「で、本命は誰なんすか?」
「本命って言葉が似合うか分かんねぇけど、答えるなら恭二だな」
「なんか作ってやらないんすか?お菓子とか」
「い、いや……そこまでしなくてもいいだろ?」
「うーん、慣れない料理に苦戦する氷河さんとか、俺、見たいんすけど」
「なら、尚更やらねぇよ!」
「えー、なんで!?」

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子供にすら遊ばれる氷河。
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