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氷河ヒロイン企画。
今回は弓ヶ浜。

寝ぼけていた部分を修正しました。


・人外心情
※瀬戸氷河
俺は、何故か雨境に絡まれていた。
本当は東火さんに話を聞きたくて来ただけなんだが、ちょうどそこにいた雨境の暇潰しに付き合っていた。
「んー、氷河?聞いてる?」
「雨境ー、重いって」
雨境が後ろから俺に抱きついてのしかかる。
「ふふーん、今日は休みだからなー。」
「意味わかんねぇっての。」
「雨境、ちょっとどいてなさい。」
東火さんが、ようやく雨境を叱る。
「……東火兄さんだって、氷河気に入ってるくせにー」
雨境がからかう。
更に体重が俺にかかる。
東火さんが、くすりと笑う。
「気に入ってますよ。面白いですから。」
「そういう話を俺の前でするか?」
俺が聞くと、二人は満面の笑みで答えた。
「「もちろん!」」
「んー……」
俺は、なんとなく言葉につまった。
この人たちもちゃんと笑えるじゃないか。
「あ、雨境。雄飛兄さんと文弥を呼んできてください。」
「分かった。」
雨境がパッと俺から離れる。
そして、軽い足取りで部屋を出た。
東火さんが、ため息をつく。
「やっと落ち着きましたか」
「あ、そーだな……」
「実は、私も貴方に話があったんですよ。」
「話?」
東火さんが、真面目な表情で言う。
「氷河は、何故魔術を学ぶんです?」
「…………その、話か」
「それだけじゃなくても、氷河にはたくさん言いたいことありますよ。自己犠牲的な理由だとか、ね」
魔術を学ぶ理由か。
あまり考えたこともなかった。
けど、理由なら言える。
「魔術を知っておけば、魔術師に抵抗できるだろ。まぁ、ちょっと面白かったってのもあるけどさ。」
「それは自分のために?」
「恭二のために」
東火さんが、呆れる。
「やっぱり自己犠牲的だ。たまには大人しく守られてみるのはどうです?」
「でも、みてらんねぇだろ。俺のせいなら尚更。」
「それがおかしいんだよ、氷河は」
雨境が、二人をつれて部屋にはいる。
そして、雨境が真面目に答える。
「だから、恭二も芳示も丙もお前が心配なんだろ。」
そして、雨境が俺の肩を叩く。
「俺は、氷河を守るよ。ま、たまに出来ないときもあるけどね 。」
「雨境がそんなことを……」
雄飛さんが嬉しそうに呟く。
「あれー?兄さん人嫌いじゃなかった?」
文弥が雨境をからかうと、むすっとした表情で俺に抱きつく。
そして、東火さんを指差す。
「人嫌いは東火兄さん!」
「ちょっ、失礼でしょ!それ!」
「つか、抱き付くな!暑いわ!」
ようやく雨境が俺から離れる。
「あんた、恭二に似てきたな……。」
「それは心外かも。」

------------------
修正しました。
寝ぼけながら書くとマジひどい。



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