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うわあああああ、わたしのばかやろー!

・魔術師未満研究
※瀬戸氷河
魔術師未満の人間どもに、弄ばれる。
俺の体は恭二以外には触らせたくなかったのに。
「はっ、やめ、ろ……っん……ぅ……」
抵抗したいが、快楽に身を投じそうになる。
非常に腹立たしいが、耐えることしかできない。
「お、誰か引っ掛かったぞ」
情事の途中で一人の男が言う。
「さすが神血。人脈が広いな。また研究できそうだ」
「俺で、誰かを、釣ったのか……?」
「どうせヒーロー様が助けに来てくれんだろ?だったらそのヒーローも俺たちの実験に付き合ってもらうさ」
「んでさー、そいつの前でこいつ犯そうぜ!」
「おっ、いいねぇ、そうすっか!」
全員の意見が一致したのか、また魔術の準備に戻る男たち。
一部はまた俺を柱にくくりつけようとしてやがる。
動けなくなるように丁寧にスタンガンを利用してからだ。
「俺達随分汚しちまったけどいいのか?」
「いいんだよ、その方が突っ込んでくれるだろ?」
「そっかー、なかなかそそるぜ、今のお前」
「っは……うるせぇ……んだよ……!」
「おっけー、隠れろ」
「あいよー」
戻りがてら一発また腹を蹴られた。
もう、掠れた声しかでない。
誰かが来るよりも早くスタンバイが終わってしまった。
誰かが俺のせいで……。
涙がこぼれる。
そしてターゲットは、ドアを派手に開けた。
「氷河!」
「…………ッ」
名を呼びたくても呼べない。
恭二が、釣られてしまった。
顔を上げると一筋涙がこぼれる。
柱に繋がれ、血もつき、服も乱れきっている。
恭二の頭が怒りで真っ白になるのは、明白。
「氷河ッ!」
真っ直ぐに俺の足元の魔方陣に飛び込む恭二。
「今だ!」
男が魔術を発動させる。
「あぐ……っ!」
恭二が雷の魔術に耐えている。
俺も魔術をくらい、一瞬に身体がびくりと跳ね上がった。
「っ、はぁ……氷河、氷河……!」
息も絶え絶えに、でも俺に手を伸ばす恭二。
もう、みたくもない。
「恭二……、くそ、俺が……!」
「いっやー、たまんねぇな!美男子二人もゲットー!」
出てきた男たちが俺達を見下す。
そして、恭二を足蹴にする。
「さーて、どうすっかな」

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やめどきがわかんね。
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