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零雨リクエスト、攻めにょた企画。
私自身の構想ですと、全7話+おまけを予定しております。


にょた化がが苦手な人は閲覧を避けてください。




※高曇河西
昨日の夜は何をしただろうか。
光輝がまた飲みたいというから、司令室で飲んでいたんだっけか。
それで、朱雀に圭司に鳩ヶ谷に留川に杉森といつもの飲みメンツを集めて、深夜遅くまで飲んでいたんだ。
まぁ、ここにいる連中も夜にいろいろやっているだろうしね。
夜でも彼らは忙しなく動いているんだ。
休めばいいのにね。
俺達も例外ではなく、一人また一人と潰れていった。
そして今日。
俺が目を覚ますと、光輝が美人の女性になっていた。
しかも、平均よりもかなり胸が大きい。
こういうのが、魔術師の仕業だというのだろうか。
氷河の事がよぎって彼も苦労しているのだと理解してしまい、ため息をついてしまった。
「さすがに、昨日は飲み過ぎたな……」
寝惚けている光輝はまだ気づいていない。
司令官の机の後ろで寝ていたので、まだ他の連中からは隠れている。
さて、俺はどうやってこいつに気付かせなきゃいけないんだろう。
「光輝」
「河西、まだ潰れてなかったのか……」
酒瓶を手に立ち上がる。
まだ酒を飲ませようというのか、すごく寝惚けているね。
「何年、君と飲んでいると思っているんだ。それよりさ……」
「なんだよ」
鏡を見てごらん、って言いたいんだけど、ここには鏡がない。
「自分を見てごらん」
光輝は自分の姿を見て、ぎょっとする。
驚きすぎて、酒瓶を落としてしまう程に。
幸い、瓶は割れずに済んだが、光輝へのダメージがでかいだろうな。
「……」
光輝は黙って自分の胸を揉む。
それから、はぁ、とため息を吐いて俺に命令する。
「河西、鍵かけろ。」
「はいはい」
俺はすぐに鍵をかけた。
光輝の事だ、事が落ち着くまでこの部屋から出ないつもりだろう。
前もそうしてたんだっけかな。
「だから河西、話を聞けっちゅーねん……俺がいつその話をしたっていうんや……?」
寝言で朱雀が何かを言ってる。
また俺は変な話をしたっけか?
「どうするかな、この馬鹿ども……」
光輝が潰した連中をみやる。
朱雀だけじゃない、圭司も鳩ヶ谷も留川も杉森もそろそろ起きる頃合いだろう。
今の光輝をみて、こいつらがどんな反応するかな……。
「う、うう……頭、いてぇんだけど……」
杉森が頭を押さえながら起きる。
俺はすぐに杉森のコップに水を用意して、渡す。
「ああ、ありがとうございます……高曇さん……」
杉森は、勢いよく水を飲み干す。
「くそっ、白河め……。ぶっ飛ぶまで飲ますことねぇだろ……」
「そりゃお前が弱すぎるからだろ」
つい言い返してしまう光輝。
声だって女性なんだから、高いのに。
すぐばれちゃうのに。
「あ?白河?にしては、声が高くねぇか?」
「しまった……!」
すぐに口を塞ぐ光輝。
隠れようともしてたみたいだけど、無駄だ。
杉森が今の光輝を見てしまった。
「白河……?」
「ん、どーしたんだよ……杉森……」
留川も目覚めて、杉森の後ろから白河を見た。
硬直していた杉森と違い、留川は声を出した。
「うおおおおおお!?白河さんが女になってるううううう!?」
「バカやろ、声出すな!」
先ほどの留川の叫び声で、他の連中も目覚めてしまった。
どいつもこいつも二日酔いで辛そうだけど。
「なんですか、一体……?」
この中では真面目な奴である鳩ヶ谷がゆっくりとこちらにやってくる。
そして今の光輝を見てしまった。
魔術師の悪戯に慣れない鳩ヶ谷は茫然としていた。
「え、ええ……?」
「ああ、そうか。鳩ヶ谷ここに来たばかりやもんな。教えたる」
朱雀が鳩ヶ谷の肩を叩いて、説明をした。
「ここ、魔物討伐本部は日々こんな感じで、魔術師の悪戯を受けてるんや」
非常にざっくりとした説明だ。
普段の朱雀ならこんなこと言わないんだけど、二日よいで疲れてるからだろう。
その説明を聞いたって、鳩ヶ谷が理解できるとは思えない。
「なんとかしようと思わないんですか?」
「なんとかしたいけど、出来へんねや」
「そーそー!魔術師の狙いはだいたい氷河で、おまけで遊ばれるのは俺達なんだから」
圭司も起きて、俺達の話に混ざる。
鳩ヶ谷はまだ氷河とあまり話したことがないから、微妙そうな反応だ。
「は、はぁ……あいつ、そういう奴なんだ」
「治癒術も文句言わずにやってくれるし、まぁ面白い奴なんだけどね」
「そりゃー、俺の命令なんだから、文句なんか出るわけないだろ」
光輝が偉そうに腕を組む。
でかい胸を強調しているだけだ。
「氷河の考えの変化でしょ。最初は文句言ってたじゃないか。」
「そうだな……いつかあいつとまた話をしてぇと思ってるよ」
光輝が氷河をなにかと気にしているのはわかる。
無理をさせているのは俺達だしな。
「白河、そんなシリアスは終わりにしようぜ」
留川が話をぶった切って、光輝に向けて手をわきわきと動かす。
正直、気持ち悪い。
「白河さん、胸揉ませてくれ」
「断る」
「いや、揉む。そんなでかい胸を見せておいて、揉むなってのは無理だ。」
留川が今の光輝の胸を揉もうと襲う。
すぐに光輝を押し倒して、胸を揉もうとしている。
光輝は、留川を突き放そうと手を組みあっている。
「確かに、今の白河さん、ちょー美人ですよね。俺も、あやかっていいですか?」
「ダメに決まってるだろ、おい、ふざけんな片桐!」
圭司も留川に続いて、襲いかかる。
留川を押さえるので必死な光輝の胸は圭司によって、揉まれた。
「うわ、やばい、これやばい……」
「や、めろ、片桐……」
光輝の声が、色っぽくなった気がする。
感じてるのだろうか。いやまさか。
「おい、ずりぃぞ、片桐さん!」
留川が本当にうらやましそうに圭司を見る。
鳩ヶ谷の唾を飲む音が聞こえた。
「……白河さん、俺も、いいですよね?」
「鳩ヶ谷?」
睨まれる鳩ヶ谷。
白河の後輩って睨まれるのに弱く、鳩ヶ谷も狼狽える。
「あ、いや、そんな白河さん見たら、俺だって、ねぇ?ってなわけで、行きます!」
「おい、ざけんな、鳩ヶ谷!」
鳩ヶ谷まで突っ込んでいったせいで、光輝はもみくちゃにされている。
そろそろ強姦になりそうってか、なってるんじゃないかな……。
朱雀が深くため息を吐く。
「河西、鍵かかってるな?」
「いや、まだだと思うよ」
「ったく……しゃあないな」
朱雀が扉まで鍵をかけにいく。
「こら河西!しまっとるやないか!」
「え、ごめん。光輝の様子の事かと思った」
「はぁ……夢中になると河西は話がずれるからいやなんやって……」
閉めた事を確認した俺達も光輝の所に行く。
「光輝、諦めるんや。魔術師を恨め」
「……俺達も混ざっていいよね?」
返事を待たずに白河の胸を揉みしだく。
でかいからか、想像以上の柔らかさだった。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
普段は攻めの白河が受けになっちゃう話。

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