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迷い迷える少女の世界の一話です。
私はいつものように、気ままに出掛けたつもりでした。
ふらふらと何処かを見て回り、そこに出会う人たちと話をしたり。
今日も同じ気持ちで出掛けました。
森の奥、不思議な世界の在るところへ向かいました。
すると、だんだんと濃い霧がかかり道が分からなくなってしまいました。
私がうろうろしていると、木の上にいた少女が声を掛けてきました。
「あれ?迷ったの?」
その少女は、私の目の前に降りると、舌打ちをしました。
「つまらなさそうな奴…」
「何かいいましたか?」
「ん…あんたを迷わせても面白く無さそうだな、って。」
少女が霧を作った人なのでしょうか。
私は訊ねてみました。
「あなたがこの霧を作ったのですか?」
すると少女は自慢げに答えてくれました。
「まぁね。この霧は場所だけじゃなくて、時間も分からなくする霧。ここに迷い込んだ不幸なあなたは、時間と空間を越え、嫌われた地へとたどり着くだろうね。」
さらに霧は濃くなり、少女の姿も見えなくなっていきました。
「まっすぐ歩けばたどり着くよ。だけど、帰れるかは保証しないよ!」
まっすぐ歩けばいいそうなので、歩く事にしました。
ふらふらと何処かを見て回り、そこに出会う人たちと話をしたり。
今日も同じ気持ちで出掛けました。
森の奥、不思議な世界の在るところへ向かいました。
すると、だんだんと濃い霧がかかり道が分からなくなってしまいました。
私がうろうろしていると、木の上にいた少女が声を掛けてきました。
「あれ?迷ったの?」
その少女は、私の目の前に降りると、舌打ちをしました。
「つまらなさそうな奴…」
「何かいいましたか?」
「ん…あんたを迷わせても面白く無さそうだな、って。」
少女が霧を作った人なのでしょうか。
私は訊ねてみました。
「あなたがこの霧を作ったのですか?」
すると少女は自慢げに答えてくれました。
「まぁね。この霧は場所だけじゃなくて、時間も分からなくする霧。ここに迷い込んだ不幸なあなたは、時間と空間を越え、嫌われた地へとたどり着くだろうね。」
さらに霧は濃くなり、少女の姿も見えなくなっていきました。
「まっすぐ歩けばたどり着くよ。だけど、帰れるかは保証しないよ!」
まっすぐ歩けばいいそうなので、歩く事にしました。
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