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本部巡りツアーの四話です。
廊下で、杜矢さんが声をかけてきた。
「新人ですか?」
「巡りツアー中なんですよ。」
「こんなとこ見たいだなんて、物好きですねぇ。ま、好きに見たらいいと思いますけど。」
「だから、自由に見てますよ。」
途端に、杜矢さんがナイフを構える。
「しゃがんで下さい!」
「え?」
「早く!」
さっとしゃがむと、杜矢さんは向こうにナイフを投げた。
すぐにうわあっ!?という声がして、その後に弾くような金属音がした。
「上月!やっぱお前か!」
神谷さんが、杜矢さんに詰め寄る。
「神谷さんが避けるから、僕のところにナイフ来たじゃんかー」
「投げる方が悪いだろ、これ…」
その後、投剣を握る小浜さんと島原さんがやってきた。
「あー、すみません。神谷さんが避けるもんですから小浜さんに被害が及んじゃいましたね。」
「後ろが僕だから、狙ったくせによく言うね。」
「気を抜いて生活したくないと言ったのは、どちらでしたかね?」
杜矢さんと小浜さんが黒い笑みで会話を続ける。
島原さんが、戸惑いながらも二人に聞く。
「いや、なんでお前等仲悪いんだよ…?」
二人の黒い笑みが、島原さんに向けられた。
「洋斗はこれが仲悪いように見えるの?」
「島原さん、もっとよくみたらどうですか?」
「分かんねぇよ、つか怖ぇよ!おい神谷、どうなんだよ?」
いきなり振られた神谷さんは、戸惑いながら答える。
「い、いや…上月も小浜も分かんねぇよ…」
-----------
「新人ですか?」
「巡りツアー中なんですよ。」
「こんなとこ見たいだなんて、物好きですねぇ。ま、好きに見たらいいと思いますけど。」
「だから、自由に見てますよ。」
途端に、杜矢さんがナイフを構える。
「しゃがんで下さい!」
「え?」
「早く!」
さっとしゃがむと、杜矢さんは向こうにナイフを投げた。
すぐにうわあっ!?という声がして、その後に弾くような金属音がした。
「上月!やっぱお前か!」
神谷さんが、杜矢さんに詰め寄る。
「神谷さんが避けるから、僕のところにナイフ来たじゃんかー」
「投げる方が悪いだろ、これ…」
その後、投剣を握る小浜さんと島原さんがやってきた。
「あー、すみません。神谷さんが避けるもんですから小浜さんに被害が及んじゃいましたね。」
「後ろが僕だから、狙ったくせによく言うね。」
「気を抜いて生活したくないと言ったのは、どちらでしたかね?」
杜矢さんと小浜さんが黒い笑みで会話を続ける。
島原さんが、戸惑いながらも二人に聞く。
「いや、なんでお前等仲悪いんだよ…?」
二人の黒い笑みが、島原さんに向けられた。
「洋斗はこれが仲悪いように見えるの?」
「島原さん、もっとよくみたらどうですか?」
「分かんねぇよ、つか怖ぇよ!おい神谷、どうなんだよ?」
いきなり振られた神谷さんは、戸惑いながら答える。
「い、いや…上月も小浜も分かんねぇよ…」
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