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きっと本部恐悦宴祭のワンシーン。


格ゲーみたく動いてみよう企画。


・BATTLE OF KILLER
※瀬戸氷河
鹿屋さんが、ナイフを構え地を蹴る。
速度の速いナイフの突きを躱す。
「ちょっ、と、嘘だろ!?」
鹿屋さんは、的確に俺の首を狙っていた。
それに動揺してしまった隙に、蹴り落とされ、床に叩きつけられる。
「油断しちゃ駄目ですよ、これは殺し合いなんだから」
鹿屋さんが、追撃とばかりにナイフを突き立てる。
それを躱し、距離をあけて起き上がる。
「くそ、分かってますよ……!」
「まだ冷静だね、つまらない!」
鹿屋さんが、火の魔術を打ち出す。
出の早い小さな火が、俺の肩を焼く。
「っ、ぅぁ!」
更に鹿屋さんが距離を詰めようと、襲い掛かる。
焼けた肩を押さえつつ、魔弾で足元を狙う。
「な、っ……!」
鹿屋さんの足元を捕らえ、動きを止める。
鹿屋さんならすぐに火の魔術で氷を焼いてしまうが、その一瞬の隙で十分だ。
「食らえ!」
ほぼゼロ距離でショットガンを放つ。
鹿屋さんは吹き飛ばされるが、すぐに受け身をとり、着地する。
「このぐらいじゃ、駄目だよな」
「っ、あたりまえ、でしょ!」
鹿屋さんが妖しく笑い、また距離を詰める。
ナイフの突きをガードすると、足元を足払いで掬われる。
「――っ!」
ガードが破られた所に、ナイフで腹を抉るように斬られる。
「あぁあっ!」
「ちっ、浅いか……」
結構深めに切り裂かれたはずなのに、鹿屋さんは舌打ちする。
「さて、次斬られる時は首だよ?」
「本当に、殺す気かよ……!」
「嫌ならあがいたらいい。ねぇ、氷河君?」
鹿屋さんが、挑発する。
「言われなくても、あがくよ!」

-----------
格ゲー、身内戦編。
鹿屋さんはスピード系ですね。
やっぱこの前の魔術師戦には勝てないクオリティ。

さー、もう一本書いちゃう?
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