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ボツリヌスコメディ。

かっこいい氷河を書きたい気持ちを抑えて、マイペース。

これは、こちらで、連載されていますコラボ小説のシリーズであります。
先に本編を読まれる事をお勧めします。

キャスト
榎本恭二(えのもときょうじ)
子供心の吸血鬼。
瀬戸氷河(せとひょうが)
凍てつく光の魔弾。
天城芳示(あまぎほうじ)
特攻鬼軍曹ガンナー。
大浦丙(おおうらひのえ)
微睡みのトラップ。
赤空核(あかぞらさね)
反面常識人。
多々角円(ほぼまるまどか)
ノンストップ重力。
一一哉(にのまえかずや)
計算の策師。
多々角環(ほぼまるたまき)
筒抜けの仲間想い。


※榎本恭二
気付いたら、俺は教室にいた。
がらりと教室の扉が開く。
誰かが入ってきた。
男だ。そいつはシリアス調に語り始めた。
「このシナリオはもう保たない。疲れてきた。」
「なら、やめちゃえば?」
「違うだろ!そこは、もう少し頑張って下さい上光院様、だろうが!」
「いや、今初めて聞いたし。」
上光院が呆れたようにため息を吐く。
「あぁ、異世界人はどうしてこうも自由なんだ……!疲れる……!」
「んなことよりさー、あいつらは?」
辺りを見ても、誰もいない。
「お前は、このシーンではお休みなの。このシーン3ではな」
「休みとかあるんだ、へー。」
そうなると、氷河が心配だなー。
氷河、何だかんだいって油断しきってるからなー。
俺がいないと何してるか、分かんないからなー。
「おい、何ぼんやりしてんだ?」
「え?」
上光院が、俺の目の前で手を振る。
「この前の奴もそうだけど、なんか焦ったりとかしねぇの?」
「いざとなったら、斬ればいいし!」
上光院に太刀をちょっと抜いて見せる。
上光院はうわっ、と軽く驚いた。
「だから、俺は大丈夫なの!氷河は違うけど」
「へぇ……」
訳が分からなそうに笑う上光院。
「あ、そうだ。休みなんだっけ。なら、休もっと!」
俺は机を並べて、ベッドを作った。

※多々角円
また推理をした教室に飛ばされた。
「また推理パートか」
カズヤ先輩が、席に着いた。
それに続いて僕らも先程と変わらぬ席に着く。
サネがカズヤ先輩をちらりと見て、話す。
「さて、今回はシーン2の推理だな」
「え、シーン1じゃないの?」
僕が聞くと、カズヤ先輩が答える。
「シーン1はまだ推理出来ないんだ。芳賀さんに止められていてね。」
「……はぁ」
それではまるでシーン1に確信があるみたいじゃないか。
「さて、シーン2について思い出してもらおう。シーン2である重要な事がわかったね。言ってごらん、まどちゃん」
「え、ええっと」
シーン2を思い出す。
確か氷河がいないシーンだ。
そこで起きたのは……。
「榎本恭二が狙われた……?」
僕が答えると、先生のようにカズヤ先輩が微笑む。
「そう、影から榎本恭二が狙われた。」
「影から銃弾が飛んでくるなんておかしいよな。つまり」
サネがカズヤ先輩に続く。
「5人目……?」
タマキがそう呟いた。
「正確には、俺達4人+本部連中4人+映画部4人+1だから13人目だな。けど、犯人は映画部の誰かだから5人目で間違っちゃ無いぜ」
うわ、不吉。
偶然なんだけど、不吉な数字になりました。
「でも、5人目がいるなんて……聞いてないですよ。」
「きっとこれは、あちら方の問題なんだろうね。彼らは5人目の情報を芳賀さんから得ている。」
なんでそんなことを知っているのだろうか。
「それは考えちゃ駄目だよ、兄ちゃん。」
「あ、え、そ、そっか。メタいもんな」

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休暇明けだとまっともー!
終わらせるぞー!

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