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最近、ずーっとする妄想の話。


・札術師氷河
※瀬戸氷河
「お前さ、これ使ってみたら?」
情報室に寄ってみたら、急に柊さんが、札を手渡してきた。
柊神社の魔除け、浄化の札だ。
受け取ってから、不安げに聞いてみた。
「……いいんですか?」
「いいんだよ。お前、氷魔術に頼りすぎなんだよ。光属性ってのは、珍しいんだから利用しないと優位にたてないだろ。」
柊さんが札を一枚とる。
ひらひらと札が揺れる。
「お前なら、これに魔力を込めるだけで自在に使えるだろ。慣れれば、戦いながら札をばらまける。」
「成る程……」
「柊の札は、霊、闇、呪いの浄化から退魔陣を張ったりと万能的ではあるからな。お前の敵に使えばある程度は勝てるんじゃないか?」
俺も一枚札を手にする。
紙には、呪文のような文字がびっしり書かれている。
柊さんが扇も渡してきた。
「後、これも使えよ。」
「こら水城、氷河に柊神社押し付けようとすんじゃないの」
榛原さんが入ってきた。
後ろには、資料を抱えた依鶴と千神さんもいる。
「ちっ、バレたか」
「それに氷河に舞踊は似合わないって。」
依鶴の言葉に、千神さんが資料を机におきながら、吹き出した。
「でも、札術って発想はいいかもね。水城は小刀だから厳しいけど、氷河なら殴りながらでもいけそうだし。」
榛原さんが、俺の肩を叩く。
「その札なら、君の光属性いかせるんじゃないかな。」
「そう、か……。ありがとうございます!柊さん!」
「その気になったら、柊神社継いでくれよ」
「それは嫌です。」
「んだよ、俺だって嫌なのに。」
柊さんは、また榛原さんに怒られていた。

夜。
札をもって、外に出た。
片手に2、3枚指に挟む。
「よし……」
ひゅっ、と札を投げる。
ある程度魔力があるからか、真っ直ぐ飛ぶ。
「浄化……光の属性、か。」
この札が魔術師や魔物に通じるのだろうか。
俺の魔力で、浄化ができるのだろうか。
「違う、俺がやらなきゃ……」
選択肢にいれておこう。
札術、柊の秘術。

-----------------
短いですが。

最近、両手に2、3枚札持って口にも札を食わえる氷河がお気に入り。
棒術の氷河も好きだけど。

そして、霊とか払えばいい。
光属性っていいね。

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