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エロスは任せろ!ガターン!って話。

実は蛇神の魔術師の続き。

・ミッドナイトコール
※瀬戸氷河
「氷河ー!」
今日も恭二が俺の部屋に来る。
ベッドで馬乗りになり、恭二が笑う。
「夜は、吸血鬼の時間だからな!」
「分かってるよ。ほら、吸えば?」
「言われんでも!」
恭二は慎重に首筋に噛みつく。
「い……っ」
少し飢えていたのか、いつもより牙が食い込んでる。
血を吸い終わると、恭二が不思議そうに聞いた。
「あれ?氷河さ、また何かに襲われた?」
「わかんのかよ」
「だって、俺のじゃない噛み跡がある。」
と、恭二は苛立たしげに指摘した。
「蛇に……噛まれたからな。」
「蛇……。他に噛み付かれてないか?」
恭二が俺の上着をまくる。
巻き付かれた鱗のあとが見られてしまった。
「なにこれ」
「今日だけだって、こんなの」
恭二は、俺を強く抱き寄せる。
「……まるで、氷河が蛇のものだと言われてるみたい。すっげー苛々する。」
「きょうじ……いてぇよ……!」
「やだ。氷河は俺のなのに。こんな跡……見せ付けられてるみたいじゃねぇか」
恭二がここまで苛立ってるのは、珍しいかもしれない。
「氷河は俺の……なんだから……!誰にもやらないんだから、な!」
「分かった、わかった。落ち着けって恭二」
恭二が黙って俺から離れる。
「氷河!離さないんだからなー!」
ベッドに潜り込んで、俺を抱き枕のように抱いた。
「恭二……!」
「えへへへ、絶対離さないんだからなー!夜は吸血貴様の時間だぜー?」
「わーかってるよ」
「好きなんだから……俺のなんだから……渡さないんだから……」

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エロス?さて、なんのことだか。
独占全開恭二。

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