一次創作ファンタジー小説中心サイト。
このサイトにある全ての小説の無断転載は禁止しています。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
コラボ第二弾。
一般人と殺人者。
キャスト
月下美人の不良
瀬戸 氷河
せと ひょうが
自称半分名探偵助手
小城 リリス
こじろ リリス
一般人と殺人者。
キャスト
月下美人の不良
瀬戸 氷河
せと ひょうが
自称半分名探偵助手
小城 リリス
こじろ リリス
※瀬戸氷河
柊さんが言うには、あの事件の顛末には反対だそうだ。
あの事件というのは、神隠しの事件の事だ。
俺達が迷い込んだ異世界を繋いだ事件。
「あの異世界との入り口は封鎖すべきだ。あまり関わるといつかは次元問題になりかねないだろ。」
「そんなこといって、柊先輩は向こうの人間が心配なんでしょー?」
「うるせぇぞ依鶴」
「そんなSF問題になるのか……あれが」
江崎さんが珍しく出てきて答えた。
「魔術師を信じたわけじゃないだろ。それなら可能性はある。僕らはきっと命を握られているのかもしれない。」
「そうなんだよ、纏。わかってるー」
柊さんも、子供っぽいところがあるよなー……。
「ああ、柊先輩!ずるいですって!」
依鶴を無視し、柊さんがお守りを俺に渡す。
「さて実験だ。柊神社の力を利用する、な。」
「俺にどうしろと?」
「これを向こうの誰かに渡してこい。それでそいつがこちらの被害にあわなければ成功だ。」
「……なんで俺が」
「うまく潜り込めそうだから」
柊さんに真顔で言われた。
そういわれたら断れない。
渡されたお守りは至って普通の出来だ。
特に変化はない。
「しょうがねぇ、いきますよ」
「助かる」
柊さんは、そのまま研究へと戻る。
「よっ、と」
武器を担ぎ込み、自分の部屋の窓から飛び降りる。
おかしな光景に思えるだろう。
だが、ここが正式な異界との接点。
恨みてぇよ、これ作った魔術師。
窓の景色をみながら本を読むのが好きだった俺に対し、謝罪と賠償を要求したい。
だが、その無感情な魔術師は、あれでも反省したようなので。
謝罪だけで許してやるか。
「あれ……」
校舎が少し古い気がする。
前に来たときはもう少し新しい校舎というイメージだったんだが。
それに人の気配がない。
「また魔術師か……?」
幽霊のような影の魔物がふわりと廊下を通りすぎる。
その魔物は、ひとつの教室へと向かう。
アサルトライフルを構える。
武器をある程度運んで正解だったかもしれない。
ガラリとドアを勢いよく引く。
「ひいっ!?」
女の子の声がした。
机の下に隠れているようだ。
「伏せてろ!」
幽霊のような魔物が、獣へと変貌する。
その瞬間にアサルトライフルを撃ち抜く。
「ひいいいっ、なんなんですかぁ!?」
聞き慣れない銃声にビビる女の子。
魔物は消えたので、静かになる。
それを気に、机から抜け出す少女。
「……ええと、どちらさまで?」
「どう、説明すりゃいいかな……」
一般人と殺人者。
実験と依頼は始まった。
------------------
始めてみました!冷やし中華のごとく!
とりあえず目標は、可愛いリリスちゃんとアクションスター氷河。
柊さんが言うには、あの事件の顛末には反対だそうだ。
あの事件というのは、神隠しの事件の事だ。
俺達が迷い込んだ異世界を繋いだ事件。
「あの異世界との入り口は封鎖すべきだ。あまり関わるといつかは次元問題になりかねないだろ。」
「そんなこといって、柊先輩は向こうの人間が心配なんでしょー?」
「うるせぇぞ依鶴」
「そんなSF問題になるのか……あれが」
江崎さんが珍しく出てきて答えた。
「魔術師を信じたわけじゃないだろ。それなら可能性はある。僕らはきっと命を握られているのかもしれない。」
「そうなんだよ、纏。わかってるー」
柊さんも、子供っぽいところがあるよなー……。
「ああ、柊先輩!ずるいですって!」
依鶴を無視し、柊さんがお守りを俺に渡す。
「さて実験だ。柊神社の力を利用する、な。」
「俺にどうしろと?」
「これを向こうの誰かに渡してこい。それでそいつがこちらの被害にあわなければ成功だ。」
「……なんで俺が」
「うまく潜り込めそうだから」
柊さんに真顔で言われた。
そういわれたら断れない。
渡されたお守りは至って普通の出来だ。
特に変化はない。
「しょうがねぇ、いきますよ」
「助かる」
柊さんは、そのまま研究へと戻る。
「よっ、と」
武器を担ぎ込み、自分の部屋の窓から飛び降りる。
おかしな光景に思えるだろう。
だが、ここが正式な異界との接点。
恨みてぇよ、これ作った魔術師。
窓の景色をみながら本を読むのが好きだった俺に対し、謝罪と賠償を要求したい。
だが、その無感情な魔術師は、あれでも反省したようなので。
謝罪だけで許してやるか。
「あれ……」
校舎が少し古い気がする。
前に来たときはもう少し新しい校舎というイメージだったんだが。
それに人の気配がない。
「また魔術師か……?」
幽霊のような影の魔物がふわりと廊下を通りすぎる。
その魔物は、ひとつの教室へと向かう。
アサルトライフルを構える。
武器をある程度運んで正解だったかもしれない。
ガラリとドアを勢いよく引く。
「ひいっ!?」
女の子の声がした。
机の下に隠れているようだ。
「伏せてろ!」
幽霊のような魔物が、獣へと変貌する。
その瞬間にアサルトライフルを撃ち抜く。
「ひいいいっ、なんなんですかぁ!?」
聞き慣れない銃声にビビる女の子。
魔物は消えたので、静かになる。
それを気に、机から抜け出す少女。
「……ええと、どちらさまで?」
「どう、説明すりゃいいかな……」
一般人と殺人者。
実験と依頼は始まった。
------------------
始めてみました!冷やし中華のごとく!
とりあえず目標は、可愛いリリスちゃんとアクションスター氷河。
PR
この記事にコメントする
最新記事
(11/10)
(05/05)
(10/08)
(06/09)
(03/26)
カテゴリー
アーカイブ
最古記事
(05/19)
(05/19)
(08/14)
(11/10)
(11/10)