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今日はいいおっさんの日らしいので、なにかひとつ。
・危険域水準
※島原洋斗
「島原さんと留川さんって見た目年齢より上っぽいですよねー」
急に赤羽がそんな話を切り出した。
「お二人の年齢って、30くらいだったと思うんですけど、見た目年齢は35ぐらいに見えますよね」
「……そうか?」
俺は、そんな自覚はないので答えられない。
黒葉が、赤羽に言う。
「あのね、洋斗達は思考がおっさんなの。信じられないぐらい老けてる」
「んだと黒葉!?」
俺が机を叩くと、黒葉もムッとして言い返す。
「だってそうでしょ?つまみとビールさえあればいいって、すでにおっさんの発想じゃんか!」
「んなことねぇだろ!?」
赤羽をにらむ。
だが、目をそらして赤羽は答えた。
「いや、救えないかなー……」
「嘘だろ!?」
黒葉は、腹を抱えて笑い始めた。
「あはははは、ほら、いったでしょ?」
「亜須磨君達は子供で、俺達が若人だとしたら、島原さんあたりから、おっさんかな……。」
赤羽に的確に止めを刺された。
「まだ20代だかんな、俺……」
「あははは、洋斗の心折れたね。」
「なんか、申し訳ないかも」
「大丈夫だよ、洋斗馬鹿だから」
------------------
短いですが、なんとか一本。
おっさんは難しい。
※島原洋斗
「島原さんと留川さんって見た目年齢より上っぽいですよねー」
急に赤羽がそんな話を切り出した。
「お二人の年齢って、30くらいだったと思うんですけど、見た目年齢は35ぐらいに見えますよね」
「……そうか?」
俺は、そんな自覚はないので答えられない。
黒葉が、赤羽に言う。
「あのね、洋斗達は思考がおっさんなの。信じられないぐらい老けてる」
「んだと黒葉!?」
俺が机を叩くと、黒葉もムッとして言い返す。
「だってそうでしょ?つまみとビールさえあればいいって、すでにおっさんの発想じゃんか!」
「んなことねぇだろ!?」
赤羽をにらむ。
だが、目をそらして赤羽は答えた。
「いや、救えないかなー……」
「嘘だろ!?」
黒葉は、腹を抱えて笑い始めた。
「あはははは、ほら、いったでしょ?」
「亜須磨君達は子供で、俺達が若人だとしたら、島原さんあたりから、おっさんかな……。」
赤羽に的確に止めを刺された。
「まだ20代だかんな、俺……」
「あははは、洋斗の心折れたね。」
「なんか、申し訳ないかも」
「大丈夫だよ、洋斗馬鹿だから」
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短いですが、なんとか一本。
おっさんは難しい。
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