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紅い海キャラの可愛い話?
・隠れお菓子パーティ
※伊塚秋夜
来鈴さんが、俺達をこっそり呼び出した。
宮代さんと瀬神さんと共に、食堂へ向かう。
食堂のテーブルには、小さなクッキーが用意されていた。
来鈴さんが、くすりと微笑む。
「宮代さんには、及びませんがクッキーを作ってみたんですよ」
「へぇ……来鈴さんにも、かわいらしい趣味があるんだな」
「ありがたく頂くっすよ!」
宮代さんが皮肉気に笑いながら、一つ食べる。
俺も続いて一つ食べる。
普通に食べているクッキーよりも甘い。
「うまいっすよ!これ!」
俺が素直に感想を言うと、来鈴さんがよかった、と微笑んでくれた。
「甘めじゃなーい?これー」
瀬神さんが、来鈴さんに聞く。
「木津樹さんの好みに合わせてしまったから、かしら。」
「ああ、あの人のやつか、これ。」
宮代さんが、呆れ顔でもう一つ食べる。
木津樹さんの甘党っぷりには困ったもので、来鈴さんや宮代さんが何かとお菓子を作らされていたことを思い出す。
支部時代、とでも言うのだろうか。
その頃の俺達は、木津樹さんに踊らされて紅い海の謎を解いていった。
胡散臭く、何を考えているのか分からない。
でも、その木津樹さんのものを俺達が食べていいのだろうか。
「え、じゃあ食べていいんすか?」
「いいのよ。今、あの人頼んどいて寝てるから」
クッキーはあっという間になくなってしまった。
「いやー、舞皆ちゃん、お菓子作るのうまいよねー」
瀬神さんが、にやにやと笑う。
対して来鈴さんは、不機嫌そうに答える。
「うまいという程ではありません。……宮代さんの方がうまいでしょう?」
「いやいや、そういうものが作れる女って、可愛いじゃん?」
「……そう、言われましても」
「いいじゃないっすか!また作ってくださいよ!」
「まぁ、機会ならいくらでもあるから、またこっそりお呼びしますわ」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
短めに。
はい、寝たい!
※伊塚秋夜
来鈴さんが、俺達をこっそり呼び出した。
宮代さんと瀬神さんと共に、食堂へ向かう。
食堂のテーブルには、小さなクッキーが用意されていた。
来鈴さんが、くすりと微笑む。
「宮代さんには、及びませんがクッキーを作ってみたんですよ」
「へぇ……来鈴さんにも、かわいらしい趣味があるんだな」
「ありがたく頂くっすよ!」
宮代さんが皮肉気に笑いながら、一つ食べる。
俺も続いて一つ食べる。
普通に食べているクッキーよりも甘い。
「うまいっすよ!これ!」
俺が素直に感想を言うと、来鈴さんがよかった、と微笑んでくれた。
「甘めじゃなーい?これー」
瀬神さんが、来鈴さんに聞く。
「木津樹さんの好みに合わせてしまったから、かしら。」
「ああ、あの人のやつか、これ。」
宮代さんが、呆れ顔でもう一つ食べる。
木津樹さんの甘党っぷりには困ったもので、来鈴さんや宮代さんが何かとお菓子を作らされていたことを思い出す。
支部時代、とでも言うのだろうか。
その頃の俺達は、木津樹さんに踊らされて紅い海の謎を解いていった。
胡散臭く、何を考えているのか分からない。
でも、その木津樹さんのものを俺達が食べていいのだろうか。
「え、じゃあ食べていいんすか?」
「いいのよ。今、あの人頼んどいて寝てるから」
クッキーはあっという間になくなってしまった。
「いやー、舞皆ちゃん、お菓子作るのうまいよねー」
瀬神さんが、にやにやと笑う。
対して来鈴さんは、不機嫌そうに答える。
「うまいという程ではありません。……宮代さんの方がうまいでしょう?」
「いやいや、そういうものが作れる女って、可愛いじゃん?」
「……そう、言われましても」
「いいじゃないっすか!また作ってくださいよ!」
「まぁ、機会ならいくらでもあるから、またこっそりお呼びしますわ」
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短めに。
はい、寝たい!
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