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幻影の異世界番外編。
主人公への渇望に目覚めた亜須磨を出したくて、こうなった。

お試し妄想のみ。


・プロローグ
※瀬戸氷河
幻影の世界から解放されて、しばらく経った。
俺達にとってはもはや思い出でしかなく、笑い話に花を咲かせていた。
そんな時に決まって妙な事件は起こるものだ。
「すみません、亜須磨を見ませんでしたか?」
亜須磨の幼馴染の千早夜月が、俺に聞いていた。
すでにいろいろな人に手当たり次第聞いているのを見ている。
「いや、出かけたんじゃなかったか?」
「まだ戻っていなくて……。亜須磨がこんなに長くいなくなるなんて……。」
心配性みたいでそわそわしている夜月。
「亜須磨なんだから、大丈夫だって」
夜月を安心させるように、頭を軽く撫でる。
「……そう、ですよね。僕が信じないで、どうするんだ」
ありがとうございます、と一礼して夜月は去って行った。
亜須磨が戻ってこないとなると、嫌な予感がするな……。
この嫌な予感が一瞬で的中してしまった。
「大変、たいへん!また外が滅茶苦茶になってますー!」
優衣ちゃんがラウンジに帰ってくるなり、そう叫ぶ。
「またかよ……」
呆れ果てて、ちらりと外を見やる。
山と森が滅茶苦茶に連なっている。
あの時の異世界、だろうか。
全員がいつの間にラウンジに集まっていた。
「亜須磨がいないのに、どうすれば……」
夜月が不安げに呟く。
「決まってんだろ、こいつがいる。」
と、背後から白河さんに肩を叩かれた。
「……俺、ですか?」
「亜須磨ほどじゃなくても、お前ならある程度扱えるだろ?」
「え、いや、なんで……」
狼狽える俺。
さらに白河さんが楽しげに追い打ちを加える。
「それに、お前はある程度魔術も扱えるしな。もしかしたら亜須磨より簡単にこの異世界を攻略できるかもしれんぞ」
「何言ってんですか、俺はまだ未熟です」
「それに孤独でぼっちの亜須磨と違って、お前独自のコネクションもある。一人で攻略する必要もないんじゃないか?」
「……本当に簡単そうじゃん、ね、氷河」
藤野さんがにやにやと笑顔で呟く。
なんだよ、これ。
やれというのか。
あの異世界に入れってのかよ。
「氷河ー!だいじょーぶだって!俺がいるんだし!」
「その根拠はどこだよ……」
恭二の言葉に呆れ果てる。
「じゃあ、行くよ。行けばいいんだろ!」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
おまけ話です。
亜須磨がラスボスな話。

・氷河性能
クリティカルが出やすい(亜須磨はほぼ出ない)
仲間が少し連れていける。
遠距離攻撃で魔術が付加できる。

……どう考えてもぬるいでしょ、これ。
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