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突然ですが、氷河が足りない。
後で読んでもにやにやできるような氷河を。
後で読んでもにやにやできるような氷河を。
・キャラメルデートコース
※榎本恭二
氷河が俺のとなりで幸せそうに寝ている。
昼寝をするだけと言っていたのに、俺まで巻き込んでベッドで寝てしまったからだ。
今まで悲痛な表情しか見れていなかった分、緩みきった笑顔がいとおしい。
ずっと氷河には無理をさせてたんだと思う。
俺が吸血鬼だと自覚する前から、氷河が神血という血を受け入れてから。
「ごめん……氷河」
綺麗な黒髪を撫でる。
真っ黒というわけでもなく、藍色っぽい氷河の髪。
男にしては綺麗好きな彼の髪はよく手入れされていて、触ってて心地いい。
「……なんで、恭二があやまんだよ……」
起きていたのか。
氷河が上目遣いに俺を見る。
整った顔立ちと青い瞳に見つめられるとどうにかなりそうになる。
「俺さ、ずっと氷河に甘えっぱなしだからさ」
「俺は、恭二に甘えられるの好き、だけどな。」
すっかり目が覚めたのか、ベッドに座る。
「頼られてるみたいでさ……。俺でも恭二を助けられるんだって思うと、嬉しくて」
「氷河は皆助けられるじゃん!」
氷河自身は嫌っているけど、氷河にしか使えない治癒術。
神血という血の恩恵だ。
「治癒術苦手だからさ、本当に助けられてんのか自信がねぇんだ。それに……この血のせいで、怪我させちまうだろ……」
神血は、魔術師や悪魔に狙われる。
氷河を守るために、俺たちが傷つくことを氷河は怖がってる。
だからって、氷河自身があんなにぼろぼろになることはないんだ。
俺は、氷河の笑顔よりも泣き顔ばかりを見ていたから。
受けた痛みに耐えきれずに、泣いてる氷河しか。
もう、そんなのはみたくない。
「怪我しても……氷河が治してくれるじゃん」
「当たり前だろ。恭二に傷なんて、みたくねぇし」
「一緒だよ。俺だって氷河に傷なんてつけさせないよ。」
氷河の手を強く握る。
少しひんやりしている。
「でも、神血であることに感謝もしてる。治癒出来ないってのも辛いし……俺が神血じゃなかったら、恭二に血を吸われなかったかもしれねぇしな。」
「……神血だから、氷河が好きってわけじゃないけど」
「分かってるよ、恭二」
氷河が指を絡めてきた。
そして向き合い、舌を入れてキスをした。
「……ははは、ほんと溺れてんだな俺。」
キスを終えて、恥ずかしそうに笑う氷河。
ああ、だめ、いちいちかわいい。
「ね、もっかいキス」
「んだよ、しょうがねぇなぁ……」
そんなことを言うわりには嬉しそうで頬が緩んでる氷河にキスをする。
「なぁ、恭二」
頬を赤らめた上に上目遣いで氷河が聞く。
「今日の夜は……空いてるか?」
そして、首筋を露に見せつける。
「俺の血を、やるからさ」
「身体も、ってのはだめ?」
悪戯で聞くと、氷河は恥ずかしそうに目を伏せる。
「いい……けど……さ」
ぽつりと答えてくれた。
もう、ほんとかわいいな!
衝動で抱き付く。
「氷河、愛してる!」
「は、恥ずかしいこと言うなよな……」
------------------
これを書いてる間に他の男に犯される氷河妄想してにやにやしてました。
ここまで溺れている男なら全力抵抗だろ。みたい、みたい。
※榎本恭二
氷河が俺のとなりで幸せそうに寝ている。
昼寝をするだけと言っていたのに、俺まで巻き込んでベッドで寝てしまったからだ。
今まで悲痛な表情しか見れていなかった分、緩みきった笑顔がいとおしい。
ずっと氷河には無理をさせてたんだと思う。
俺が吸血鬼だと自覚する前から、氷河が神血という血を受け入れてから。
「ごめん……氷河」
綺麗な黒髪を撫でる。
真っ黒というわけでもなく、藍色っぽい氷河の髪。
男にしては綺麗好きな彼の髪はよく手入れされていて、触ってて心地いい。
「……なんで、恭二があやまんだよ……」
起きていたのか。
氷河が上目遣いに俺を見る。
整った顔立ちと青い瞳に見つめられるとどうにかなりそうになる。
「俺さ、ずっと氷河に甘えっぱなしだからさ」
「俺は、恭二に甘えられるの好き、だけどな。」
すっかり目が覚めたのか、ベッドに座る。
「頼られてるみたいでさ……。俺でも恭二を助けられるんだって思うと、嬉しくて」
「氷河は皆助けられるじゃん!」
氷河自身は嫌っているけど、氷河にしか使えない治癒術。
神血という血の恩恵だ。
「治癒術苦手だからさ、本当に助けられてんのか自信がねぇんだ。それに……この血のせいで、怪我させちまうだろ……」
神血は、魔術師や悪魔に狙われる。
氷河を守るために、俺たちが傷つくことを氷河は怖がってる。
だからって、氷河自身があんなにぼろぼろになることはないんだ。
俺は、氷河の笑顔よりも泣き顔ばかりを見ていたから。
受けた痛みに耐えきれずに、泣いてる氷河しか。
もう、そんなのはみたくない。
「怪我しても……氷河が治してくれるじゃん」
「当たり前だろ。恭二に傷なんて、みたくねぇし」
「一緒だよ。俺だって氷河に傷なんてつけさせないよ。」
氷河の手を強く握る。
少しひんやりしている。
「でも、神血であることに感謝もしてる。治癒出来ないってのも辛いし……俺が神血じゃなかったら、恭二に血を吸われなかったかもしれねぇしな。」
「……神血だから、氷河が好きってわけじゃないけど」
「分かってるよ、恭二」
氷河が指を絡めてきた。
そして向き合い、舌を入れてキスをした。
「……ははは、ほんと溺れてんだな俺。」
キスを終えて、恥ずかしそうに笑う氷河。
ああ、だめ、いちいちかわいい。
「ね、もっかいキス」
「んだよ、しょうがねぇなぁ……」
そんなことを言うわりには嬉しそうで頬が緩んでる氷河にキスをする。
「なぁ、恭二」
頬を赤らめた上に上目遣いで氷河が聞く。
「今日の夜は……空いてるか?」
そして、首筋を露に見せつける。
「俺の血を、やるからさ」
「身体も、ってのはだめ?」
悪戯で聞くと、氷河は恥ずかしそうに目を伏せる。
「いい……けど……さ」
ぽつりと答えてくれた。
もう、ほんとかわいいな!
衝動で抱き付く。
「氷河、愛してる!」
「は、恥ずかしいこと言うなよな……」
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これを書いてる間に他の男に犯される氷河妄想してにやにやしてました。
ここまで溺れている男なら全力抵抗だろ。みたい、みたい。
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