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コラボ第三弾。
思った以上に時系列だった。
鈴砂編。

キャスト
月下美人の不良
瀬戸 氷河
せと ひょうが

キャラ作りの達人
鈴砂 珠宇
すずさ しゅう

※瀬戸氷河
零一と仲がいいか、なんて真剣に聞かれても。
「別に友達だってだけだ」
「ふーん、本当に?」
疑り深い目で見てくる鈴砂。
「なんだよ、気になるのか?」
「はぁ?零一なんかゴミだと思ってるし。」
思わずくすりと笑ってしまった。
そういう癖にすごく気にしてそうじゃねぇかよ。
「なに笑ってるのさ」
「いいや、なんでもねぇよ。それより、茶が欲しいんだけど」
「ああ、すぐに用意するよ」
鈴砂が立ち上がって、お茶を用意し始めた。
用意したコップは三つ。ずっと書類と格闘していた北里の分も用意するようだ。
「生徒会長、休憩でもしたらどう?」
「ありがとうございます」
北里は茶を受け取ると、作業を止め俺の隣に座った。
「氷河君は、ほんと美形だよね」
「はぁ」
「零一さんの事気になってるの?」
「違う」
鈴砂も北里も疑わしいような目で俺を見る。
苛々してきたので、はっきり言ってやることにした。
「俺は、すでに恭二の物だって決まってんだよ。」
「「恭二?」」
「前の世界においてきた恋人……かな」
照れくさくなって目をそらす。
恭二の事を思うと、顔が赤くなってしまいそうだ。
二人がにやにやとしながら、質問を重ねる。
「で、どういう人?」
「馬鹿みたいにうるさい奴だよ。」
「へぇ、男……だよね?」
「……恥ずかしながら、な」
北里が急に俺の肩を組む。
「俺も零一さんを求めても、いいってことですよね!?」
「どうでもいいから、離せぇっ!」
北里を振り払って、距離を取って座る。
鈴砂が北里を見て、呆れたようにため息をついた。
「零一も可哀そうになぁ。」
「男にもてても面白くねぇよなぁ」
「それ、君が言う?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
第二話、零一は男にモテるらしいという話。
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