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エリュシオンの12話です。
※篝祇 亜須磨
「やっと全員揃ったか。おせぇんだよ…。」
白河さんは、メンバーが集まるとため息を吐いた。
「白河がいきなり言うからじゃねぇか…」
留川さんがぼそりと呟いたのを、白河さんは聞き逃さなかった。
「いきなりじゃねぇだろ。ちゃんと昨日に言ってあったはずだ。」
「夜中に連絡したのを、昨日って言いますか…?」
路也がそれを言うと、白河さんは誤魔化すように大声を出す。
「さぁ、お前らが集まったのは今日が『人狩り』の時期だからだ。亜須磨には別の任務があるが、それ以外は街を魔物から守ってもらう!」
まわりの士気があがる。
エルはその様子を見て、すごい、と感嘆する。
「あのー…エリュシオンの真下に何かいません?」
井是さんが、窓から何かを見つけたらしい。
菅谷さんと高崎さんが、それを覗く。
「確かに、何か大きいのがいますね…。」
「始めてみますね…。あれも魔物ですかね。」
白河さんと柊さんが、上のベランダでそれを見ていた。
「なんだ、あれは…?」
「あれは…。」
俺も近くの窓から覗くと、エリュシオンの真下に大きな魔物がいた。
エルにもそれを見せると、エルは恐ろしげに言った。
「七つの…悪魔。あれはゾンビなんかとは違います。もっと…強力な存在…。」
同じ窓から見ていた路也は、それを聞いて白河さんを呼ぶ。
「白河さん!あれはボスキャラだそうです!」
「そうか!」
二階にいた白河さんは、そこから飛び降りた。
「亜須磨!早く街に行け!あれは俺たちがなんとかする!」
「はい!」
エルを引っ張って走る。
俺も白河さんも直感的な危機を感じたらしい。
「亜須磨!ちょっと止まれ!」
高崎さんが剣を抜いて、出口に群がる魔物を切り捨てる。
「ありがとうございます!」
俺は、街へと向かう。
本部近くの魔物は、高崎さんと菅谷さんが倒してくれた。
「やっと全員揃ったか。おせぇんだよ…。」
白河さんは、メンバーが集まるとため息を吐いた。
「白河がいきなり言うからじゃねぇか…」
留川さんがぼそりと呟いたのを、白河さんは聞き逃さなかった。
「いきなりじゃねぇだろ。ちゃんと昨日に言ってあったはずだ。」
「夜中に連絡したのを、昨日って言いますか…?」
路也がそれを言うと、白河さんは誤魔化すように大声を出す。
「さぁ、お前らが集まったのは今日が『人狩り』の時期だからだ。亜須磨には別の任務があるが、それ以外は街を魔物から守ってもらう!」
まわりの士気があがる。
エルはその様子を見て、すごい、と感嘆する。
「あのー…エリュシオンの真下に何かいません?」
井是さんが、窓から何かを見つけたらしい。
菅谷さんと高崎さんが、それを覗く。
「確かに、何か大きいのがいますね…。」
「始めてみますね…。あれも魔物ですかね。」
白河さんと柊さんが、上のベランダでそれを見ていた。
「なんだ、あれは…?」
「あれは…。」
俺も近くの窓から覗くと、エリュシオンの真下に大きな魔物がいた。
エルにもそれを見せると、エルは恐ろしげに言った。
「七つの…悪魔。あれはゾンビなんかとは違います。もっと…強力な存在…。」
同じ窓から見ていた路也は、それを聞いて白河さんを呼ぶ。
「白河さん!あれはボスキャラだそうです!」
「そうか!」
二階にいた白河さんは、そこから飛び降りた。
「亜須磨!早く街に行け!あれは俺たちがなんとかする!」
「はい!」
エルを引っ張って走る。
俺も白河さんも直感的な危機を感じたらしい。
「亜須磨!ちょっと止まれ!」
高崎さんが剣を抜いて、出口に群がる魔物を切り捨てる。
「ありがとうございます!」
俺は、街へと向かう。
本部近くの魔物は、高崎さんと菅谷さんが倒してくれた。
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