一次創作ファンタジー小説中心サイト。
このサイトにある全ての小説の無断転載は禁止しています。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
エリュシオンの１１話です。
※篝祇 亜須磨
次は、飲み会で潰れたらしい二人。
白河さんが言うには、留川さんは飲み過ぎで、皆神さんは飲まされ過ぎだそうだ。
どうやって回収するか考えていたら、相沢さんが声をかけてきた。
「よっ、亜須磨。何してんだ？」
「相沢さん。白河さんが呼んでいましたよ。」
「白河さんが？そりゃまずい。けど、亜須磨は、潰れた二人も呼ぶんだろ？」
相沢さんは、潰れた二人の部屋に入る。
「ほら、白河さんが呼んでるんだとよ！行くぞ！」
皆神さんが辛うじて起き上がる。
「え…白河さんが…あの人も散々飲んでたのに…。」
相沢さんに支えられて、皆神さんは白河さんの待つ広間に行くことが出来た。
留川さんは起き上がる気配がない。
呻き声が聞こえる。
相当辛いようだ。
「亜須磨…さん？何をしているんですか？」
部屋に置いてきてしまっていたエルがやってきた。
潰れた留川さんと俺を交互に見る。
「エル、起きたのか。白河さんに人を集めるように言われてな。」
「えと…その人はどうなされたんですか？」
「酔い潰れ。」
留川さんが心配なようだ。
エルは留川さんの傍に座り、手をかざす。
留川さんの呻き声がなくなり、起き上がった。
「あ？俺、あんなに飲んだのに。辛くねぇ？」
「エルの力ですよ、多分。」
「エリュシオンの…。」
留川さんは、エルをまじまじと見る。
エルはびくびくと震えて、助けて欲しそうに俺を見る。
留川さんは、すぐに息を吐いた。
「あー、いいや。俺には分かんねぇことだ。白河が呼んでるんだろ。行くわ。」
酔っていたのが嘘のようにまっすぐ歩いていた。
エルには回復能力があるのだろうか。
魔法…みたいじゃないか。
次は、飲み会で潰れたらしい二人。
白河さんが言うには、留川さんは飲み過ぎで、皆神さんは飲まされ過ぎだそうだ。
どうやって回収するか考えていたら、相沢さんが声をかけてきた。
「よっ、亜須磨。何してんだ？」
「相沢さん。白河さんが呼んでいましたよ。」
「白河さんが？そりゃまずい。けど、亜須磨は、潰れた二人も呼ぶんだろ？」
相沢さんは、潰れた二人の部屋に入る。
「ほら、白河さんが呼んでるんだとよ！行くぞ！」
皆神さんが辛うじて起き上がる。
「え…白河さんが…あの人も散々飲んでたのに…。」
相沢さんに支えられて、皆神さんは白河さんの待つ広間に行くことが出来た。
留川さんは起き上がる気配がない。
呻き声が聞こえる。
相当辛いようだ。
「亜須磨…さん？何をしているんですか？」
部屋に置いてきてしまっていたエルがやってきた。
潰れた留川さんと俺を交互に見る。
「エル、起きたのか。白河さんに人を集めるように言われてな。」
「えと…その人はどうなされたんですか？」
「酔い潰れ。」
留川さんが心配なようだ。
エルは留川さんの傍に座り、手をかざす。
留川さんの呻き声がなくなり、起き上がった。
「あ？俺、あんなに飲んだのに。辛くねぇ？」
「エルの力ですよ、多分。」
「エリュシオンの…。」
留川さんは、エルをまじまじと見る。
エルはびくびくと震えて、助けて欲しそうに俺を見る。
留川さんは、すぐに息を吐いた。
「あー、いいや。俺には分かんねぇことだ。白河が呼んでるんだろ。行くわ。」
酔っていたのが嘘のようにまっすぐ歩いていた。
エルには回復能力があるのだろうか。
魔法…みたいじゃないか。
PR
この記事にコメントする
最新記事
(11/10)
(05/05)
(10/08)
(06/09)
(03/26)
カテゴリー
アーカイブ
最古記事
(05/19)
(05/19)
(08/14)
(11/10)
(11/10)