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FNWの27話です。
二人がいたカフェテラスからはさらに高く、離れたところまで飛ばされた。
風は突然なくなり、俺は床に叩きつけられた。
「い、いきなり落とすことあるか…?」
「ふふ、ごめんなさいね。初めてだから自己紹介するわ。私は『風』の強電波、哀然楓花。」
構わず女は自己紹介をする。
また、すぐに別の男が現れた。
「楓花、彼が先峰様のお気に入りかい?」
「ええ、さっき捕まえたの。」
「烈火と由呉は?」
「まだいないわ。」
男は俺を見下げたまま自己紹介する。
「そうか。僕は酔苛凍弥。『水』の強電波だ。」
「…で、俺をどうするつもりだ?」
俺はようやく起き上がる。
二人は顔を見合わせてくすりと笑う。
「ねぇ、凍弥。何しようかしら?」
「そうだね。まずは彼が抵抗しないようにしようか?」
「うわっ!?」
何処からか水をかけられた。
咳き込む俺を見て、二人はくすくす笑う。
「凍弥はサディストだったわね。危ないかもよ?」
「君だってサディストだろうに。」
嫌な奴らに捕まった。
「ふふ、幽夜君大丈夫?凍弥ったらこんなに大量の水かけなくていいでしょうにねぇ。」
「いやいや、このぐらいがちょうどいいんだよ。なぁ?」
二人が俺を見る。何を期待しているのだか。
「ごほっ…いや、どっちにも同意しねぇから…。」
二人して不満げな顔をする。
「そうよねー…つれないなぁ。」
「ノリはよくないとだめだよ。面白くないから。」
酔苛凍弥がまた俺に水をかける。
「ちょっと凍弥!凍弥ばっかりずるいわ!」
「ずるいということはないだろう?君は彼を傷つけてしまうのだから、お預けだよ。」
哀然楓花は悔しそうに、下がる。
「俺を傷付けるな、ねぇ…」
「君は先峰様に気に入られているんだよ。僕らは先峰様の部下。どうしても逆らえないのさ。」
「…逆らいたいのか?」
嘲笑うように言った。
酔苛凍弥はさらに俺に水を浴びせる。
「うるさいね。命令がなかったらお前なんて殺すのに。」
「…だろうな。」
「落ち着きなさいよ、凍弥。」
哀然楓花は、酔苛凍弥を押さえつける。
酔苛凍弥は、悔しそうに舌打ちをする。
「くっ、仕方ないね。拘束でもしておくかい?」
「そうね…つまらないけどね…。」
哀然楓花はがっかりと肩を落とす。
「じゃ、水球にでも閉じ込めるかな。」
「いいのかしら?」
「いいんだよ。別に先峰様を裏切っているわけじゃないだろう。」
酔苛凍弥が指を鳴らすと、俺は水に閉じ込められる。
息が出来るようにとかいう配慮はないようだ。
風は突然なくなり、俺は床に叩きつけられた。
「い、いきなり落とすことあるか…?」
「ふふ、ごめんなさいね。初めてだから自己紹介するわ。私は『風』の強電波、哀然楓花。」
構わず女は自己紹介をする。
また、すぐに別の男が現れた。
「楓花、彼が先峰様のお気に入りかい?」
「ええ、さっき捕まえたの。」
「烈火と由呉は?」
「まだいないわ。」
男は俺を見下げたまま自己紹介する。
「そうか。僕は酔苛凍弥。『水』の強電波だ。」
「…で、俺をどうするつもりだ?」
俺はようやく起き上がる。
二人は顔を見合わせてくすりと笑う。
「ねぇ、凍弥。何しようかしら?」
「そうだね。まずは彼が抵抗しないようにしようか?」
「うわっ!?」
何処からか水をかけられた。
咳き込む俺を見て、二人はくすくす笑う。
「凍弥はサディストだったわね。危ないかもよ?」
「君だってサディストだろうに。」
嫌な奴らに捕まった。
「ふふ、幽夜君大丈夫?凍弥ったらこんなに大量の水かけなくていいでしょうにねぇ。」
「いやいや、このぐらいがちょうどいいんだよ。なぁ?」
二人が俺を見る。何を期待しているのだか。
「ごほっ…いや、どっちにも同意しねぇから…。」
二人して不満げな顔をする。
「そうよねー…つれないなぁ。」
「ノリはよくないとだめだよ。面白くないから。」
酔苛凍弥がまた俺に水をかける。
「ちょっと凍弥!凍弥ばっかりずるいわ!」
「ずるいということはないだろう?君は彼を傷つけてしまうのだから、お預けだよ。」
哀然楓花は悔しそうに、下がる。
「俺を傷付けるな、ねぇ…」
「君は先峰様に気に入られているんだよ。僕らは先峰様の部下。どうしても逆らえないのさ。」
「…逆らいたいのか?」
嘲笑うように言った。
酔苛凍弥はさらに俺に水を浴びせる。
「うるさいね。命令がなかったらお前なんて殺すのに。」
「…だろうな。」
「落ち着きなさいよ、凍弥。」
哀然楓花は、酔苛凍弥を押さえつける。
酔苛凍弥は、悔しそうに舌打ちをする。
「くっ、仕方ないね。拘束でもしておくかい?」
「そうね…つまらないけどね…。」
哀然楓花はがっかりと肩を落とす。
「じゃ、水球にでも閉じ込めるかな。」
「いいのかしら?」
「いいんだよ。別に先峰様を裏切っているわけじゃないだろう。」
酔苛凍弥が指を鳴らすと、俺は水に閉じ込められる。
息が出来るようにとかいう配慮はないようだ。
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