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本部巡りツアーの二話です。
本部のラウンジに案内された。
そこで、來鈴さんが地図に何かを書き足してくれた。
「まずは、一階の施設である情報室、研究室を見学してください。それから、左端にあります武器庫を見学して頂くと、右端にあります食堂へ着く頃には12時となっているでしょう。貴方がどれくらい留まるかによりますけれどね。」
「これは丁寧にありがとうございます」
來鈴さんは、申し訳なさそうに笑った。
「いえ、こちらこそご案内する予定であったものを、木津樹さんが壊してしまったものですから、せめてこのくらいはさせていただかないと。」
成る程、丁寧な人だ。
すぐに木津樹さんがひょこっと割り込んできた。
「あ、そうだ。白河さんのいる司令室に行くのは最後にしてね。全ての部屋を見たら此処に戻って僕を呼んでくれ。僕でなくともここの誰かなら誰でもいいから。」
「あ、はい」
「…これは嫌がらせですか、木津樹さん」
來鈴さんが、木津樹さんを睨んでいた。
木津樹さんは飄々と答える。
「いやいや、僕らが型通りに案内したって楽しくないだろう?それなら、彼の思うままにここを見てもらうほうがいいと思ってね。」
「まぁ、此処の人が気にする程でもありませんか。…せめて廊下までは案内致します。こちらです。」
來鈴さんが、案内役のように先に進む。
「丁寧なんだから、來鈴さんは」
木津樹さんが、呟いた。
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一人約1000文字程度で書いてます。
そこで、來鈴さんが地図に何かを書き足してくれた。
「まずは、一階の施設である情報室、研究室を見学してください。それから、左端にあります武器庫を見学して頂くと、右端にあります食堂へ着く頃には12時となっているでしょう。貴方がどれくらい留まるかによりますけれどね。」
「これは丁寧にありがとうございます」
來鈴さんは、申し訳なさそうに笑った。
「いえ、こちらこそご案内する予定であったものを、木津樹さんが壊してしまったものですから、せめてこのくらいはさせていただかないと。」
成る程、丁寧な人だ。
すぐに木津樹さんがひょこっと割り込んできた。
「あ、そうだ。白河さんのいる司令室に行くのは最後にしてね。全ての部屋を見たら此処に戻って僕を呼んでくれ。僕でなくともここの誰かなら誰でもいいから。」
「あ、はい」
「…これは嫌がらせですか、木津樹さん」
來鈴さんが、木津樹さんを睨んでいた。
木津樹さんは飄々と答える。
「いやいや、僕らが型通りに案内したって楽しくないだろう?それなら、彼の思うままにここを見てもらうほうがいいと思ってね。」
「まぁ、此処の人が気にする程でもありませんか。…せめて廊下までは案内致します。こちらです。」
來鈴さんが、案内役のように先に進む。
「丁寧なんだから、來鈴さんは」
木津樹さんが、呟いた。
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一人約1000文字程度で書いてます。
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