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学パロ
※瀬戸氷河
「喧嘩、しようぜ」
休日のもう夕方になろうかと言う頃、芳示は突然俺を呼び出してそう言った。
「はぁ?どうしたんだよ突然」
「いいからやろうぜ」
誘う様な言葉なのに有無を言わさない口調。へらへらと笑ってはいるものの、妙に刺々しいというか殺気立っているというか。一体どうしたというのだろう。
「何があったんだ?話なら聞くからさ」
「うるせぇ。黙って殴らせろ」
言うや否や右ストレートが飛んでくる。咄嗟に後ろへ飛び退いて避けれたが、芳示はそのまま前へと飛び込み追い掛けてきた。
「チッ」
「舌打ちすんな!」
左からの拳を右掌で受け止めると、口を曲げて舌打ちされた。力の籠った拳を何とか静めるべく俺は下へと下ろそうとする。
数瞬の、睨み合い。
「ッ!」
更に押す力が重くなったかと思えば、芳示の体が上にブレる。間も無く、腹部に衝撃。体の中から無理矢理空気が押し出され、声にならない声が出た。そのまま衝撃で俺は後ろに倒れる。
「はッ……う、あァ……」
俺はみっともなく腹を押さえて呻いた。腹部へのダメージはマジでシャレにならない。きっと明日は痣になってるだろう。
「氷河」
芳示が、俺を見下ろす。
「今の蹴り、痛かったろ?俺今暴れたい気分なんだわ」
そんな言動とは裏腹に、俺に優しく手を差し出す。
「なぁ、ヤろうぜ?」
「…………」
俺は黙って左手でその手を掴む。そのまま自分の方へと思いっきり引っ張り……堅く握った右拳で芳示の顔を殴ってやった。
「はは……ザマーミロ」
倒れた芳示を笑いながら俺はゆっくりと立ち上がる。
「買ってやるよ、その喧嘩!」
――――――――――――――――――――――――――――――――
そして、対等に殴り合いをしたか、結局氷河が負けたのか。
喧嘩っ早い二人による殴り合いです。ありがとうございます!
ツイッターで最近、この手の話ばかりをしていたのでストライクですよ。
萌えた。燃えた?
不良レベルの喧嘩が、似合ってるんですよ、二人は。
こういうところだと、この二人は本当にかっこいい。
※瀬戸氷河
「喧嘩、しようぜ」
休日のもう夕方になろうかと言う頃、芳示は突然俺を呼び出してそう言った。
「はぁ?どうしたんだよ突然」
「いいからやろうぜ」
誘う様な言葉なのに有無を言わさない口調。へらへらと笑ってはいるものの、妙に刺々しいというか殺気立っているというか。一体どうしたというのだろう。
「何があったんだ?話なら聞くからさ」
「うるせぇ。黙って殴らせろ」
言うや否や右ストレートが飛んでくる。咄嗟に後ろへ飛び退いて避けれたが、芳示はそのまま前へと飛び込み追い掛けてきた。
「チッ」
「舌打ちすんな!」
左からの拳を右掌で受け止めると、口を曲げて舌打ちされた。力の籠った拳を何とか静めるべく俺は下へと下ろそうとする。
数瞬の、睨み合い。
「ッ!」
更に押す力が重くなったかと思えば、芳示の体が上にブレる。間も無く、腹部に衝撃。体の中から無理矢理空気が押し出され、声にならない声が出た。そのまま衝撃で俺は後ろに倒れる。
「はッ……う、あァ……」
俺はみっともなく腹を押さえて呻いた。腹部へのダメージはマジでシャレにならない。きっと明日は痣になってるだろう。
「氷河」
芳示が、俺を見下ろす。
「今の蹴り、痛かったろ?俺今暴れたい気分なんだわ」
そんな言動とは裏腹に、俺に優しく手を差し出す。
「なぁ、ヤろうぜ?」
「…………」
俺は黙って左手でその手を掴む。そのまま自分の方へと思いっきり引っ張り……堅く握った右拳で芳示の顔を殴ってやった。
「はは……ザマーミロ」
倒れた芳示を笑いながら俺はゆっくりと立ち上がる。
「買ってやるよ、その喧嘩!」
――――――――――――――――――――――――――――――――
そして、対等に殴り合いをしたか、結局氷河が負けたのか。
喧嘩っ早い二人による殴り合いです。ありがとうございます!
ツイッターで最近、この手の話ばかりをしていたのでストライクですよ。
萌えた。燃えた?
不良レベルの喧嘩が、似合ってるんですよ、二人は。
こういうところだと、この二人は本当にかっこいい。
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