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エロスをめざせ!
むりだっ!


※瀬戸氷河
「うわ、さすが植物。容赦ねぇ」
帰ってきた魔術師の一言がそれだった。
「……ん、ぅっ……」
口に含まれていた太い触手が抜かれる。
「やば、そそるじゃん!生で見たかったな……、植物仕事しすぎだわー」
魔術師が指をならす。
俺に絡まっていた植物が一斉に離れる。
しかし、四肢を縛り上げる蔦だけは消えなかった。
「ねぇねぇ、何されてたの?」
「言えるかっ!」
植物が体を締め付けつつ、触手が器用に服の中をまさぐって、今の今まで口内を攻められたとか!
「かお、あかいよ?」
「うるせぇ!」
魔術師が、腹を抱えて笑い出した。
絶対に殺してやる……!
魔術師が落ち着くと、鞭を取り出した。
普通の革の鞭だ。
「ふふふ、精神的にいじめる時間は終わりだ。ここからは俺がその身体に傷をいれてやるよ!」
そして、魔術師が俺の身体に鞭打つ。
「ぐぁ、っ……!」
鋭い痛みが走る。
「うーん、よくわかんねぇけどいい感触!」
わかんねぇのかよ!
でも、魔術師は楽しげに俺の身体に鞭を打ち続ける。
その度に俺は、呻き声をあげる。
「結構傷入ったかな……。」
「はっ、ぁ……ぐ、うぁっ……!」
傷にぬめった触手が、撫でるように触れる。
「はは、仲いいな……」
何故か魔術師の方も息切れで、肩で息をしていた。
「あとは、君たちに任せようかな……」
魔術師が牢の外でへたりこむように座る。
昨日よりも数の増えた植物が俺を襲う。
「おい、魔術師……。あれじゃ実験できないんだが……」
「……ごめんねー。」

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エロス未遂。
前日の妄想が鮮明にできた人は、私と握手!
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