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なっにをかこうかなー?
ネタが多すぎて、ぐるぐるしちゃいます。

念願のマインドオープン編。
あげました。
氷河苛め祭の一環です。

・マインドオープンの魔術師
※瀬戸氷河
丙が魔術師に捕らわれた。
何故丙なのか。また俺を誘き出すための策なのか。
次におかしいのは、俺と恭二と芳示に招待状が届いたことだ。
『お友だちの本音を教えてあげましょう!』
中身はこれ一文のみ。
後は、裏に会場……というか居場所がかかれているのみだ。
最後におかしいのは、かなり歓迎されているということだ。
魔術師の住む館の近くの森は静かだが、館の外装がうるさい。
中にはいると、魔術師がようこそ!と俺たちを歓迎する。
「何が目的だ!」
俺が聞くと、魔術師は愉快に笑う。
「そーんな剣幕で聞かれてもなー?俺は、この大人しそうなお友達の本音を聞かせてあげようと思っただけなのに!」
仮面を被せられた丙が、立っていた。
「丙!」
「さぁー、始めようか!イッツ、マインドオープン!」
魔術師が丙の仮面をはずす。
「え、丙……?」
丙は突然嗚咽を漏らし泣き始めた。
「……おかしいよ、みんな、おかしくなっちゃって……おれだけ、取り残されたみたいじゃん……!」
「丙、どうしたんだよ?」
恭二がおろおろしながら、丙を慰めようとする。
「俺は、ただ昔みたいに戻れたらな、って思っただけなのに!」
丙がワイヤーで恭二を拘束する。
丙のワイヤーは、かなり鋭利だ。
ピアノ線みたいに肉が切れてもおかしくない。
「丙!?」
「どこにもいかないでよ……恭二……」
「ちょ痛い、痛いよ、丙!」
丙がきつくワイヤーを締める。
恭二の肉が少し切れる。
魔術師が笑う。
「本音を閉じ込め続けた人ほど、その爆発力は大きいものさ!君達は、ずっとこの男を苦しめ続けた!そのツケが今やってきただけだろう!」
「っざけんな!丙を苦しめるわけねぇだろ!」
芳示が魔術師に吼える。
「さぁ、後は彼に聞いてくれよー。じゃ、帰るかな!」
「待て!」
魔術師が奥に逃げようとするのを、追いかける。
が、俺も丙のワイヤーに捕まった
「氷河も、どこにもいっちゃだめ……!」
「丙……っ!」
「氷河は、いなくなるたびに大怪我してしてきてさ!どれだけ俺が、心配したって、怖くなったって思ってんだよ!」
「ひの、え……」
丙のワイヤーが食い込む。
血が流れるほど、痛い。
「氷河はもう、俺のそばから離れないで……!怖い、から……そばにいろ、よ……」
「わりぃ、丙。それは、出来ない」
「どうして!?」
さらに力が強まる。
毒針まで用意し始めた。
「俺がいたら、苦しむのは丙だから……。俺は、丙に怪我してほしくない」
「そんなの、こっちだって同じだよ!」
「つか氷河!自分をまるで疫病神みたいに言ってんじゃねぇぞ!」
「そうだそうだ!」
「え?」
何故か芳示と恭二までもが、俺を攻め始めた。
「今は俺の話じゃねぇだろ……」
「「「いいや、お前が悪い!」」」
今度は、同時に怒られた。

-------------------
なんか芳示や恭二や氷河までもマインドオープンしそう。

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