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マイペースなおちょくり役と、勝ち気で強気なマルチシューター。


・マルチスタイルシューター
※瀬戸氷河
「氷河はさー、銃撃って、魔術使って、殴り飛ばして、その他もろもろ武器使ってるけど、本命はなんなのさ?」
雨境が、俺のベッドで寝転んだまま聞く。
「確実なのは銃殺だろ。その他はそれに持ち込むための手段だよ」
「それにしては、最近芳示と格闘練習してるらしーじゃん?」
「そりゃ、一番スカッとする方法であるからな。それでも、一番苦手だし。」
「そーだよねぇ。氷河はいちいち隙があるんだもん」
雨境にまで見破られていたとは。
俺はやはりまだまだ甘いらしい。
「筋はいいんだよね。速度もあるし、威力もあるよ。けど、弱いよねー氷河」
「フォローしてたつもりか?」
んーん、と首を振る雨境。
ほんと、腹立つな……。
「んで、なんで格闘しちゃってるわけ?」
「楽しいから、だな。結局、原点は喧嘩になると思うんだ。ずっと前からあるスタンダードな喧嘩は、殴りあいだろ。だったら、それに勝たなきゃ男じゃないだろ!」
「姫様が男を語りますかー……。」
「そのネタやめろ」
「でも、氷河に女子力求める方が無駄だよなー。あの吸血鬼は容姿でしか氷河を見れてないよね。」
雨境が寝転がって仰向けになり俺を見る。
「氷河ってさー、割と硬派な思考持ってるよねー。芳示の影響かな?」
「そうだと思うぜ」
「んー、その容姿ならもうちょい軟派でもってか、女子っぽくてもいいのに」
「顔だけで判断されるのは癪に触るだろ」
「氷河って、自分の美貌嫌い?」
「美貌って言い方をされると、嫌いになりそうだな」
「まー、女っぽいという訳じゃないからなー。美青年ってだけだもんね。かっこいいだけ。」
「かっこいいだけってな……」
「いやいや、俺は氷河のそういう思考好きだよ?でも、恭二とかどう思ってんのかな。」
「恭二?」
ここでどうして恭二の名前を出すんだよ。
「いやさ、好きな人が美青年なのに硬派な喧嘩好きでもいいのかなーって。」
「恭二は、どちらかというと軟派な奴だからな。俺が巻き込んでる時はある。」
「ほんと、変な連中だよね。氷河のまわり皆。姫様でもないのにどーして庇いたがるんだろ」
「さぁな。別に俺は守られるほど弱いつもりもねーけど」
「あ、思い出した。氷河が自己犠牲的だからだ。降伏という言葉が氷河にないからだ。いつまでも噛みつくのは男らしいかもしれないけど、自分と相手の実力差ぐらいは理解しないとさー。危なっかしいよ。」
「俺は、雨境に説教されてんの?」
「うん、そーだね。氷河がかっこよすぎてムカつくから怒ってる。挑発されたら本気で殴りたくなるぐらい綺麗なんだもん。容姿端麗って憎い。」
「理不尽な……」
「だって、ほっといたらもっと動きやすい格好になってそーなんだもん。というか、グローブつけ始めた氷河は危ない。格ゲーに出たそう過ぎる。」
「出たいかもな。暴れたい。」
「……うずうずしないでよ。諦めてよ。」

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じゃ、逆に女子力のある氷河ってなに。

美青年で割と硬派な思考で、喧嘩っ速い。
格闘状態だと、挑発増えそうですね。
自分に自信持ってるので。
嘲笑う表情で「ほら、かかってこいよ?」とか言われたら殴りにいきてぇわー。
という妄想を悶々してた。

男前受けというほどでもありませんが、氷河は姫君とからかわれる分、男らしくなってます。

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