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行き過ぎた行為には体罰を。
調子に乗ってる青年には苛めてやるぐらいが丁度いい。

模擬戦シリーズになるやいなや。



※鹿屋牙狼
「やっと見つけましたよ、才臥」
「うそ、だろ……」
才臥を追い詰める。
才臥は、怯えきった表情で後ずさる。
「か、鹿屋さんさ……謝ったじゃん俺!な、なんでまだ追っかけてくるんすか!?」
「反応が面白いから」
「んなの末沢のが面白……あ」
才臥が自分で口を塞ぐ。
「わかってんじゃないですか。才臥」
「い、いや……違うんだって!末沢をからかってたのは、暇だったからであって、別に面白がってからかったわけじゃ……!」
「いってること、そんなに変わってないですよ?」
「嘘ぉっ!?」
面白いなぁ、才臥は。
ちょっとからかうだけで、こんなに動揺するなんて。
「鹿屋さん!あそこに末沢がー!」
振り向く前に、才臥は逃げてしまった。
「嘘ならもう少し面白い嘘をついてほしいな……」
逃げてく才臥は、誰とぶつかっていた。
相手は氷河だ。
「何やってんだよ、才臥」
「今はお前に構ってられん!」
「何やらかしたんだ……あのバカ」
猛スピードで逃げる才臥には、追い付けない。
それなら、もう一人で憂さ晴らしするか。
小刀を抜き、物騒に襲い掛かってみる。
「な!?」
対する氷河の反応はよく、咄嗟にナイフを抜き、小刀と打ち合う。
「どういうつもりですか……鹿屋さん」
「才臥に逃げられたし、腹いせにからかっただけですよ。」
氷河に鋭い目で睨まれる。
確かに、そそられるものはある。
「いや、面白い反応しますね、氷河も」
「いや、殺しに来てただろ!?」
「そんなことないですよ?」
と、がら空きの腹に火の魔術を打ち込む。
「っ!?」
それを食らった氷河は、腹を抱えて踞る。
「いい優越感ですねー」
「本気で魔術打つやつがいますかね……」
「全然威力弱めましたよ?」
嘘だ……と、呟く氷河。
「いやいや、いい眺めですよ。氷河苛めたくなるのもまぁわかってきましたよ」
小刀をしまう。
「でも、末沢のが面白い」
すっきりしたので、部屋に戻る。

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サディストというかただ場を荒らす鹿屋さん。
サディストは難しい。リクエストでした。

本気の模擬戦はまたいつか。

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